2006/01/21

ダイソー: 在庫ロス1%でクビ!?

こんにちは。100円ショップでウィンドウショッピング。

91363週刊東洋経済1/21号 (リンク切れ) に、こんな記事がありました。

「ダイソーの過酷な雇用契約、在庫ロス1%でクビ」

時間給のアルバイト従業員との雇用契約書に、ロス率1%を上回ると雇用契約を解除できる旨明記されている。実際に2回連続でロス率1%を上回った店では、アルバイト店員が自己都合退職扱いで辞めさせられたという。

在庫ロスは、棚卸しの際に帳簿上の「あるべき在庫」と、実際に店舗に残った在庫の差。万引きやレジの操作ミスなどで発生する。すなわち、万引きの責任もアルバイトに負わせていることになる。

他の大手100円ショップではロス率1%は平均的な数字で、他の大手100円ショップ幹部は「それ以下のところはレベルが高い方にはいる」という。また、「ロスの大きさそのものを理由に従業員を解雇することはない」と言っている。日本労働弁護団の小川弁護士は、「労働者が不正を働いたという具体的な根拠もないのに解雇することは、解雇権の濫用になる可能性が高い」との見解を示している。

東洋経済によると
・万引きを防ぐ仕組み作りは経営側の責任と指摘しているが、特別警備が厳重そうでもない。
・100円の商品が○個とレジで打つだけで、商品別の在庫管理は厳密に出来ていない。
・アルバイトが、数千〜数万点の商品の発注、荷受け、品出し、レジ打ち、金銭管理まで行う。
ということだ。

ビジネスの成功者としてもてはやされていても、その成功が誰かの犠牲の上に成り立つものならば、決して長続きしないのではないか。yodaway2さんがコメントで指摘されるように、太く短く、という進め方なのかもしれない。

追記: 週刊東洋経済の次号は2006年1月28日6000号記念特大号。特集は『そこが知りたかった!! 中国の「新事実」』です。反中派の人も、否中派の人も、嫌中派の人も、侮中派の人も、親中派の人も、媚中派の人も、真中派の人も、夢中派の人も、霧中派の人も書店へ急げ! (東洋経済新報社の回し者ではありません。)

コメント
 Commented by yodaway2 at 2006-01-21 17:15 x
ライブドアではありませんが、ダイソー、短く太く……でやっているように見えます。稼げるだけ稼いで、あとは野となれ山となれ、と。消費者に歓迎された半面で、世の中を、けっこう壊してしまっているような感想を抱きますが、それだと……、言いすぎでしょうか?

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-22 00:57 x
★yodaway2さん、
ライブドアと違って、ダイソーなどは実業なのですから、短く太くでは困るはずなんですけどね。経営者としての賞賛も持続可能なビジネスモデルを構築して初めて得られるものと思います。破壊も世の中の旧弊に対して行う分には良いのですが、誰かの幸せを壊すのでは困りものと思います。

2006/01/19

なんでもデトックス

おはようございます。悪魔の毒々モンスターです (ウソ)。

毎日新聞夕刊「そのほかのニュース」(萩原魚雷) は毎週あるテーマで雑誌の記事を読み比べをしてコメントをつけていて、結構楽しみにしています。

1月18日のテーマは「デトックス」。「デトックス」という言葉が本来の意味からどんどん離れて行く様子を書いています。

「からだにいいこと」2月号から
中谷彰宏さん『06年、この毒消し言葉で運が向く!』
願い・悩み・心の毒出し! ご利益神社ガイド
  // 「もはや"厄除け"」だって

「TOKYO 1週間」1月17日号から
恋愛毒素をすっかりデトックス(解毒)してハッピーなラブをつかむのだ!

レタスクラブ1月25日号から
心のデトックスもしよう!

どんどん意味が拡大されて曖昧に... 『カリスマ』や『カウンセラー』(今はアドバイザーと同じと思われているふしも) と同じ運命ですな。

2006/01/18

陰謀か? っていうけれど...

