2005/06/27

沖縄戦終結メモ

おはようございます。例年夏になると新聞、テレビで平和を考える特集が組まれます。だんだん縮小傾向にあったのですが、今年は戦後60年ということで例年より多いような気がします。

6月23日は沖縄戦終結60年でした。何か書いておくべきだと思いながらできずにいました。関連リンクをメモとして残しておきたいと思います (少しずつ追加したいと思います)。

なお、6月23日を沖縄慰霊の日とするのはふさわしくないと、brotherjinさんが指摘されています (「沖縄慰霊の日に」)。6月23日以降も多くの民間人が亡くなっている。「(補稿)沖縄慰霊の日に」も含めて、深い考察があります。

毎日新聞 2005年6月22日
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その1) 「捨て石」苦難今も
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その2) 「本土並み」は遠く
  -- 「沖縄県民斯(か)く戦へり」で有名な大田中将の電文もあります。
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その3) 米海兵隊の沖縄
戦後60年の原点: 1945年6月23日、沖縄戦終結(その4止) 沖縄の進む方向
戦後60年の原点: 沖縄・2005年 慰霊の日・60年 消えゆく記憶

感想はうまく書けません。これらの文章で伝えられることを薄めてしまうだけのような気がします。

最も強く感じることは、沖縄を「本土」と分けて考えているということ。

沖縄を「本土」と分ける意識は今でも続いている。沖縄には在日米軍専用施設の約75%が集中している。そしてその負担を国全体で負う意志のある人、具体的には沖縄から基地を移転させたときに自分の住む地域に受け入れる覚悟がある人は少ない。自分自身もその覚悟はできていないので、差別に加担しているともいえるのだ。

戦後60年の原点: 在沖米軍基地は「不要」、沖縄70%・全国45%−−世論調査


その他の関連リンク
沖縄慰霊の日: 稲嶺恵一・沖縄知事の平和宣言(要旨) (毎日新聞 2005年6月23日)
沖縄慰霊の日:小泉純一郎首相あいさつ(要旨) (毎日新聞 2005年6月23日)
  -- 以前「語り継ぐ意志」でも書きましたが、表層的という印象です。

2005/06/23

顔写真やICが入っても...

... 名前とカード番号と有効期限さえ分かれば買い物できるんだったら意味ないよな。

こんばんは。中井貴一です (ウソ)。カッパでもタヌキでもないので間違えないように。

クレジットカードは保険がかけられていますので、その点ではまだ安心です。利用明細でおかしなところがあったらすぐに電話しましょう。チェックは毎月きちんとしてくださいね。さかのぼっての検証は困難になりますので。カード枚数が多くなるとチェックも大変ですので、絞り込みましょう。

心配なのは銀行預金のほうですね。キャッシュカードのスキミングはこれまで完全に顧客の責任となっていました。補償に関して検討されているようですが、顧客の責任も勘案されるようですので。3月頃までにWebで下ろす金額を設定できるようにすると言っていたのですが、その後全然連絡ありませんね。これができるようになると、下ろすとき以外は0円に設定しておくことができて安心なのですが。

また通帳+印鑑 (というか印影でOK) で下ろせるのは変わってないんじゃないかな。本人よりも印鑑のほうが信用されているのはどうかと思いますよね。

ペイオフなどは関係ない庶民にとっては、こういうリスクのほうが大問題ですね。お金をもっておくと不安なのでぱあーっと使っちゃいましょう。うそうそ。

必要最低限を残して証券会社に移すのも手だと思いますよ。現金化にちょっと手間が増えるかもしれませんが、それも無駄遣いの抑止力になっていいんじゃないでしょうか。

2005/06/22

ジャーナリズムの役割

こんばんは。

昨日「長崎原爆投下1ヵ月後のルポ」に関して感想を書いたのですが、その中で、「(毎日新聞は) 情報操作に結果的に (または積極的に) 協力していることを自己反省も含め書いています」と書いた。具体的には、「クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その2止) 米の戦争報道規制、今も」(毎日新聞2005年6月17日)の
米軍の動きを直接取材し、戦況を伝える上で極めて限られた機会なので従軍した。だが、制約が多い中、当局が提供する取材の場を利用せざるを得ない。開戦前のガスマスク装着訓練の記事は、実際には存在しなかった化学兵器の脅威を強調する効果をもたらしたはずだ。 
横須賀を母港とするキティホークには複数の日本メディアが「配属」された。新聞やテレビへの登場機会を増やし、日本に家族を残す乗員の士気高揚につなげる狙いがうかがえた。戦場の現実を伝えるという本来の責務とは別に、「国際的な反戦世論の中での戦争遂行」という米国の国益に沿った「宣伝役」として使われた側面も否定できない。
の部分を指している。

これについて書き忘れていたことがある。それは「今はどうなの?」ということだ。

サマワに駐留する自衛隊、最初こそ各社から派遣されていたが、早い段階で各報道機関は撤退していると聞いている。自衛隊宿舎への砲撃等のニュースがあったが、それは自衛隊から送られてくる情報をイラク国外で受け、「サマワ発」として送っていたはず。いわば大本営発表だ。

その後抵抗がはげしくなると、自衛隊は宿舎に籠りっきりであるとか、ハローワークにイラクでの給水活動と思われる求人があったとかいう情報も流れている (噂と切り捨てるつもりもないが、真実と鵜呑みにするつもりもありません)。これらに関してはマスコミによる検証はなされていないように思う。そんな中で1年間の派遣延長も何事もなく決められた。

このように、口で反省してもなー、今後、それから今、どのように取り組むのか明らかにしてもらいたい、と思っていたところに、きっこさんのブログにこんなことが書かれていました。

きっこのブログ 2005.06.18 「サマワで被爆した自衛隊員たち」(「被曝」ですね)

帰国した自衛隊員の奥さんにできた赤ちゃんに生まれながらにして障害って悲惨すぎる。これも鵜呑みにするつもりはないのだが、信頼できる情報が他にある訳ではない。報道機関は帰国自衛隊員の調査を行ってもよいのではないか。そういうことを行うことが、「反省」を示すことではないのか。もちろん自衛隊から拒否される可能性は高いと思う。しかしそれならば、自衛隊が隠そうとしている事実を報道すれば良い。その事実が真実を語っているといえるだろう。

ライブドアの堀江社長の既存ジャーナリストを軽視する発言に対して、多くの既存ジャーナリズムが、プロのジャーナリストでないとできないことがあるということを主張していたとおもう。我々はそれを見せていただくことに期待している。

追記: トラックバックが来ていて、「噂の一人歩き」って書いてあるので事実を示して否定してくれていると思ったのですが、そうではありませんでした...
私の記事はむしろ「噂の一人歩き」を抑え事実を追求することをジャーナリズムに期待する内容なのに、愛・蔵太ももうすこし調べて (というかちゃんと読むだけなので) ものを書いてほしい。

コメント
 Commented by ネオ筑摩屋松坊堂 at 2005-07-15 11:11 x
>事実を示して否定してくれている
「無い」ことを証明するのは「悪魔の証明」なのでできません.
まあ,声が大きくなれば問題の期間に生まれた自衛官の子女を
政府が片っ端から調査したりするかも知れませんが.

しかしわたしがMedlineで検索した限りでは,催奇形性が「ある」とは認められませんでした.
「研究が政府に握りつぶされている」? 学術研究というのは,特に西側諸国においては,報道よりも何よりも自由なものです.

