2006/08/22

俺について来い

俺もないけど心配するな。ってそういうことじゃないんだった。こんばんは。ごぶさたしております。

nikkeibp.jp SAFETY JAPAN に日下 公人氏 (くさか・きみんど)のコラム
現実主義に目覚めよ、日本! 〜グローバル・スタンダードの罠に陥るな!〜
が連載されている (リンク切れ)。

その第34回は「ODAに日本人の心を映せ - 日本のような国になるためのODAを」
「ばらまきのODAでなく、戦略的なODAを。」というテーマなのだが、そのまま引用したほうがわかりやすいと思う。
ではODAの原則はどのようにするべきなのか。基本的には国民の気持ち次第だと思う。例えば、国民は独裁政権の国にはODAをやりたくないだろう。民主主義と言論の自由のある国や、人権を尊重する国には援助をしてもいいと言うはずだ。 
それから、近隣諸国と紛争している国や領土問題を抱えている国などには、「やめましょう」となるだろう。さらに、今はそうした問題がなくても、軍事予算をどんどん増やしてるような物騒な国には、やはり援助したくないはずだ。 
このように、今の国民の気持ちを個条書きにしてみると、それはほとんどが“現在の日本の形”になっていると思う。つまり、「あなた方も日本みたいになりなさい、日本のようになるなら奨励金をあげますよ」ということをODAの原則にすればいいのだ。
さらにこうも言っている。
 では日本は何のために、何を貢献したいのだろうか。これについてはもう、深く考えなくても分かっている。日本人は、自分たちが作り上げたこの日本が世界で一番すばらしい国だと思っているから、貧しい国や問題のある国が同じようなすばらしい国になるために、援助をしたいのだ。
「日本良い国 清い国 世界に一つの神の国」とは言わないが (というのは以前も言ったけど)、私も近い考えを思っていた。例えば...

2004-06-14 環境/ビジネス/カルチャー
-- 「環境」重視が共通の価値観となる国際社会へ導くため、省エネ、省資源文化と技術力を提供する。
2005-04-12 中国を啓蒙する
-- 中国が国際社会の一員としての認知を得るためには法治国家であることを示す必要を教える。
2005-06-04 「南」も犯罪国家入りか——。隣人としてほっておけない。
-- 韓国が犯罪国家に堕していくのを日本は容認すべきではない。世界はまだ見捨てていない、我々は協力を惜しまないとメッセージを送りつづけるべき。
2005-05-08 お金は有効に使おう
-- ODAは相手国 (アフリカ) の人たちが幸せになれる使い道を考えろ。
2005-07-06 ほっとけない、だけど...
-- アフリカの一部にサンクチュアリを作り、そこで食糧、医療、教育を与え、自立を促す。そこにはいりたければ「幸せになるためのルール」に従ってもらう。

ということを書いたのを、日下さんのコラムを読んで思い出した。

ただ、今の日本にどれだけ世界に誇れる価値観が残っているのか心配になって来た。ホリエモン、村上ファンド、小泉純一郎、そしてそれらをグローバルスタンダードともてはやしてきたマスコミ、マスコミに流される国民...

無条件に「昔は良かった」というつもりはないのですが、先日(8月11日)、NHKで
江戸の頭脳に挑戦!其の二 〜粋な遊びのテーマパーク〜
というのをやっていて、これはほとんど見逃しちゃったんですが (8月22日深夜再放送)、前回の放送のことを思い出した。庶民まで頭を使うことが娯楽であった時代、貧しいけど豊かな文化生活を営んでいた時代。

そしてそれに対して、「日露戦争物語」(8月7日発売のビッグコミックスピリッツ2006.8.21/28号) では、
21世紀の世界が目指すべき
平和で安定した未来の文化、
江戸文化で育った日本人が
奴隷にされないため、
欲望と殺人と征服の
野蛮な西洋列強の文明を
護身のため仕方なく
レベルを下げて身につけた
明治中期。
とあって、日下さんの主張と、 NHKの番組がシンクロしたのだ (すぐに書けば良かったんですが...)。

「日露戦争物語」 のテーマは、「歴史に学ぶ」ということ。日本の失敗は現実を直視しないことに原因があり、それは日清戦争のころから始まっているということが語られている。またこの回では、第2次世界大戦後もアメリカから嘘の物語を与えられ、それを妄信していき、「戦後60年で日本国民の現実を知る知能は消え、自由自立の精神は皆無となった。」とまで書いている。