... もし犯罪の事実があるならば陰謀もなにもないだろ。たとえオールドエコノミーに嫌われていたとしても、法を犯していないならば何も手を出せないはず。

田中角栄もアメリカに嫌われて失脚したという話があるのだが (最近否定する説もあったようですが)、法を犯していたことは事実で、そういう人物が首相としてふさわしくなかったというのはおおかたの合意が得られることではないか。

注記: まだ犯罪が確定している訳ではありません。

2006/01/16

無口な二人

おはようございます。新山千春です (ウソ)。

今月のNHK教育「日本語なるほど塾」は、「私の母語は津軽弁」(伊奈かっぺい)

第1回は『「どさ?」「ゆさ!」 〜言葉は短くなるもんです』で、こんな劇の台本を紹介していました。本当はまずいけど全文引用します。
戯曲 (おしばい) 『無口な二人』 一幕一景
女 のー。
男 ...。
女 のー。
男 ん?
女 のー。
男 わ?
女 な!
男 あ?
女 さー。
男 ん?
女 い...。
男 ふ。
女 の?
男 あ。
女 く?
女 く?
男 ん...。
女 の!!
男 くー。
女 て。
男 て?
女 て!
男 ん。
女 か。
男 ん。
女 け。
男 く。
女 め?
男 め。
女 ん...
ー 幕。
いかがでしょ。

意味が知りたい人は、1月19日午前5:05〜5:30の再放送をどうぞ。

2006/01/15

ブログニュースを覗いていたら...

おはようございます。市民ジャーナリストです (ウソ)。

ちょっと前から、「つながるテレビ@ヒューマン」「はてなブックマーク」などから、ホリエモンの「記事の重要性はランキングで決めればよい」というのを考えていました。

それでエキサイトのブログニュースを覗いていたんですが、その中で

cat@log: 皆で文字を動かして遊ぶゲーム

という記事に行き当たりました。

Lunchtimers: Just Letters

当初の目的を忘れて遊びほうけてしまいましたよ。文字を並べて単語を作ったり、他人の単語作成のじゃまをしたり。一所懸命同じ文字同士集めて整理する人がいて、手伝ってしまいました。

あと、この記事で紹介されているサイトも良かった。

cat@log: 奇麗な手作り風の「アケオメ」動画
cat@log: 洋服のパーツを売って、服を脱がせて100万ドル

と、どんどん当初の目的と違う方向へ脱線するのであった...

2006/01/14

あたたかい目で

おはよう、と書こうと思ったらもうお昼ですね。喰いブロ (くいしんぼうブロガー) です。

R30::マーケティング社会時評さんが、「MS+AMD vs Intel+Apple という構図」という記事を書かれていました。日経IT Proの記者が予測記事を書いて、予測記事が外れたことに関して、予測自体は外れたものの予測の背景にある分析を評価したものです。

この中で、予測記事が外れたことに対する弁明記事の批判コメントに対する批判を述べています。ちょっと長くなりますが引用します。
 あと、付け足して言うと、あの記事に対して「責任ある媒体の記者たるものは根拠を持って予測をすべきだ、こんな与太記事飛ばしてる奴は首にしろ」とか批判してる人というのは、そもそもこれだけの企業戦略分析を積み上げたうえで立てられた憶測というのが、ジョブズの基調講演やAppleの製品リリースをそのまま「事実」として報道するより100倍も知恵と勇気が必要で、かつ学ぶところ(つまり読者にとっての価値)も大きいということを理解しない、「Web1.0」的な人なんだと思う。もっと言えば、そういう発想の人こそが、既存の企業でもやる気のある若手の才覚とイノベーションのタネを潰して回っているのだろう。 
マスコミを批判するのは自由だが、そういう勇気あるクリエイティビティを批判すること自体がマスメディアにおける言論の多様性を潰しているというか、まあ大げさに言うと「マスコミの健全さを殺す」役回りに立っていることを、あの記事に噛みついている人は少しは自覚した方が良い。念のため、あの記事のはてなブックマークからたどれるはてなダイアリーの言及エントリをざっと見て回ったが、はてなユーザーの中にはそういう批判的コメントをしている人は1人もいなかった。 
1人の記者を育てるのも潰すのも結局は読者である。その意味で、インターネットは本当に頭を使う労力を厭わない記者、勇気のある記者にとって最高の仕事環境を提供するようになってきたと、心から思う。
とあって、意欲のある記者に対して、あたたかい目で見ていることが印象深かった。
私も日経IT Proの2つの記事を読んでいたので、その時に思った感想を書いておきたいと思います。