そう言えば,「劣化ウランで白血病が起きる」と主張する論文は,わたしが探した限り1本しかありませんでした.それが,フセイン政権下で行われた学会の会議録w

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-16 02:22 x
★ネオ筑摩屋松坊堂さん、
確かに一般には列挙による「無い」ことの証明は困難ですね。ただ私が欲しいのは「現在までにイラクに派兵された自衛隊員」と範囲が限定されるので全員健康診断+問診は可能と考えています。もちろんブロガーがそれをできる訳ではないので、「噂の一人歩き」を嘆いているのは、列挙ではなく論理的帰結から否定してくれることを期待したのです。
ネオ筑摩屋松坊堂さんがMedlineをサーベイされた上での結論ですので今のところ信頼性あるのだと思います。日本政府が全世界の研究を監視し握りつぶすなんてことも考えていませんしね。

2005/06/20

長崎原爆投下1ヵ月後のルポ

こんばんは。「平和への祈り」のカテゴリはひさしぶりになります。

先日毎日新聞に「原爆ルポ 60年ぶり発見」という記事が1面トップになっていました。

毎日新聞2005年6月17日
速報
長崎原爆:米記者のルポ原稿、60年ぶり発見 検閲で没収(写真付)
長崎原爆ルポ:ジョージ・ウェラー記者原稿全文 その1その2その3

毎日新聞2005年6月17日朝刊
1面 長崎原爆: ルポ、60年ぶり発見 米記者「放射線障害」詳述−−GHQ、公表許さず
2面 クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その1) 当時、公表されていたら…
3面 クローズアップ2005: 長崎原爆ルポ(その2止) 米の戦争報道規制、今も
12面 戦後60年の原点: シリーズ特別編 長崎原爆、幻のルポ(その1) 奪われたペン
13面 戦後60年の原点: シリーズ特別編 長崎原爆、幻のルポ(その2止) 隠された地獄
30面 長崎原爆ルポ: 投下1カ月後に取材受けた元米兵捕虜、記者の忠告鮮明に(その2止)
31面 長崎原爆ルポ: 未知の症状、闘う医師 60年前の凄惨、今に(その1)

毎日新聞2005年6月17日夕刊
長崎原爆ルポ: 反響 「60年の空白」に怒り

長崎に生まれ育って、原爆資料館は何度も行きましたが、外傷がほとんどない状態で人が死んでいくことの悲惨さに関してはあまり伝えられていないように思います。「ガラスびんと一緒に溶けた手」など他の展示の凄惨さに隠れて印象が薄くなっているだけかもしれませんが。むしろ「はだしのゲン」(これも通して読んだことはないのですが) から先に知ったような印象が強い。このウェラー記者のルポは、1ヶ月後であることから、そのなんだか分からない死因の恐怖が伝わってきます。

毎日新聞では報道機関として、戦争報道、検閲に関しても多くの言及があります。
・これが当時アメリカ、全世界の人々の目に触れていたら、核規制の声が強まっていたはず
・ベトナム、湾岸戦争、イラク戦争でどのような規制/検閲が行われたのか

検閲は戦前のことのような印象を受けますが、イラク戦争が行われている (終わったことになってるんでしたっけ) 現在も続いていることが分かります。情報操作に結果的に (または積極的に) 協力していることを自己反省も含め書いています。

原爆に関しては、今も無知と知らせることの拒絶が続いています。米国ではスミソニアン航空宇宙博物館で原爆展を行うことになっていたのが中止に追い込まれたことがありました。「原爆が戦争の終結を早めた」という「意見」をいうのはいい(毎日新聞 2005年6月18日 「原爆開発60年: 米テネシー州で記念行事 譲らぬ「正当化」−−“終結”一役が誇り」)。しかしその前に、原爆投下で起こった「事実」を知ってもらいたい、知った上でその意見言えよ、と思います。

NPT会議が先日何の成果もなく終わりました。核兵器を持つことが特権であって、特権は先進国だけで十分だ、いや開発途上国でも持っているところがあり、先に持ったもの勝ちというのはおかしい、という論点だけが議論されているように見えます。ここで議論している人々にも長崎、広島の原爆資料館に行ってもらいたい (NPT会議にあわせて訪米されたKEN-NYEさんのレポートによると、国連内で原爆展が行われたそうですね)。

また、日本政府自らが核兵器の悲惨さを積極的に伝えてもらいたいと思います。別に日本人が唯一の被害者だということを強調しなくてよいです。人類にとって破滅の恐怖の元であることを伝えてもらいたいと思うのです。

コメント
 Commented by rkya at 2005-06-20 15:31 x
ほんとですね。今回のルポのように闇に葬られた記録があるのは
以前から言われていたことで驚きもしないけれど、どんな国も
核兵器なんて持っていいわけないんだって、ばしっ!と
言えないもんでしょうかねぇ日本政府は。・・・言えないか(-_-)

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-20 23:15 x
★はるかさん、
ばしっ!と言えないかもしれませんが、おずおずとでいいので、「あのー、ちょっと言わせてもらうと(いや断られてもいうつもりなんですけどね)、こんな結果になりますけど」って言うべきなんじゃないかと思います。

2005/06/19

Musical Batonを受け取って

こんにちは。ジェンソン・バトンです (ウソ)。

@HOMEのfumi-oさんから「バックログ」にトラックバックをいただきました。ここには宿題のリクエストもひっそり募集していたのですが、実際にもらったのは初めてですね。

Musical Baton
という数珠つなぎ企画です。さっそくこたえましょう。

■Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

iTunesには、8.38GB (2408曲) 入っています。FreePlay Musicという、ムービーの背景音楽用のものも含めてですけどね。まだ入れてないCDもあるんですけどね。LPレコードはどうしましょ。

■Song playing right now
(今聞いている曲)

パーティーシャッフルで刻々変わっていくんですが、その最初にかかっていたのは、

海の道 / 上々颱風 アルバム「上々颱風

■The last CD I bought (最後に買った CD)

中原めいこ 「ツインベスト」

これ2月なんですが、もしかしたら在庫処分セールで 「Carry On my way」 (SPEED) と「ぜんぶ! プッチモニ」(爆) を買ったのがそのあとだったような気がする。

■Five songs (tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)

そんな人の逆鱗にふれる、じゃなかった、琴線に触れる質問をされても ...

ここは変化球でかえしましょう。バックログにあげている「My セツナ Compilation」です(後から選曲変えています)。

Blue Bayou / Linda Ronstadt
  -- Blue Bayouに残してきた赤ちゃん。働いてお金をためて早く戻って幸せに暮らしたい。

Jolene / Olivia Newton-John
  -- 魅力的なあなただったら相手を自由に選べるじゃない。だから私の彼をとらないで。

Friends / REBECCA
  -- どこで壊れたのOh, Firends. 他人よりも遠く見えて

セカンド・ラブ / 須藤 薫
  -- ありがとう 何もきかないわ / みがきたての車に 乗せたかったのは / 私じゃなかったはず

Sara / Starship
  -- No time is a good time for goodbyes.
  -- I’ll never find another girl like you.