ちょっとまとまらなくなったが、これから我々は、他人に流されず、自分の頭で考えていかなければいけないと思うのだ。

コメント

Commented by sabretoothjapan at 2006-08-22 02:03
ウエダさん、ひさびさなせいか切れがいまいちですね~。このタイトルなら、出だしは、「こんばんは、大松博文です。」にしてほしかったです。

という失礼な冗談はさておき、お金を人様(よその国)にあげるって難しいですね。今までの日本の援助は、「お金をあげるからボクのこと嫌わないでね」といういわば「金持ちの阿呆ぼん」的な意味合いが強かったように思います。日下氏の主張は、それを「自分たちのような国になるためならお金は出しますよ」という「日本の価値観を世界中で受け入れてもらうための戦略」としてのODAにせよといっているように思われます。

(続く)

Commented by sabretoothjapan at 2006-08-22 02:03
で、この戦略を一貫してとってきたのがアメリカですけど、最近のアメリカのやり方をみていると、それが「マイルールの押し付け」のように、受け取る側や第3者の視点からは感じられてしまっているように思えます。

日本人が「世界に誇れる日本の価値観」というものを作り上げ、それをODAという形で世界に発信していくというのはおそらく必要な方向でしょうが、同時にそれと「札束で面はたいて、自分のいうこと聞かす」ということとの境界線って、本当に微妙だと思います。

「世界に通用する日本の価値観」の形成には、それと同時に「その価値観を的確に世界の人たちに伝えるためのコミュニケーションの技術と『大人』の態度」を作り上げることが必要であるように、私は思います。

Commented by sprewell8_daisuki at 2006-08-22 08:46
戦前の日本の教育は「いかに国家のために死ぬ事を厭わない兵士を作るか」で、戦後は「いかに何も考えずにお上に従って働きぬく労働者を作るか」って感じですもんね。
今の日本人って、現実とかを全く見ようとしないし、目先の人気やマスコミへの露出度でしか政治家を評価していない気がします・・・・。
どーなんのかな、日本・・・・。

Commented by sofia_ss at 2006-08-22 14:30
お金を使うなら、表には出てこないボランティアにたくさん使ってもらいたいもんです。
世界中でその国のために活躍してる日本人はいっぱいいるんだから。
モノよりも人への支援に使って、そしてアピールも忘れずに。
どうも「コレしてます!」って声を出さないのが
日本的だって思ってるところがあるような^^
そんなとこは守んなくてもいいのに。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-22 22:56
★ せばさん、
ぼけかたは切れがいまいちですか、ってまあしょっちゅうすべっているので。
お金をあげるのが難しいのは確かでしょうね。キーとなるのは、お金をやるからいうことを聞け、ではなくて、もし平和で豊かになりたいなら、その方法を教えるし、金銭的な支援はしますよ、という立場でしょうか。アメリカのやっていることと紙一重なのかなあ。アメリカは世界の警察といいながら、アメリカのためになるなら支援する、利益を阻害するなら屈服させるという立場だと思うのですが。
コミュニケーション、大人の態度が必要だというのは同意します。まず、日本が自立しリーダーとなる自覚、覚悟が必要なんでしょうね。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-22 23:04
★ すぷりーさん、
日下さんの別の回に、「お上のいうことによく従う日本人」というのがあります。自分で考えること、選ぶこと、判断することができないうちは誰かに利用されるのが続くでしょう。本文に書いたことは、今の段階では夢想に過ぎないと思っています。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-22 23:09
★ そふぃあさん、
お金だけでなくてノウハウの輸出も必要ですよね。そしてそれをアピールして実際にその国に役に立っていることが伝われば、私の国もそうありたいと思う国が増えるはずだと思います。そういう意味で、アピールすることは自己満足では決してなく、世界の幸せに貢献することだと思うのです。

2006/08/11

「ナイーブ」ってどういう意味で使っているのかと問われたので...

... 「バカ」って意味だよ、と答えた。相手はちょっとあわてて、「いやだいたいあってるけど、そこまでひどいことはないけどね」って言ってた。20年くらい前の話。

「単純」という意味ではあるのですが、「(悪い意味での) 単純」という但し書きがつくように思う。"KISS = Keep It Simple, Stupid."という場合の、「単純 = より望ましい」とは異なる。

渡辺千賀さんの"On Off and Beyond"で、「ナイーブは現代米国英語ではバカという意味です」って記事があったので思い出しました。

関連記事(日英単語の意味の差): 「セレブ = ハイソ + 成金?」

(ウソ)の紹介もそろそろやめようと思ってたけど...

... やめられなくなるね。

トリビアの泉 - 再編集「うそつき」44連発!!