2006.1.10 Jobs氏は明日「AppleViiv」を発表するだろう
-- 分析、大胆な予測としては面白い。ここまで大胆な (これまでのトレンドからはずれた) 予測を、ここまで自信たっぷりに言わなくても良いのに。

2006.1.12 Jobs氏の講演終了とともに膝から崩れ落ちる
-- ここまで落胆することはないのに。って相当自信があったんだと再認識。特に
「AppleのSteve Jobs氏,米IntelのPaul Otellini CEO,米GoogleのLarry Page共同創設者兼製品部門担当社長の3人ががっちり握手を交わし,ホーム・エンターテインメント・ネットワークから米Microsoftとソニーを駆逐することを高らかに宣言する」というシーンが見られることを祈り続けていた。
なんてここまでいくと夢想といえる。

おもしろがったけど、批判的には見てなかったなあ。ウソを書いたのならともかく、最初から「あくまで予測」って書いてあるしね。

それから、どこで読んだかわからなくなったのですが、テレビが受動的なメディアであることを毛嫌いしているJobsがメディア・パソコンになんか手を伸ばすはずがないという意見もありました。もう少し元ネタを探したいと思います。

コメント
 Commented by 104hito at 2006-01-14 17:01 x
いつぞやのバカ限定オフ会って、とても恐ろしい集いだったのですね

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-14 18:03 x
★hitoさん、
関連がわからん...。ヒントちょうだい。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-14 19:15 x
★hitoさん、そか、せば教授からタレコミがあったんですね。
でも、寝ちゃう人もいなかったし普通に紳士のあつまりだったような。

 Commented by 104hito at 2006-01-14 20:07 x
議事進行役がいないで、話が終わったのが信じられないデス
えっ? まだ話は終わってないってw

 Commented by n0n3n at 2006-01-14 22:45 x
1部分だけで判断するのは怖いですよね。
良寛さんの謙虚さがいいっすね^^v

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-15 04:50 x
★hitoさん、
酔っ払い同士の話なんてどこで切ってもOKですよ。終わってないといえば終わってないのかもしれないけど、どこで切ったのか覚えていない(笑)。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-15 04:53 x
★のんちゃん、
報道はどうしてもその時点での切り取りですから、そこで完璧なんてことはないと思っています。続報を待つって感じですか。待っているうちに忘れちゃうことが多いんですが(汗)。

2006/01/09

NHK新番組「つながるテレビ@ヒューマン」

こんにちは。みなさん、つながってますか? え? つなげられてる?

今NHKテレビを見ていたら、新番組の宣伝をやっていました。

「つながるテレビ@ヒューマン」

番組の目的や内容はなんだかよくわかりませんが、視聴者から送られた写真を使って毎回違うタイトル映像を作るというのが興味を引きました。

また、ブログを活用するようです。それが「つながる」の意味かな。キーワードで話題を知る企画があるそうです。制作側のブログ「つながるブログ@ヒューマン」もスタートしています (「【制作だより】よろしくお願いします」)。

まず第1回めは見てみようかな。1月14日から 毎週土曜日22:58 - 24:00。

追記: せば教授も感想を書かれていましたが、あまりブログのよさを生かしていないようですね。「鹿出没」って話題だって言われてもなあ。視聴者から送られた写真を使ったタイトル映像もそんなに魅力を感じませんでした (エンドタイトル)。素材が子供の写真みたいなのばっかりだったせいもあるかもしれません (Webサイトでみることが出来ます)。オープニングタイトルは見るの忘れてた。

あなたは右、左?

こんにちは。私は右利きだけど、左党といえないこともない。

切込隊長のところで、政治的、経済的な右・左度を判定するテストみたいなのをやってました (参照)。やってみようかなと思ったけど、判定するサイトのURLを示してなかったので、そのまま放置していました。

大西 宏さんのブログ「大西 宏のマーケティング・エッセンス」でも取り上げられているのに気づきました (「真ん中にいるというのはいいことかどうか?」)。

判定サイトはここ: 日本版ポリティカルコンパス

早速やってみた。結果は、

政治的な右・左度(保守・リベラル度): 0.8 -- ちょっと右より
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派): -0.93 -- ちょっと政府介入派
あなたの分類は「保守左派」です。

だそうですよ。自分自身としては、政治的にはちょっと左、経済的には市場信頼派寄りだと思っていたので、ちょっと意外ではあります。

ただこういうのって、そのまま鵜呑みにしちゃいけないですよね。だいたいどこに中心を設定しているかにも依存するし、個々の設問も聞き方によって変わってくる。

例えば、
Q2-15. 高所得者の税率は高くすべき
では、今の累進課税を賛同するか、なのか、さらに累進課税を進めるべきか、で結果が大幅に違ってきます。

Q1-13. 首相はアジアの国々に配慮して靖国参拝を控えるべきだ
も、「アジアの国々に配慮して」がついていなければ「賛同できる」なのですが、これがついているため、私は「賛同できない」になります。これを「賛同できる」にすると、「政治的な右・左度」は0で全く中立になります。

耐震偽造問題がなければもっと市場信頼派よりになったでしょうね。民間に委託するやり方が悪かっただけなのですが、これからも同じようにまずいやりかたの民営化が続くことが想定されるので市場信頼する回答にするわけにはいかない。それは軸がぶれているということではなく、個々の問題に考えるスタンスをとるとそうなるということだと思う。

あなたはどのWeb文化圏?