ほかに、九月の雨 (太田裕美)、愛が止まらない 〜TURN IT INTO LOVE〜 (Wink)、Time goes by (Every Little Thing) ... など女性シンガーばっかりですね。

■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)
私に音楽関連でトラックバックをくれた人たちを選べば、自業自得とあきらめてくれると思ったのですが、それでは足りなさそう。音楽関係の記事を書いている人も追加します。

食べる・聴く (n_ayadaさん)

反米嫌日戦線 LIVE and LET DIE (死ぬのはやつらださん)
平和はお好きですか? KEN-NYE's essey (KEN-NYEさん)
■designcafe-blog (ひらさわさん)
サンドマンがやってきた!(サンドマンさん)

ネズミ算で増えていってしまっては破綻しますし、不幸の手紙でもないので、気が乗らなかったら無視して下さい (不幸の手紙は無視しちゃいけないのかって? いやそっちは絶対に無視して下さい)。

2005/06/15

ラララミーナさんの個展に行ってきました

みなさん、こんばんは。ラララ ラブソング、久保田利伸です (ウソ)。

ラララミーナの絵日記のラララミーナさんの個展 (おしらせはこちら) に行ってきたのでした (下の絵はラララミーナさんのブログから。ほかにもこんなタッチの絵がたくさんありますよ)。



どうです、行きたくなったでしょ。絵だけでなく、布で作ったもの (なんていうんだっけ? 刺繍? アップリケ?) もあります。

絵を鑑賞しただけでなく、ミーナさんに絵の制作方法などお話を聞いたりして、楽しい時間を過ごしました。とはいえ、外出の途中のお昼の時間によっただけなので、あまり時間が取れず残念でした。

ミーナさんの絵が魅力的だと思った人はいってみると良いと思いますよ。土日を含んで6月19日までです。

みんなソニーが大好き

こんばんは。早稲田大学に「井深大ホール」というのがあるのですが、「いぶか・だいほーる」なのでしょうか、「いぶかまさる・ほーる」なんでしょうか。

日経BizTech No. 007の第1特集は「勝手に考えるソニー再生計画」。7人の論者がそれぞれ提案を行っています。切込隊長山本一郎氏も寄稿しています。またOBの皆さんの意見(1ページ以内)を集め、整理している記事もあります。

特集の前書きにも書いてあるのですが、みんな言うことが違います。正反対もある。

■ ものづくりは原点なんですが...

自身の役割を問い直しものづくりに回帰を: 常盤文克氏
ものづくりに「退行」することなかれ: ヘンリー・チェスブロー氏
ナンバー1と素材にこだわり、家具まで手掛ける: 成毛真氏
-- 素材を生かした製品の提案を

■ エンターテインメントへの関与

エンタメの王様復活は「第4の娯楽」の確立から: 西和彦氏
-- 「お金を使ったエンターテインメント... カジノ、ネット株取引
エンターテインメントを切り捨て業務用機器に特化せよ: ピーター・シーリー氏

■ 企業の大きさは適正なのか

サムスンに買われる手も: 越智大蔵氏(OB)
-- 小さな企業に分社化を勧める
M&Aで業界再編を先導し、「成熟市場」の覇者となれ: 山本一郎氏

特集の前書きでは、これらの共通点を「変わりなさい」ということとまとめています。「そこそこの収益を上げている現状を捨てろ」、その「リスクをとれ」ということとまとめています。

私の全体を読んだ感想は、「みんなに愛されているんだな」ということ。自分の得になる訳じゃないのに一所懸命対策を考えてくれるひとがたくさんいて、幸せだと思う。その点では、勝手に製品のデザインをやってくれる人がいるアップルと通じるものがあると思います。

あ、そろそろメンテナンスの時間。一旦投稿しますが、あとで追加するかも。
→ 明日 (16日)でしたね...

2005/06/12

青春18きっぷか青春サイクリングか - どっちを選ぶ?

こんにちは。青春2.0です (なんだそれ)。

以前は夏休みはなにしようかなーとずっと前から考えて、計画自体も楽しみでしたね。最近はそんな余裕もなく、気付いた時にはもう直前になっているということが多くなっていました。

これではいかん、ということで、今年は青春18きっぷを使うか、自転車で3泊くらいの旅行をしようかと考えています。旅行自体にはあまりきっちりした計画は立てないのですが、行くぞと決めておかないとそのまま流されそうですので。それに自転車旅行の場合は、自転車を買うところから始めないといけないのだ (っていばるな)。

自転車を買おうと思っても、何を買えばいいかすら分からないのですよ。昔はツーリング、ランドナー、スポルティーフ、ロードレーサーくらいしか種類がなくて、小旅行にはランドナーって決まったのですが。今お店にランドナーなんておいてないし、サスペンションなんかついたごついのとか、軽いけど20万円以上するのとか、圧倒されるのばっかり...
やっぱり軽いのがいいですね。昔持ってたのが13kg位だったかなあ、やっぱりそれくらいが適当だと思います。それからタイヤはチューブラーでないほうがいいですね。それ以外のことはあまり分からないので、勉強から始めないといけないのがつらいところです。
結局決まらなくて、鉄道での旅行になるかもしれません。

ところで青春18きっぷと書いたのですが、まだあるのかな。

それよりも体力が心配ですよ。結局温泉でのんびりしてきました〜って報告になるかも。

追記: 結局自転車を買いました。8/9-11 2泊3日自転車旅行に行きました

2005/06/11

インダストリアルデザインは自然に学べ

... ということで、ハコフグの構造を学んで作った自動車です (写真は下記記事より)。

Tech-On! 2005/06/08
DaimlerChrysler社、生物工学を応用したコンセプトカー「bionic car」を発表
ハコフグの外皮は、軽量で強度が強い六角形の骨格を覆うことで、傷害から身体を守っている。... 車体全体にこの方式を取り入れた場合、強度と衝突安全性を低下させることなく重量を3分の1にできる。
ということだそうです。3分の1というのはボディだけだろうとは思いますが、それでも画期的ですね。

流れるようなラインもかっこいいですね。発売されたらぜひ買いたいと思います... すみません、ウソです。

そういえば、新幹線もカモノハシがお手本でした。ほかにもいろいろありそうですね。

食品の廃棄はもったいない

こんにちは。食べ放題で食べ過ぎると幸福感だいなしですねっ!

毎日新聞で、「食の現場から: MOTTAINAI」って連載がありました。

食の現場から:MOTTAINAI
6月6日 石川県立大教授(廃棄物学)・高月紘さん
6月6日 1 コンビニ・スーパー
6月7日 2 野菜選別
6月8日 3 ホテル
6月9日 4 外食産業

高月さんの記事中に出ているデータが衝撃的ですね。厚生労働省のデータでは、一日一人あたり725キロカロリー (約28%) が食品ロスになっているそうです。また、環境省によると国内の食品廃棄物は02年度で約2154万トン、同じ年に世界各国 (日本じゃないですよ) から発展途上国に支援された食糧の830万トンを大きく上回るということです。そのうちの約半分1189万トンは家庭からということで、これは我々の努力で減らすことができます。高月さんが調査した京都市では、家庭ごみのうち、手を付けていない食品が9〜14%、6割が賞味期限内だったそうですから、努力というまでもなくかなり減らせることがわかります。

スーパーでは賞味期限に迫ってくると値引きして売れ残りがないようにするのですが、コンビニでは認められていません。それでは売れ残りが出ないように入荷を抑えるというのは通常の考え方ですが、欠品するとお客が来なくなるそうです。これを機会損失 (機会ロス) というのですが、セブンイレブンの鈴木会長も廃棄ロスを減らすより機会ロスをなくすことを重視しているようです (著書「考える原則」)。上記記事 (「1」) では、「まだ食べられるのに、本当にもったいないと思う。世界には飢えた子どもが多いと聞くが、何とかならないものか」という店主の心痛を伝えています。