追記:リンク先の動画削除されていますね。これもいつまで持つかわからないけど別の動画貼っておきます。

2006/08/08

回収車出動要請

こんばんは。ランス・アームストロングです (ウソ)。

昨年は伊豆箱根だったのですが、今年は2泊3日で三浦半島へ行く計画。しかし、最終日の8日は台風の影響で夜半から大雨。終日降り続くと予想されたので、自宅へ電話して、車で迎えにきてもらうことにしました。自転車をおいて電車で帰りそれから自分で回収に行くという方法もあったんですが、家族で協力するってのがいいと思って (と言い訳)。

最終日8日はそんな天気だったんですが、6日、7日はほんとうによい天気。首にはタオルを巻いて日焼けを防御していたのですが、それほど気にしていなかった腕が真っ赤に。2日めの午前中にドラッグストアに寄って、日焼け消炎スプレーと、UVプロテクト乳液を買いました。




今年は旅行の楽しみを知ることにも重点を置いて、おいしいものを食べるのも計画に入れていました。

1泊目は葉山牛ステーキ。保養所なので普通に食べるより安いんだと思います。味の方は、すみません、「おいしい」くらいしか言えません。高級なお肉を食べ慣れていないので評価できません。

2泊目は民宿なので、宿の設備はちょっと目をつぶって、料理に期待。まぐろの刺身、まぐろのスペアリブ、鮪卵の炊き合わせなど、お腹いっぱいです。

それから、写真はありませんが、2日目のお昼はすき焼き。お肉は150gなんですが、野菜や豆腐、白滝などその他の具、ごはん、デザートのアイスクリームが食べ放題でした。自転車に乗らないといけないので、セーブしたつもりだけど、ひととおりとると、お腹いっぱいになります。

それ以外にも休憩のたびにアイスやパフェなど食べたりしたので、運動をしたと言っても体重増えてます。うぎゃー。

2006/08/05

今年の夏休みはガテン系

夏休みも4日が最終日。でもまだ有給休暇をとるんですけどね。

この期間を利用して、夫婦共同作業でブロック塀に外壁用装飾レンガを貼ってみました。

Before
汚れているブロック塀をデッキブラシでゴシゴシこすって洗います。奥はまだ汚れている状態。



After
接着剤を鏝(こて)で壁に塗って(左官仕事ですな)、そこに薄い装飾用レンガを貼っていきます。

あらが目立たない様に、写真は小さくしています。

久しぶりに今週のトラックバックテーマ(「2006年、私の夏休み!」)にトラックバックしてみよう。

2006/08/03

ボクシングのことはよく知らないので...

... って、前にも書いたのですが、またよくわからないことがでてきました。

・タイトルマッチ、それも世界チャンピオンを決める試合でも、15Rじゃないんですね。

・おたがいジュニアフライ級の試合はこれが初めてなんだそうですが、ランダエタはライトフライ級1位、亀田は同2位がついているのはどういうことでしょう。前からライトフライ級だった選手はどういう扱いなんでしょうね。

関連リンク:
ボクシング:WBAライトフライ級王座決定戦 亀田興、ヒヤヒヤ戴冠 (毎日新聞 2006年8月3日)
茶番チャンプの重い代償…国辱的な「疑惑の判定勝ち」 (ZAKZAK 2006/08/03)
19歳の亀田興毅さんが、その人生を賭けて、私たちに教えてくれたこと (切込隊長BLOG(ブログ) 〜俺様キングダム casTY本店 2006-08-03)

コメント

Commented by nsudou at 2006-08-04 00:06
以前から思っていた事なんですが、
ボクシングとかプロレスはあまり好きでは有りません。
理由は分りにくいからです。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-04 16:35
★ nsudouさん、
ボクシングはダウンしたりスピードが落ちたりするのは分かるけど、どれくらいダメージがあったかなんて、テレビ解説聞いても分かりにくいですよね。亀田の試合なんか、亀田のパンチが決まった、とか、これは効きますよなんて言っているのですが、相手のパンチに関しては言及なし。視聴者に亀田優勢と思わせる工作なんでしょうね。
ところで私もボクシングはあまり興味がないというのが本音です。プロレスは嫌い。でもK-1とかボクシングとかガチンコと思われるのは、テレビでやってるとついつい見ちゃうんですよね。今回の件でボクシングはガチンコの範疇からはずれることになったけど。

公の場で意見をいうことは行動を起こしていることでもある

プール事故少女のご両親は今、市や管理会社の責任を追及する前に、自分を責めているに違いない。

・排水溝のふたが開いているのを知っていたら、そばに行かないように言ったのに。
・流水プールで流される子供とのそばにいるようにぐるぐるプールサイドをまわることも必要があるならやったのに。
・それでもそばに流されることは避けられないから、プールに入れないようにしたのに。
・監視員がそばに行かない様にと注意しているのを知っていたら...
・プールの管理体制がずさんなことを知っていたら...
・そもそもプールに連れて行ったこと自体が間違っていたのだろうか...