こんばんは。ボケツッコミ文化圏の住人です。

絵文禄ことのは松永さんが、Webの世界のリンク、トラックバックに関する意見の食い違いを、「文化圏の衝突」という視点で整理されています。

ウェブの二つの文化圏の衝突【前編】無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理
ウェブの二つの文化圏の衝突【後編】ネガティブリンクと批判する側・される側の論理
トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突——「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか
リンクなしトラックバックが「アクセスを奪う」という表現についての補記

私も、前の記事「ほねとかわとがはなれるおと」のコメントで「言及リンク文化圏」だと宣言しました。しかし、この機会に、自分がどの文化圏に属していて、リンク、トラックバックに関する意見を整理しておきたいと思います。

「無断リンク禁止」文化と「リンクフリー」文化

これは、「リンクフリー」文化。松永さんが指摘されるように、「ウェブに公開するということは全世界にさらされること」だからということです。一方の「無断リンク禁止」文化では、
ホームページとはまさに文字通り「わたしのおうち」なのだから、勝手に土足で踏み込むようなことはやめていただきたい。
と考えるとのこと。そして
事前にメールで「リンクさせていただいてよろしいでしょうか。また、できましたら相互リンクをお願いしたいと思います」と丁寧にメールでお願いをし、受けた側もその礼儀正しさを評価して、「こちらこそ喜んで」とリンクが成立する。
ということだそうですよ。

松永さんはこの違いを文化の違いととらえているので、
どちらがいい悪いの問題ではない。文化の違いにいい悪いはないからだ。
と結論づけている。

私は、文化の違いということまではわかるのだが、松永さんが書かれている
リンクフリー文化圏は、ウェブという環境に最適化された発想だといえよう。
という主張には異なった考えをもっている。それは、リンクフリーというのはWebで出て来た文化ではなく、著作物一般のルールだから。文化庁ホームページ著作権Q&Aでは、「法律に定められた要件を満たしていれば著作権者の了解なしに利用することができます (第32条)。」とある。「法律に定められた要件」の一つ「出所の明示」にあたるわけだ (リンクだけでは駄目でそのサイトの名前なども必要になる)。

引用 (抜粋) しない場合はなおさらで、一旦公表された著作物だったら、どこに何が書かれているかを示すことに問題はないし、止めることはできない。

ただ、ホームページを公開することを、全世界に公開しているととらえられていないということはあるだろう。例えばサークル内の回覧やアルバムを親戚友人に見せる感じ。パスワードをつけるので制限はできる (ところもある) が、それも感覚的にちょっと違う。メールで送るのも違う。SNSなんかはそのニーズをうまく捉えられるのかもしれない。

「知らぬが仏文化圏」と「ブロゴスフィア議論文化圏」

これはどちらかというと「批判は堂々とわかるように/批判があるなら教えてほしい」の「ブロゴスフィア議論文化圏」かな。あまり大きな批判を受けたことがないのでなんとも言えないが、批判される覚悟、間違ったことを行った場合に謝罪する覚悟はあるつもり。むしろ知らないところで批判されるのは怖い。噂が噂を呼んで、さらに歪んだイメージで捉えられるのは怖い。

実は以前、急にアクセス数が通常の50倍くらいに増えたときがあって、2chかどこかで祭りがおこってるんじゃないかと思いましたよ。思い当たる板をいくつか見に行ったんだけどどこにも見つからなかった。コメントやトラックバックも感情的な批判はなく、結局わからずじまいのままになっている (アクセス解析を導入しておけば良かったのかな)。

一方、自分自身が「批判は堂々とわかるように」やっているか、というとそうは言えない。与党や中国の批判でトラックバックを送ったことはないし (普通ないと思うが)。Web上の意見に対しても、ほかにトラックバックが多くあれば、同じような批判をしても仕方がないと思う。自分の意見が他とは違う視点を提供できると思った場合にはトラックバックを送るようにしている。