客である我々がそれを望んでいるということですよね。我々に何ができるでしょうか。
ひとつは、廃棄を減らすことを取り組んでいるところをひいきにするということでしょうか。AM/PMはそのひとつですね。とれたてキッチン (以前は「フローズンとれたて弁当」という名前でした) は、冷凍することによって廃棄を減らしています。サンドイッチやおにぎりは今までと同じなんでしょうが。

学校給食では残さず食べることを昔ほど強く言わないそうですね。それからO-157の影響で食べきれなかったパンや果物を持ち帰ることも禁止しているそうです。ちょっと行き過ぎだと思います。これからは教育の現場から「もったいない」教育を重視してもらいたいと思います。

ところで、これでやっと200本めです。yodaway2さんの半分のペースですね。文章の長さを考えるとさらにその5分の1くらいでしょうか (笑)。これからもスローペースでいきたいと思います。

関連記事 (トラックバック先)
つかさ組さん: 賢い主婦はスーパーで手前に並んでいる古い牛乳を買う。
-- 消費者に依頼するだけでなく、企業の取り組みを問うています。
風待ちさん: 梅と関係ない話
-- セブンイレブンに公取委が調査に入るニュースに関連して

コメント
 Commented by ma_cocotte at 2005-06-11 15:42 x
こちらのカルフールですが11:30から13時頃までサンドイッチショップが出ます。バゲットに野菜とお肉を挟んだものが主ですが,よく考えてみるとパンは前日夜か早朝,野菜,肉は前日店内でさばけなかったものです。店内にローストチキン,ポークやハムなどの惣菜売場もあります。このお昼だけのショップ,安くて美味しいし時間をかけずに食事できるので大変な行列ができますよ。時間前に売り切れ閉店です。デザートでケーキも売られますがこれも前夜のものでしょう。
形が変わるだけでヒトって買うものですよね。日本だと余り物を売っていると言われちゃうのかなあ。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-11 22:03 x
★ココさん、日本でもお店でお惣菜を作っているスーパーでは、鮮魚等は熱を加えてお惣菜になるようです。コンビニでは工場から配送ですし、もともと生物はありませんから難しいですね。
あまりおおきくないスーパーだと、イカ等を店員がくんくんってやって、まだいけると判断すると賞味期限の更新してお店に並ぶらしい。日本でも余り物もちゃんと安くして出してくれたら受け入れられますよ。安くなる時間を待っている人も多いです。

2005/06/10

「靖国」を外交カードに

こんばんは。日本の2つのゴール、どかんという派手さはありませんでしたが、見直すとなかなか巧い技がありましたね。

私は基本的には靖国に対しては代替施設推進の立場をとっていました(「靖国の問題」)。中国が靖国問題を出すことは確かに内政干渉ではあるでしょうが、それがなくとも、日本人として宗教に関係なく追悼の意を表すことができる施設が必要という立場です。もちろん中国につけいる隙を与えたくないというのもあります。

しかし、今ここで止めてしまっては、中国を増長させるだけで、今後さらに悪影響を及ぼすでしょう。いっそのこと、戦犯だけでなく、空襲で亡くなった人々、銃後を守っていた来た人々、明治以来富国強兵の「富国」のほうで頑張ってきた皆さん、結局日本人全員を祀っちゃえば、相手も振り上げた拳の行き先を失って見物なんじゃないのとも思っていました。でもこれも強要できないんですよね、分祀を強要できないのと同様に、民間の宗教施設だから。

そんななか、以下の2つの主張を読み、自分の中で考えがすっきりしたと思います。

娘通信♪さん: 中国と靖国問題・・内政干渉と党派相克

浮世風呂さん: 河野議長の勇み足:本当に「国益」を守れるのか?

娘通信♪さんは、
中国はこの件を
単なる歴史認識の問題だとは思ってはいない。
彼らが公式的に何を言おうと、
その本音は 
 「日本を従属させる」 
この一点のみ。
と指摘し、日本国内の意見の対立は中国を利するだけと主張されています。一致団結して中国の圧力をはねのけろということですね。

一方、浮世風呂さんの主張では、「河野洋平・衆議院議長は三権分立の原則を崩すな」という主張も柱ではあるのですが、もう一つの柱は、「ただ自粛するだけでは、国益にならない。何らかの譲歩 (国連安保理・常任理事国入りなど) を引き出せ」ということでしょう。

譲歩を引き出すのは難しいかもしれませんが、主張する価値は大いにあると思います。少なくとも圧力をかければ折れる日本ではないことを認識させることができます。靖国問題は、もともと国内問題のはずで、普通なら外交カードになり得るものではありませんが、相手が言ってくれるおかげで外交カードに使うことができますね。
日本国内の対立もうまく使いましょう。

昔55年体制のとき、吉田内閣等は、野党の反対意見を上手く利用してアメリカから譲歩を引き出したと聞いたことがあります。本当は自分も引き出したい条件なのですが、「これがないと野党を抑えきれない」といって、アメリカを折れさせたそうです。昔私は「反対だけで何の譲歩も引き出せない野党」と思っていたのですが、それなりに価値はあったんですね。

さてここで私が何をいおうとしているかと言うと、河野議長やその他参拝自粛論者に、「参拝を自粛するように」ではなくて、「参拝を自粛することで、中国から常任理事国入りの協力をとりつけろ。ガス田開発をやめさせろ、尖閣諸島でガタガタいうのを止めさせろ、...」と言ってもらう。小泉首相はそれを受けて、「国内の意見に抗い難くなったので、この問題で助けて欲しい」と下手に出る姿勢をみせながら主張する。

これには、日本は色々な意見を自由にいうことができる国だということをアピールする効果もあると思います。

これで解決するなんて妄想は持っていません。交渉が決裂しても失うものはありません (ガス田は別ですが)。先に述べたように、日本も一筋縄でいかないことを認識させられれば十分だと思うのです。

追記: SIGHT 24号を買ってきました。特集の一つが「反日を検証する」で、毛里和子さん、藤原帰一さんのインタビューが載っています。SIGHT自体は平和指向が強く、その意味で左寄りと言えるでしょう。しかし、どちらの論者も対立軸で考えるのではなく、プラグマティックな視点から中国との関係をどう築いていくかを論じており、参考になります。藤原帰一さんは小泉首相の靖国参拝をやめれば良いという主張ですが、毛里和子さんのインタビューの中で、
取り引きと言うのも考えられるんでしょうね。安保理常任理事国入りを中国が支援するかわりに、首相在任中は靖国神社の公式参拝はしないとか
とありました。いや、同じ考えがあった、というわけで単なる紹介です。なお、毛里さんはこれがやはり難しいことは認めています。

2005/06/07

ウワサは本当だった

こんばんは。ガイ・カワサキです (ウソ)。

昨日あたりからブログでちらほら見かけたウワサ、本当でしたねー。びっくりしました。

ウワサ → アップル、チップをIBM製からインテル製に切り替え? (WIRED NEWS 2005年6月5日)

発表 → アップルのインテル移行は成功するか (WIRED NEWS 2005年6月6日)
ジョブズCEOは過去を振り返り、アップル社はこれまで、大きな移行を2度経験してきたと説明した——1990年代半ばに行なわれた米モトローラ社の『680x0』プロセッサーからPowerPCチップへの変更、さらにその数年後の『OS 9』から『OS X』への移行だ。今回のインテル社への転換は、3度目の大きな移行になるとジョブズCEOは位置付けた。
そうなんですよね。

アーキテクチャの変更はアプリケーションの改造を意味します。その対策ですが、CPUアーキテクチャの移行のときはエミュレータでした。OSのUnix (Mach)への変更にはクラシック環境を立ち上げ、切り替える方法を提供しました。今回はCPUアーキテクチャの変更ですから、移行にはエミュレータを用意するようですね。

Tiger発表時に、今年は画期的な製品が控えているといっていました。これだったんですね。

Macを買い換えようと考えていた私、また、今買い換えるか/新製品を待つかで、躊躇逡巡することになりそうです...