それから、批判は何がどういけないかをロジカルに行うべきだと思う。はてなブックマークに関しては、その意味で問題が多いと思う。ブックマークされるだけならまだしも、短いコメントがつけられるので、これが「ロジカルに悪い点を指摘できない」批判になるのだ。

トラックバックをめぐる4つの文化圏

松永さんは、「言及リンク文化圏」、「関連仲間文化圏」、「ごあいさつ文化圏」、「spam文化圏」の4つに分けている。私は最初にかいたとおり、「言及リンク文化圏」。
これはもともと引用で「言及リンク」をするというのが先にあって、トラックバックはそれに対して、「引用/言及しました」ということを相手に伝える機能だと思っているから。言及しているから当然関連のある内容になっている。

で、他の文化圏に対する対応だが、SPAM以外には比較的寛容だと思っている。これはあざらしサラダさん (「△トラックバックとコメントについて」) に近いと思うが、私の方が少し厳しいかもしれない。

・ トラックバックして来たブログが関連のない場合:
いままで消さなかったが、松永さんが補記で書いているが、自分のブログの訪問者に関連のないところに知らずに行くのを避けるため、これから消すようにしたい。最近1つ消したが、その場合相手にお断りコメントを残し、本文中に消したことを記載した。また、関連性のない記事のトラックバックが出来るようにトップにそのための場所を用意している。

・ トラックバックして来たブログに本文への言及がない場合: 関連があるものだったら、消さない。読者に読んでもらう価値があると思う場合には、関連性に関して簡単に示す。トラックバック返しをする場合もある。その場合、自ブログの追記でそこへのリンクを書く。

・トラックバックする際のごあいさつ: する場合もある。というか、する場合が多いかな。コメントが既に多い場合はしない。コメントの内容は、どういう視点で書いたかを示す。

・トラックバックされた場合のごあいさつ: 関連があれば、言及がない場合でも、ごあいさつする場合がある。ただありがとうではなく、相手の意見に関する感想を書く。

ただ、いい加減なので、このポリシーにそって運用できているかというと覚束ないものがありますが。

2006/01/07

ほねとかわとがはなれるおと

おはようございます。康熙帝です (ウソ)。

このタイトル、なんだか分かりますか? 1文字で最も長い訓読みをする漢字 (のひとつ) らしいです。

ば○こう○ちの納得いかないコーナーさん「1文字で最も長い訓読みをする漢字は?」で紹介されていました。

その漢字は「」。

ちゃんとでるかな。後にでてくるはてなダイアリー - 雑記 「長い読みの漢字?」からコピーしてきました。

まとめサイト「長訓読み選手権」も紹介されていたのでみてみました。おもしろい。「きょろきょろみまわす (漢字出せない)」とか、「さもあらばあれ (盡)」とかは言われればそうかなと思う。

ただ、注意書きもあります。これは結局、漢字の意味の説明であって、「訓読み」というのは適切ではないのではないか、ということです。

さらに、その「訓読み」という概念の意味、範囲を問題にしている記事はてなダイアリー - 雑記 「長い読みの漢字?」 (2004年3月の記事) へのリンクがありました。これを見ていると。これまで何の疑問も持っていなかった「訓読み」という言葉、概念のあやふやさが認識できます。

まあ、問題があるからといって困るようなことでもないので、単純におもしろがろうと思います。

それから、「長訓読み選手権」が含まれているサイト「曉に死す」のコーナー「漢字雑文」はほかにも面白い話題が載っているようです。時々見て、ブログのネタにしたいと思います。

2006/01/06

雪が降りました

こんばんは。雪の女王です (ウソ)。

今日から出勤なんですが、寒かったなー。

うちでも雪が降りました。

2006/01/04

ワンボタンマウスでも...

こんばんは。戌年ということで、「ワンボタンマウス」ネタ。この後、ワン切り、湾岸道路、... と続く予定 (ウソ)。

Mac関連の情報を利用させていただいているsukechan@blogで、"Look Mom, No Hands!"という記事がありました。

Macについてくるマウスは通常1ボタンなんですが、マウス右ボタンでコンテキストメニューが出る機能がMacにも実はある。1ボタンマウスでは、コントロールキーを押しながらマウスボタンを押すことでこの機能を使うことができる。逆に言うと両手を使わなくちゃいけないということ。