ところで、デザイン関係ではまだOS 9が主流だそうです。エミュレータでMac OS 9 環境を動かすことになるのでしょうか。他人事ではあるんですけどね。

追記: 私としては、どうせ変えるんだったらソニーのCELLを使ってほしかったなあ。Intelじゃなんかわくわくしない。

コメント
 Commented by cosicosi3 at 2005-06-08 10:34 x
印刷物を作成する上ではOS9が主流です。
私のMacにもOSXが入っていますが、使ったことありません(苦笑)
確かに、Intelではわくわくしないですね。
Winと変わらないですもんね。

 Commented by smpinkd at 2005-06-08 12:50 x
先日、友人のデザイナーと話したときにOSX使ってる? という話になりました。
みんな周りの動向を伺っているようですね。
(僕は半端デザイナーなので、OS9あり、OSXあり、WINありのなんでもなんですが、、)
印刷関係はやはりOS9が主流ですね。大手印刷会社がOSXに対応してないから。リスク回避ですね。
仮にOSXに移行する場合、アプリとかファントとか買い直さなきゃいけない。その割にはそれほどの恩恵が受けられないというのが現実みたいです。

Intel、僕は賛成です。熱くならないPB作って欲しいです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-08 22:47 x
★cosicosi3さん、
印刷が絡むとOS 9なんですね。今後ワークフローどうなるんでしょうか。
OS X使ってないのはもったいない気がします。でも使い出すとOS 9で仕事するのが嫌になっちゃうかも。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-08 23:02 x
★smpinkdさん、お久しぶりです。
デザイン関係の人にはOS9欠かせないようですね。私はソフト(といってもPhotoshopもElements)の新しいバージョンが出てアップグレード価格だったりするとついつい買っちゃいますから、OS Xには順次移行できていました(でもまだデータベースにClarisWorksを使っていますが)。フォントなどは「新機能にふらふらっと...」なんてなくて、買い替えのメリットがないので、頭が痛いところかもしれません。
バリエーションや消費電力、今後の発展を考えるとIntelなんでしょうねえ。私の理性もそういってはいるのですが...

2005/06/05

金正日先生って誰?

こんにちは。金八先生です (ウソ)。韓国の新聞って面白いですね。

朝鮮日報 2005/06/05
北、ブッシュ大統領「金正日先生」表現 6か国協議再会に貢献

ほう、ブッシュ大統領が「ならず者」とか「危険人物」とか呼ぶのを止めて「金正日先生」と呼んだのですか、さすがに「将軍」等と呼ばないでしょうが、「総書記」とも呼ばないあたり何か意図があるんじゃないの、カタカナで「センセ」なんて呼んだとか... と思ってみてみたら、
北朝鮮外務省スポークスマンは同日、国営の朝鮮中央通信との会見で、「報道によると、米国大統領ブッシュが5月31日、ホワイトハウスの記者会見でわれわれの最高首脳部(金総書記)に対し『先生(Mr)』という敬称を使った」とし、「われわれはこれに注目している」と述べた。
ですって。

Mr. = 「先生」って勝手に訳しているだけでした。関係の改善を目指したい訳ですね。で、先方から折れた形にしたい、と。

アメリカも"Mr."で、一般人と同じ扱いしたいだけだと思うけど... 確かに犯罪者扱いからは昇格していると思いますけどね。

追記 (2006.8.31): 中国語を勉強したんですが、その結果、Mr. = 「先生」って訳すことが分かりました。でもなあ、やっぱり一般人扱いされて喜ぶのもどうかと思うぞ。

2005/06/04

「南」も犯罪国家入りか――。隣人としてほっておけない。

おはようございます。ちょっとTomorrow's Way風のタイトルにしてみました。

週刊! Tomorrow's Way (yodaway2さん)「漆黒の海、韓国漁船が逃走——。ぶち切れるほどの緊張。」へのコメントに下記のような書き込みをしましたが、もう少し書いておかねばと思い、独立した記事にしたいと思います。
海上保安庁の職員を拉致しようとした訳だ。
韓国海警はそれを幇助しようとした訳だ。
主権を侵されてうやむやにしてしまおうとする日本政府。金大中事件と、金正男を思い出しました。
それから、ネチズンなんて言わないで欲しい。「うりねらー」で十分ですよね。
すみません、怒りを表明するのに、こちらのコメント欄を使っちゃって。
今回の事件 (毎日新聞2005年6月3日) で気になったのは、これが単なる犯罪ではなく、国家ぐるみであるということです。通常の国では犯罪者が国外逃亡した場合、警察は逮捕に協力し、身柄を引き渡します。今回はサボタージュではなく実力行使で逃亡を幇助しようとしました。韓国政府もその暴走をストップさせるわけでもなく、逆に日本側に解放を要求したと言うことです。また、韓国海警が捜査した結果、違法操業はなかったという結論を出しました。最初から捜査する気なんてありません。逆に「行き過ぎた取り締まりと抗議する方針だそうです (毎日新聞6月4日)。損害賠償請求って盗人猛々しいとはこのことです。さらに犯罪者の逃亡幇助した海警30人が表彰だそうです (朝鮮日報6月3日)。

また、こんな話題もあります。

YONHAPNEWS 2005年6月1日
「マイチュウ」の商標権紛争、地裁が森永の請求を棄却
北は偽札、南はパクリ商品。これまではお笑いネタでした (「韓国 パクリ」で検索するとたくさん出てきます) が、裁判所も犯罪に加担していてはしゃれになりません。

今回の事件で最も情けない思いをしたのは日本政府の対応です。上記でも出しましたが、金大中拉致事件のとき、金正男(と思しき人物)の偽造パスポート事件のときと同じような対応。日本は主権国家なのか。GHQ占領時代にアメリカに文句をいえないというのはまだ理解できる。しかしなぜ朝鮮にまで。いや朝鮮人に対する差別意識を表明しているのではなく、独立国家同士対等の付き合いができないのかと言うことです。

韓国の北朝鮮化が進んでいると言われています。太陽政策の継承で支えているだけでなく、北の政策に同化しようとしているのではないかと思われます。また、北の核兵器が欲しいのではないかという観測もあるようですね。

タイトルに書きましたが、このまま韓国が犯罪国家に堕していくのを日本は容認すべきではありません。せっかくここまで経済的に成長してきて、サムスンなど日本企業を脅かす存在も出てきました。世界はまだ見捨てていない、我々は協力を惜しまないとメッセージを送りつづけるべきだと考えます。我々は近所に犯罪者がいるからって引っ越していけないのですから。

ほかのトラックバック先:
=社説は語る= (ko-bar-berさん): 漁船をめぐり 日韓が対立
娘通信♪ (みさきさん): 「韓国漁船違法操業事件・・ゴネ得と節義」