この"Look Mom, No Hands!"というツールは、マウスの長押しでコンテキストメニューを出すことができるようにするもの。

早速インストールして使ってみましたが、便利です。シェアウェア ($12.95) なんですが、購入しようかな。それとも2ボタンマウスを買った方がいいかなあ。

なお、長押し機能は、Firefoxではある機能のようですね。一方Safariでは、コンテキストメニューで「リンクをコピー」を選択しても、リンクが開いちゃう。ちょっと微妙だなあ。

インストールしたら → ここを長押し

2006/01/01

あけましておめでとうございます '06

あけましておめでとうございます。
日本だけでなく世界が平和でありますように。

ブロガーのみなさん、訪問された皆さん、
昨年はオフラインを含めておせわになりました。
本年もよろしくお願いします。

マイクロソフトクリップギャラリーから写真を入手、加工しました。
アートディレクター: 奥さん
制作: 長男君 + 私

昨年の新年投稿は年が明けるのを待って0:00のタイムスタンプをつけたのですが、今年 (あ、昨年か) そこまで持ちませんでした。みなさん既におめでとう投稿されていますので、これから順次訪問します。

「毎日が送りバント」で「あけおめ戌年祭り!」開催中。バナー画像URL http://pds.exblog.jp/pds/1/200601/01/16/headerimg_31.jpg


☆★☆★☆★☆【2006年は戌年だワン祭り】☆★☆★☆★☆
 今年は戌年ということで、犬にちなんだブログやスキンに
 に変更してエキブロ内をワンコで一杯にしましょう。
 イラストや写真なんかを記事にしても面白いと思います。
 変更期間は1/1〜1/3の間です。
 企画記事 http://earll73.exblog.jp/2943460
 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆

2005/12/31

バックログ 2005年下半期レビュー

* バックログの下半期達成状況: 最初の段階で宿題は22個。追加4。結果 ◯6 (うち3新規) △0 × 20
*2005年上期達成状況はこちら

いろはカルタ2005年

おはようございます。「...とちり...」が気になります。
毎日新聞大晦日恒例の「いろはカルタ」。全部引用して、関係あることをどれだけ書いたか振り返りに使ってみたいと思います(お片づけの合間に順次更新)。それ以前に何のことを指しているかよくわからないものもありますね。
【い】イエスマン競争
  // 11/02 入閣しない方が...
【ろ】論より参拝
  // 10/01 靖国参拝は公約だったのでは?
【は】阪神ファン怒(ど)
【に】日本減人
  // 何のことだろ? (追記: 人口減のことでしたね。)
【ほ】骨折り損の常任理事国入り
  // 05/08 お金は有効に使おう
【へ】ペンキ日本大使館
  // 04/12 中国を啓蒙する、05/29 愛国無邪気
【と】東証もない
【ち】中流は下流の始まり
【り】リマ遠かったフジモリさん
【ぬ】濡(ぬ)れ手のジェイコム株
【る】ルイジアナ溺水(できすい)ランド
【を】奥様はCIA
【わ】ワールド杯ブラジルの壁
【か】風邪見鶏
【よ】嫁入り姿ドンマーインさん
  // 紀宮さま結婚を契機に書いた感想 → 11/19 女系天皇容認って...
【た】耐震恐度
  // 「きっこのブログ」はずっと読んでたんですけどね。
【れ】0・01%の大連立
【そ】空飛ぶ法王天へ
【つ】次の選挙は落チルドレン?
  // 10/12 衆院選'05雑感(4) タイゾー君を育てよう
【ね】捏造(ねつぞう)イエス(ES)細胞
【な】波乗りそろってマリーンズ
  // 10/17 31年ぶりって...
【ら】楽天あれば苦あり
  // 09/30 初年度黒字にどれだけの意味が... TBS買収のほうかな?
【む】無軌道電車男
  // これ尼崎脱線事故のことかなあ → 評価はメッセージ
【う】宇宙でエンスト
【ゐ】否が広がるEU嫌法
【の】ノーとは言えぬサマワ駐留
【お】仰木は尊しイチローの恩義
【く】口だけ達者なクールグズ
【や】屋根裏床下の詐欺師
【ま】また無視か前文ボツかと大勲位
【け】原油に音上げて油汗
【ふ】深い衝撃4冠ならず
【こ】小泉害交
  // 06/10 「靖国」を外交カードに
【え】えりゃーもんだわ大入り愛知博
  // 03/26 技術が満載!、09/20 歴史の証言者: 万博編
【て】テロまで招致ロンドン五輪
  // 07/07 ロンドン同時テロ - 他人事ではない、07/20 利用される人の命
【あ】厚化粧ばれたカネボウ決算
【さ】30兆円の正夢
【き】橋梁(きょうりょう)跋扈(ばっこ)慣性談合
【ゆ】郵政一本勝ち
  // 08/08 郵政民営化はシナリオ通り?、09/17 衆院選'05雑感(1) がんばれ民主党、他
【め】メディアも踊ったショー選挙区
  // 09/17 衆院選'05雑感(3) 小選挙区制の欠陥か?
【み】未塾講師の恐怖まざまざ
  // 12/14 バイトで塾講師したことがあります
【し】自由・暴動・博愛
【ゑ】えらく尊大な被告人
  // これ誰のことだろ? たくさんいてわからない。松本智津夫?
【ひ】ヒルズ族世にはばかる
【も】もったいない真央、メダルお預け
【せ】石綿の恨みアスベスト
【す】隙(すき)見ング
  // 06/23 顔写真やICが入っても...
【京】京の議定書、対立も冷やせ
  // 02/17 世界の「環境保護」の先生になろう
ああ、宿題(バックログ)の自己採点もしなきゃだわ。
皆様、今年もありがとうございました。
■トラックバック: 今年を振り返って記事を書かれている皆さん
あざらしサラダさん: 2005年を振り返る
ば○こう○ちの納得いかないコーナーさん: 2005年を振り返って
ガ島通信さん: [ひまネタ]激動の2005年を振り返る
Life is beautifulさん: ブログで振り返る私の2005年