コメント
Commented by yodaway2 at 2005-06-04 12:55 x
いま時間がなくて、十分書けないのですが、今回の国家ぐるみでドロボーを匿い、それどころか英雄視さえしている韓国には、憤激――というよりも、呆れるばかりです。使いたくない言葉ですけれど、「民●が低い」と――。●は「度」かもしれません。盧武鉉政権も、これほど劣●とまでは思いませんでした。●は「悪」かもしれません。ただ、>世界はまだ見捨てていない、我々は協力を惜しまないとメッセージを送りつづけるべきだと考えます。……に、心の平静を取り戻した次第です。^^

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-04 21:26 x
ええ、私も偏狭な愛国者になりたくない、なんとか建設的な方向に持っていきたいと思って書いています。でも、バランスをとりたいという気持ちもいつまで続くかなーと心配です。アドバイスしても怒り出す国民ですしね。

 Commented by ko-bar-ber at 2005-06-05 01:49 x
TBありがとうございます。
日に日に国際社会から孤立していく韓国が哀れに思える今日この頃です。
朝鮮民族の文化なのかもしれませんが、なぜ普通の国と同じことができないのか、いつまでも自己中の性格を直せないのか、隣人として言いたいことは山ほどあるのですが、でもそれを聞く耳を持たない国民であることを考えると、更に悲しくなるばかりです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-05 13:50 x
★ko-bar-berさん、
世界からどう思われているか、伝わっていないのでしょうか。嫌われているならまだしも、哀れに思われているとか、あきらめられているとか言われると、考えが変わってもよさそうなんですが...

ウワサのR25

おはようございます。ハマっ子です。カマっ子じゃないぞ。

フリーマガジンのR25というのが人気だそうです。これまで縁がなかったのですが、横浜勤務になったら通勤経路に配布場所を発見! 木曜日の朝は忘れないでそこをチェックするぞと思ってたんですが... 9時過ぎには既にありませんでした...

でも、勤務先のビルに、おいてあるお店がありましたよ。夕方でしたが、たくさん残っていました。

メイン部分はA4版1ページに2つの記事が並ぶ構成。1記事800字くらい+写真+データ (5行くらい) ですね。特集でもA4 4ページ、ロングインタビューでも実質2ページです。6.2発行分では「憲法改正案論議、各政党・新聞でどう違う?」も800字に納めちゃうんですからなかなか大胆です。

山崎絵日和 (yamasakkiさん) のぺヤング超大盛やきそばの記事のコメントで、ぺヤングにラーメンもあるということが話題になっていました。「ソース焼きそばだけじゃない! ペヤング巨大化戦略」という記事があって載っていましたよ、「超大盛りらぁめん」。めん重量は普通のペヤングヌードルの76gに対して130g! ちなみに山崎さんのところによればスーパーカップで90gだそうです。売り出している会社によれば「やきそばの場合、... 親子や友人と一緒に食べるなど、新しい食べ方をなさっている方も多いようでした。それならば、ということで...」って、ラーメンを交代で食べるってあまりやらんと思うぞ。のびるし。

ってR25について書くつもりで、大盛りの話が中心になっちゃいました。いかんいかん。
記事をコンパクトにまとめるというところは、ブログを書く上で参考になるって、どこかで読んだようなきがします。すみません、わかったらリンクを追記しますね (追記: ブログとの関係に言及したものはみつかりませんが、「電車一駅分で読める長さ」を考えてつくられている、というのは有名な話だそうです)。

ところで文章中にときどき出てくる「R25世代」。文脈から見るとどうも私はそこには属していないらしい... 特集は「突然の結婚サイン、キミならどうする?」だしね。

追記 (1): 配布場所はここ。首都圏以外の人にはネットで注文も定期購読もできます。「定価(税込)0円 送料370円」ってなんて突っ込んでいいのか。

追記 (2): 気になる全自動人間洗濯機に関しては、Excite Bit コネタにも記事がありました。

ネットカフェで全自動人間洗濯機を初体験 (Excite Bit 2005年04月26日)
やっぱりぐるぐる回るのか気になるみたいですね。上記では1時間390円とありますが、R25の記事では1回1575円とありました。、設置されているお店で値段は決めるのでしょうけど、R25のほうでは海草パックによる美肌効果も言及されていますので、コースによっても違うのでしょうね。

2005/06/01

6月は横浜フランス月間

私は夢見るシャンソン人形 (ウソ)。

こんばんは。実は4月から横浜勤務になっています。長崎出身の私としてはちょっとうれしい。

その横浜の6月は横浜フランス月間ということで、いろいろな催し物が行われるらしいです。なんでフランス? もしかして横浜F・マリノスのチームカラーがトリコロールだから? と思ったのですが、上記イベントのサイトによると、

・フランス第三の都市リヨンと姉妹都市関係を結んでおり、
・毎年《フランス映画祭 横浜》という催しが行われている

で、今年は横浜美術館で《ルーヴル美術館展》が行われるというので、いっそのことまとめてさらに大きなイベントにしちゃえということらしい。

私もポンパドールでフランスパンを買って帰ろうと思います (って、それいつでも買えますから)。

それより欧州憲法批准否決に関して感想はないのかって?
よく分かりません。欧州全体がまとまると大きな力になることは分かっていても、
自分達のお金はまず自分達のために使いたいよね、というのは理解できます。
偏狭なナショナリズムだろ、なんて批判する気にはなれません。
大東亜共栄圏、じゃなかった、東アジア共同体という構想もあるようなんですが
それって、ECと、というより欧州憲法と同じ構図にならないか心配です。

ヨコハマ経済新聞 (2005/06/06)
初夏のヨコハマはトリコロールに染まる
「横浜フランス月間・2005」の全貌

2005/05/30

物語はメディアだ...

... って松岡正剛が言っていたような気がします。

おはようございます。天馬トビオです (ウソ)。

メッセージを物語にすることで、より印象を強くし、記憶に残す。物語にすることによって、人から人へ伝わっていく。物語にしないと、そもそも振り向いてももらえないかもしれません。

そういうことを、瀬戸智子さんの「作られた美談」を読んでいて、「日露戦争物語」を題材にした記事を書いていて思いました。そこには「作られたもの」も含まれている、ということを意識して、受け取る必要があるでしょうね。

以前、AIBOの開発をリードしたソニーの土井利忠さんの講演を聞く機会がありました。その講演の中で、プロジェクトXの取材を受けた時の話が出ていました。

NHKの取材陣は、予め「鉄腕アトムへの憧れが、AIBOの開発の原動力だ」というストーリーを用意し、土井さんからそのことを引き出そうとする。土井さんは、いや別にそういうわけではないと応える。そんなやり取りの傍ら、スタッフが土井さんの書斎から「鉄腕アトム」全巻揃っているのを発見。取材陣は大喜びでその映像を撮って帰ったとのこと。

「全巻揃ってるって、結局ファンだったんじゃん」と思いましたよ。

ところで、この講演を聴いたのはソニーの研究所の公開デーみたいな時で、外部聴講者だけでなく、ソニーの社員の皆さんもたくさん参加していました。土井さんの話それぞれにソニー社員の皆さん沸いていました。一体感があって、いい会社だと感じました。今は業績は芳しくないですが、きっと復活してくると思います。

日本海海戦100年...

... ということでこの話題が続きます。

先日、毎日新聞で、ドイツの特集がありましたが、今度は「日露戦争100年」が3ページに渡って特集されていました。最近力がはいっているなあ。

毎日新聞 2005年5月26日
戦後60年の原点: シリーズ特別編・日露戦争100年 近代化の到達点に光と影
戦後60年の原点: シリーズ特別編 日露戦争100年(その1) 一丸から独裁へ
戦後60年の原点: シリーズ特別編 日露戦争100年(その2) 戦勝導いた近代化
戦後60年の原点: シリーズ特別編 日露戦争100年(その3止) 主戦論で速報合戦

全体を通じて、「日露戦争物語」の紹介でも言及した「歴史認識」という視点がある。日本人の自信過剰、大正デモクラシーへのつながり、非西欧社会の脱植民地化の促進など。一方、ロシアにとって専制体制の崩壊を早め、民主主義が成熟する前に政治的空白を招いたことが書かれている(その3)。ここでは「両国にとって不幸だった」とあるが、共産主義の台頭は、第2次世界大戦後の冷戦につながるので、ロシアだけにとどまらず世界全体に対する不幸を招いたといえる。

「歴史に学ぶ」ということで言えば、(その3)の「戦争回避の可能性」では、ドミトリー・パヴロフ・モスクワ工科大教授(ロシア政党史)が、ロシアが学ぶべき教訓について述べている。「日本とは友好的でなければならない。北方領土は返してもいい(ただし返すとなれば、ほかの領土がどうなるのかという見極めが大事)」と書いているのは、ロシアにもそういう考えがあることを知って驚いた。また、 日本の横手慎二・慶応大教授(ロシア政治外交史)は、ロシアの軍事思想家スヴェーチンの著作(1910年と37年に発表、ソ連崩壊後、秘匿されていた37年の著作が売り出された)で、日本陸海軍の分析がなされ、20世紀の戦略は日本によって開かれたと評されていることに、ショックでしたと語っている。日本で日露戦争以降冷静な分析がなされていないことを考えると、正直な感想だろう。

(その3)には「メディアが引き出すべき教訓」も検討されている。みんなが同じ方向を向く「なだれ現象」のこと、「恐露病」(その1) 、「非戦論者」を排除したのは「守旧派」のレッテルを貼ることと変わりがない(これは私も同意見)、「統制は受けても政府のいいなりにはならないという見識もプライドもあった」、など。

「丁字戦法はなかった?」(その2)の話もおもしろい。また、秋山は「日露戦争で精根尽き果てた」と評されたことに対して、孫の大石尚子衆院議員「違いますね。戦争から帰ってきてから6人も子供が生まれてるんですよ」(その3)と語っているのもおかしかった。

2005/05/29

愛国無邪気

こんにちは。ほとんど書き終わった段階でブラウザが落ちてしまいました。とほほ。今度は先にテキストエディタで書くことにします。

以前、江川達也の「日露戦争物語」を紹介しました。このマンガのテーマは「歴史に学ぶ」、「成功は失敗の始まり」だと考えています。

現在ストーリーはまだ日露戦争に達しておらず、日清戦争の黄海海戦 (1894年) を描いています。3週間くらい前の回のタイトルは「愛国心と歴史認識」。一旦戦闘を描くのを中断して、軍歌「勇敢なる水兵」の歌詞の引用から始まります。

傷を負った水兵が、敵艦の状況を訊く。上官は、まだ沈没していないが戦闘不能になったと答える。それを聞いた水兵は安心して死んでいく。

ちょっと長いですが、一部だけ削ると真意が伝わらないと思いますので、テキスト部分をそのまま引用します。
日清戦争 黄海海戦の様子は
この「勇敢なる水兵」という
軍歌として
多くの日本人に歌われ、
日本人の記憶に
刻み込まれた。 
しかし、 
この軍歌は
この海戦の実像を
知らせるものではなく、 
日本人の戦意を昂揚させ、
愛国心をかき立てる
歌でしかなかった。 
ここでまた一つ
物語が生まれ、
日本人の現実を直視する目が
失われていくのだった。 
この戦争の実像を知り、
現実を直視し、
教訓を引き出そうとする者は
100年以上経つ現在でも
数少ない。 
この物語の主人公
秋山真之は、 
現実を直視する
努力を忘れぬ
男であるため、 
当然の如く
この戦争の後に
この戦争の実像を研究し、
教訓を引き出そうとした。 
現実を直視し、
平時における
過去の戦史の
たゆまぬ研究による
未来の戦術・戦略の
独創こそが
軍人にとって、
士官にとって、
参謀にとって、
指揮官にとって、
最も重要な
仕事である。 
かたや
物語を作る者は、
現実を歪め
気持ちよくなるように
脚色を加え
戦争を意図的に美化していく。 
国民国家の原動力、 
愛国心を高めるため、 
現実は歪められ、
人々の心に
美しく広がっていく。
  -- 山本権兵衛が、海戦史を編纂する小笠原大尉に美談に仕上げることを依頼するシーン 
戦争に勝利するためには
兵達の戦意を
昂揚させなければならない。 
志気の衰えは
敗走を誘発する。 
戦場では
嘘をついてでも
やる気をかき立てねばならない
場合がある。 
兵たちに
共通の妄想 (ファンタジー) を
信じ込ませねばならない。 
しかし戦争で
現実を歪めて認識した者に
率いられた軍は、 
惨めな敗北が
待っているのである。 
この時代
有能な将官とは、 
現実を確実に
把握できる者であり、 
なおかつ
兵卒の心をつかめる者、
妄想を操れる者で
なくてはならなかった。
  -- 今は国民に事実をそのまま伝える訳にはいかないと考える山本権兵衛の心中 
しかし
自らが
妄想の虜になってはならないのだ。
  -- 1941年、最初に真珠湾を叩けば早期講和に持っていけると考える連合艦隊司令長官山本五十六の妄想 
国民国家の原動力、
愛国心を高めるため、 
数多の
戦場の物語が
作られていく。
  -- 死んでもラッパをはなしませんでした、玄武門一番乗り、勇敢な水兵 
しかし
この愛国心が
この50年後、 
日本という
国民国家を
滅亡の危機へと
追いやるのである。
現実を直視できていないのは、今の韓国、中国の姿だと思う。
一連の反日暴動、
それを謝罪しない中国政府、
国際世論に慌てる中国政府、
アメリカが信頼していないことを伝えられ怒り出す韓国政府、

それらを伝える報道と、論じる評論等により、
日本人は、これまで歪んだ歴史認識を持っていたことを少しずつ知り、
事実を認識したいと考えるようになってきたと思う。

ただ、これによって育ってきた愛国心が
今の中国や、太平洋戦争前の日本と
同じレベルであってはいけないと思う。

偏狭な愛国心でなく、
国際社会にどのように貢献できるか、
国際社会をどのように導いていくか
考えていかなければならないと思う。
日本だけでは生きていけないのだから。

「国際社会をどのように導いていくか」って、妄想かもしれませんね。

2005/05/25

文体の統一

こんばんは。 本多 勝一です (ウソ)。

先日、"Web Designing" 2005/6月号 特集「伝えたいこと、きちんと伝えるために - 人を惹きつけるWebライティング」の感想を書くことを予告しました。 「書く前に構想を練る」とか、「わかりやすくするための工夫」など当たり前のことも多かったのですが、「ななめよみ」などWebに特有な行動に合わせた書き方等参考になるものもありました。