2005/12/29

ケータイが文章力を鍛える

こんばんは。銭形 雷です (ウソ)。

今日の話題は、また日経BizTech No. 010から。

あ、そうそう、日経BizTechって次号の予告が載っていないと思ったら、一旦休刊らしいです。これからはネットで続けるらしい。

切込隊長の連載記事が
... 以上を勝手に全編ということにしたうえで次回後編に続く。本当か。
で終わっていて、これはまあいつものトーンだな、と思っていたら、今度は本当だったんですね。

脱線した。閑話休題。

原田曜平氏の「明日のヒント」という連載は
10代女子が「ブンダン」を制覇する日
というタイトルでした。

昨年の芥川賞が綿矢りささん(19)、金原ひとみさん(20)、今年の河出書房の文芸賞が中学三年15歳女子、『このミステリーがすごい!』大賞の特別奨励賞に中学一年13歳女子が受賞したことをうけ、文学賞の低年齢化を考察しています。

・10代女子のほとんどが携帯電話をもっている。
・実は通話機能はあまり使わず、メール機能ばかりを用いている。
・そのため、文章の読み書きが上手になっている。

・メールに労力と時間をかけている。
・文字数制限があるので要約能力が身に付く。
・かつての日記と違い、読み手を意識した「双方向」の文章。
・つまらない文章だとリアクションが悪いので、相手の反応を想定した文章の書き方になる。

・10代女子のコミュニティでは、メールの返信は「義務」。
・しかもすぐに返信しなければならず、文章作成の速度も問われる。
・メールを送る前に近くにいる友達と文章を推敲し合う子も多い。

・メルアド交換で以前に比べネットワークが格段に広がっている。
・メルアドでつながり続けるので、中学三年くらいから友達の関係が途切れにくい。
・多くの価値観の異なった人とも人間関係を構築して行かなければならない。
・いろいろな経験をする機会が増え、視野が広がる。

どうでしょう。これまでケータイ文化は、
・関係が切れるのが怖くて、広いが浅い関係ばかりで、深い関係が生まれない。
・対面で話をしていてもケータイの返信を優先させる。
  -- これは子育てへの影響のところででましたね。
と、否定的な側面でとらえられることが多かったように思います。私はこのような肯定的な評価を初めて見ました。

どうなんでしょ。そこで交わされる文章、内容がそれほど品質の高いものとも思えないんですけどね。特に会話を聞いていると。

さて、この記事は、宿題であげていた「コミュニケーションへのケータイの影響」の提出です。宿題であげたときと方向性は異なるんですけどね。

それからこれが300記事め。本当は酔っぱらって冬に河原で寝た話を書こうかと思っていたんですが、きりのいいところでそういうのもなんだしね。そういうのはいずれまた。え、宿題にしろって? せっかくひとつ片付けたのに?