といいながら、今日は、当たり前の書き方のほうの話題です。

「表記の揺れを取る」という項では、「文体 (です・ます調、である調) の揺れは非常に目立つ。」とありました。これまで、このことには触れていませんでしたが、ここでは、「である」調と「ですます」調を混在させて使って来ました。わざとです。規範にあっていないので、許せないという方もおられるかもしれません。

「わざと」というのは、「意図をもって」ということです。ここで、どういう使い分けをしているのか、まとめておきたいと思います。

まず、「ですます」調と「である」調の基本的な使い分けですが、

ですます調: 語りかけ、説明、説得、依頼
-- 共感を求めたい意見の表明や提案、レクチャーみたいなもの用

である調: 事実の記載、独白
-- 書評のように好みの表明、共感を求めていない意見

というように分けています。最近はですます調が多いようですね。

では混在させている意図を説明します。

ですます調の中にである調:
・自分の意見を述べている中で、事実の記載であることを示すため。箇条書き等。
 -- これは通常の用法です。
・説明の中で独り言を言っていることを示すため。
・リズムを重視して意見の内容を外に出したもの。
   -- 説明が難しいな。例えば、
  XXXするべきだと思います。そしてそのことによりYYYし、ZZZにつなげる。
  というように実は「つなげる」のあとにも「思います」をおくべきなのですが、
  そうすると、「思います」ばっかりになっちゃうので。

である調の中でですます調を使っている場合:
・事実、独白の中で依頼事項がある場合。
 -- 例えば、「(個人を批判している訳ではないことにご注意下さい)」、「ここつっこみどころですから」とか

というような感じでしょうか。基本的には「モードを変える」ということを意図しています。

もちろんきっちりした規則ではないので、揺れもあります。誤字脱字も (後日うちの校正の達人の紹介をしたいと思います)。暴走も。マジで知らないのかボケなのかいまいち判断不能な文も。

こんな私ですが、5月25日で開設一周年になります。すみません、5月25日のタイムスタンプをつけたくて、途中で出してしまいましたが、rakurakuonsenさんに先に指摘されてしまいました。ご指摘の通り、この話題は自分らしいかなと思って選びました。

一年間みなさんのブログを読ませていただき勉強になりました。コメント、トラックバックもありがとうございます。また、自分のブログを書くためにも、仕入れと称して雑誌や新書をより多く読むようになりました。というより書くためにという意識が読む姿勢を変えたと思います。

なんかおしまいみたいな書き方ですね。冷めた訳でも、飽きた訳でもありませんし、「ブログは終わった」というつもりもありません。今後も「にぶいペース」で続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

コメント
 Commented by rakurakuonsen at 2005-05-26 00:11 x
こんばんは。あ~uedaさんだなぁ、というエントリーに、まったくもって場違いなトラバを送ってしまいました。すみません。
初エントリーの日付から1周年になりますね。「いままで、ありがとうございました。そして、これからも、どうぞよろしくお願いします。」という気持ちでございます。。。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-05-26 00:50 x
★ rakurakuonsenさん、
ひっそり迎えようと思っていたのですが、気付かれちゃいましたか。
それから私は当初予定通り平常営業に戻します。

 Commented by n0n0n at 2005-05-26 00:52 x
「ここつっこみどころですから」っていうのが良寛さんポイです(笑)
ごめんね、いつも理解できなくて・・・

 Commented by yoshihiroueda at 2005-05-26 02:09 x
★のんちゃん、すみません、 分かりにくいボケで。今後もこりずにおつきあいください。

 Commented by yodaway2 at 2005-05-26 10:44 x
まず、1周年、おめでとうございます!!!――考えてみれば、私もそうですが、1年とは言え、もはや”古参”ブログなんですよね。私が開設したろきには、exciteで15000人位でした。それがいまや25万人に迫ろうとしています。アクティブなブログは、それよりは、ずっと少ないのでしょうけれど、単純に割り算すれば、15倍以上です。すさまじい勢いで拡大してきたと思います。そのなかでは栄枯盛衰もあり、私やyoshihirouedaさん、rakurakuonsenさんらがスタートしたころには声を掛け合っていたのに、いまは更新がストップしていたり、なくなってしまっているブログも、けっこうあるかと思います。こうしてみると、1年、続けてきたというのは、お互いにすごいことじゃないかと、私は思います。これ、ホント、実感です。それぞれのペースで、ときにのんびり、行けるところまで、続けていきましょう。^^

 Commented by yodaway2 at 2005-05-26 10:47 x
あ、本文、エントリーについてのコメント忘れ。続いてですが。文体の話、私もまったく同感ですし、そのようにしています。ひょっとするとデ誌はサイト全体の統一……を、と言っているのかもしれませんが、私は、一つのエントリーの中で、意識してそうすることも多いですね。自分の前に、コミュニケーションしたい相手が座っているとして、その方にどのように話したらよいか……という感覚で、文体を切り替え、切り替えすることだってありますよ。(――よいか、も、です・ます調とだ・である調のプチ混在です。^^)意図的な混在は、あり、だと思います。どうぞ、今後ともよろしく。^^

 Commented by HarryBlog at 2005-05-26 15:07 x
おめでとうごぜぇます。
丁度一番濃い一年だったんじゃないでしょうか。
ウチとも随分やり取りしましたね。これからもよろしくおねがいします。
あ、ウチも文体は全て意図的です。ほとんどが独り言だけど。

 Commented by rakurakuonsen at 2005-05-27 00:21 x
こんばんは。先走ってしまいました、すみません。
blogの場合、だである調とですます調を、本文とコメントで使い分けられるってことがありますよね。例えば、僕の場合は、基本的に本文:だである調(ときに、ですます調)、コメント:ですます調。この混在を構造的に許容しているところが、blogにはあると思います。今、気がつきましたが、僕の場合は、それをいいことに、気張ったり息を抜いたりしているわけで… 
モードの可変性をもともと持っていることによって、その切り替えを容易にしているのかもしれません。僕の場合は、間違いなく、そういう「場」に依存している気がします。
ところで――、見ましたか?
yodaway2さんがやってくれました。
「にぶ刊!Tomorrow's Way」(感涙)。
言葉が示すものは、本当に大きいです。本当に、本当に。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-05-28 01:45 x
★yodaway2さん、お祝いの言葉ありがとうございます。それからお祭りへの参加も。たくさんの訪問者を集めるようなブログではないので気恥ずかしい一方、いつも見てくれている人がいて評価していただけるというのはありがたいことです。
私もブログって何? 日記とどう違うの? と思いながら、中に入ってみないと分からないというモチベーションで始め、当初の目的は達したはずなのに、すっかり抜けられなくなっています。いや、まだブームが安定期に入っていないことを考えると、まだまだ中でその変化を見続けなきゃと思っています。
yodaway2さんのブログは、迫力のある文体が特徴ですね。そのなかにあってふっと力の抜いた文はよいアクセントですよね。
今後も御愛顧のほどを。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-05-28 01:51 x
★はりーさんとは往復書簡みたいになったことが何度かありました。これもブログの魅力ですね。あ、まだ私がボール持ったままのものがあったような... ゆっくりと続けていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。はりーさんの文体も一貫していますが、ときどき別人格の書き手が現れますよね。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-05-28 02:00 x
★rakurakuonsenさん、書きかけを中途半端に出して申し訳ありません。コメント欄は「ですます調」にしている人は多いですね。ここは対話で、本文は主張のモードになっているからでしょうね。ブログのいいところは、ただの主張の場ではなく、フィードバックがいただけることです。その意味でコメントを下さる皆さんを大事にしていきたいと思います。