出勤納め

こんばんは。毎日が日曜日。だといいなあ。

今日は出勤納めでした。

出勤納め? そう、仕事はまだ残ってる。週報とか、月報とか。あとメールの返事を書いてないのもいくつか。って書けよ。それから冬休みの宿題もあるよ。

そうそう、年賀状もまだでした。

HDDレコーダの残量が10時間切ってます。お正月番組を録るのにスペースあけとかなくちゃ。

そういえば、昨日外出先の事業所に忘れ物をして来たのだ。明日とりに行こう。

ってやっぱ会社行くんじゃん! (爆 ちゅどーん)。

スキーとか温泉とか行きたい (ボソ)。

すみません、内容がなくて。たまにはいいでしょ。え? いつもとそう変わんないって? まあそんなこと言わないで、ここでも踏んでって下さい。

2005/12/23

年末進行につき: 人気エントリーを探すブックマークレット

こんにちは。はりーさんをまねて、便利ツールの普及に貢献しようと思います。

ブログを巡回していたら、Life is beautifulさんに「有名ブログを10分で斜め読みする裏技」という記事がありました。

はてなブックマークを使って、多くブックマークされているものを見つけることができます。

これはいい、と思っていたら、そのコメント欄に、ブックマークレットを使う方法へのリンクが紹介されていました。

fladdict.net/blogさん: 今見ているサイト内で「はてなブックマーク」されてるエントリ一覧を表示するブックマークレット

さらにそれぞれの記事には、改良版の紹介のトラックバックがついているようです。ちょっと比較検討できませんが。

有名ブロガーの記事をこうやってみると面白い。
自分のブログに適用してみると悲しい。

俺が応援しているから泣くな!と言ってくれる人は → 応援クリック!

2005/12/22

天皇家民営化案

こんばんは。ブログレンジャー (もちろんイエロー) です (もちろん、といいながらやっぱりウソ)。

今日は内容と全く関係ない人にあいさつしてもらいました。話題だから。

で、またまた天皇制の話題。本当はあんまり興味ないんだけど。

女系天皇を容認するという流れの中で、女性皇族にも宮家が持てるようにすることも検討されています。その場合の問題点として、コストがかさむことが指摘されています。けちくさいこと言うなよ。

そんなに税金で出すのがいやだったら、いっそのこと民営化したらどうでしょう。この国には多くの支持者がいるので、結構行けると思います。

・Japanese Emperor's Familyで略称JEF。あ、既に使われてるな...
・国民に近い存在であることを伝えるため、人間宣言」を行う。
  -- もうやってますって。
・宮内庁御用達を、"Official Supplier"に変更して利用料を徴収する。
  -- これは「みんな野球ファン」でも書きました。
・皇族が使う衣料品、持ち物は、プロダクト・プレースメントに活用する。
・ネーミングライツを導入、「天皇賞」など冠大会から利用許諾権収入を得る。
・文化団体等の名誉総裁も金次第。ただしブランド価値を下げないよう審査は厳しく。

こういう考え方って、不敬でしょうか? 自分の利益のために天皇、天皇家を利用しようとする人たちこそ不敬だ、と私は思っています。

2005/12/21

男系にこだわるなら...

... 愛子ちゃんの結婚相手に、神武天皇の男系男子子孫を選ぶという方法もありますね。

こんばんは。姓はありません (ウソ)。

男系でないと天皇制が崩壊する、という説の合理的な理由はまだ一度も聞いたことがないのですが、まあいいでしょう。今日はその人たちにも納得のいく解決策を提示しましょう。もちろん女系容認派の皆さんにも受け入れてもらえるようにしたいと思います。

改正皇室典範に「天皇の娘、孫娘は神武天皇の男系男子子孫と結婚しなければない」と書くことは、反対意見が多いと思います。愛子ちゃんには自分の意志で結婚相手を選んで欲しいですよね。

そのために、愛子ちゃんが「神武天皇の男系男子子孫」(以降では「男系男子」と書くことにします) に自然に恋愛感情を持つようにしなければならない。意識させないため、この計画は秘密裏に進めないといけません。

・愛子ちゃんと年の近い男系男子を千代田区近辺に住まわせる。
・彼らを学習院に入れる。
・彼らに天皇家の一員となるにふさわしい品格を持たせる教育をする。
・あわせて、「モテ男子」教育をする。
・不良に愛子ちゃんにからませ、そこに男系男子が助けに入る状況を作る。
・合コンでカップルが自然に消えて行き、愛子ちゃんと男系男子だけが残される。
...

え? こういうこと考えるのバカ?

真面目な話だと思って読み始めて損した?

そう思う人は → ここをクリック