今回の事故は両親にとって不可抗力だったと分かっていても、多くの親はそう考えると思う。また、多くの親がそう考えることを想像するのは難くない。

今回の事故は、管理運営側の問題が既に次々明らかになっている。この段階においてもなお親の責任を問うのは、犯罪の二次被害と同じレベルと言えるだろう。「いじめられる方も悪い」、「性的犯罪を誘う服装をするほうも悪い」と責めるのと同じようなもの。

本音を言ったのは適切ではなかったが、多様な意見のひとつであって、世の中に多様な意見があるのは認めるべきであるという主張だが、公の場で意見をいうことは行動を起こしていることでもある。例えば差別的な考えを持っている場合、それを「意見」として発言するのは差別になりうる (場合による)。ブログに書くことは公にすることという認識がない点も問題のひとつであろう。

この高校2年生も皆さんからの意見をうけとめ反省もしているようなので触れないでおこうと思ったが (その点を評価するコメントもみられる)、この2点は曲げる意志がないようなので、この稿を書いています。

これまで私は、子供がネットを使うことの可否判断を、被害者になりうる可能性で考えてきたが(リスクを低くする方策が分かっているか、リスクを受けれる覚悟があるか、など)、その前に加害者になる可能性も考えないといけないと思う。

追記 (1): その後 「コメントに答える・その3」で、親に責任を問うのが誤りであったことに気がついていただけたようです。ひとつひとつのポイントを真面目に考えているようですので、今後に期待できると思います。

追記 (2): お母さんはそばにいて
母親「娘の体つかんだ…」 埼玉プール事故 (産經新聞 2006/08/03)
瑛梨香ちゃんが流水プールの吸水口に吸い込まれた瞬間、母親(38)はプール内で娘のすぐ後ろに立ち、プールサイドに上がるため反動をつけようと潜る娘の姿を見ていたという。
「吸い込まれた!」。プールサイドで注意を呼びかけていた女性監視員が気づき、大声で叫んだ。直後に母親も娘の名を叫び、自分の腕を吸水口に突っ込んだ。
「瑛梨香の体の一部をつかんだ」と母親。しかし秒速2.4メートルの水流が母娘を引き離した。
お母さんの無念さはいかばかりかと思います。

コメント

Commented by sofia_ss at 2006-08-03 01:53
過去にも何件も吸い込まれ事故がありましたね。
そのたびに、教訓が活かされていないと思ってました。そして今回も。
安全管理とは、起こり得る出来事をいくつも想定して、誰が現場にいても適切に対処できるようにシミュレーションしマニュアル化しなくてはいけない、と素人のPTA役員でさえ、心がけています。
いや、今回はそれ以前の管理の問題ですね。親御さんの無念さははかりしれません。

未熟なものは、大人でもネットするべきではないと思っています。
ネットで知るより、まず実際の人と向き合っていろいろな体験をするべき、というのは、一貫した私の意見。
両方のバランスが上手に取れれば、すばらしい道具なんですけれどね^^

Commented by sprewell8_daisuki at 2006-08-03 08:54
うわ、すごい祭りになってたんですねー>リンク先。

>ブログに書くことは公にすることという認識
そうですよね。件の高校生にはその意識が抜けていたのかな。
最後には反省もしているようだけど、反論の反論みたいになって見苦しかったです。
私が、政治とかについてブログで書く時は「これは公に意見をいうべき」と思う時です。
だから反論される方にもきちんと説明していこうという姿勢でいますが、なかなか難しいんですよね。

>加害者になる可能性
これって、ネット以外でもそうですよね。
性犯罪だってネット詐欺だって、被害者にならないように教育するのとおなじように、加害者にならないような教育も大事だと思います。
今って、「だまされる方が悪い」「被害者にも落ち度がある」って風潮で、根本の「悪いことはいけない」ってのが抜け落ちてて悲しい気分にさせられます・・・・。

Commented by Boodoo People at 2006-08-03 19:07 x
後出しじゃんけんで勝ち誇るなって w

Commented at 2006-08-03 19:07 x
非公開コメント

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-03 20:32 x
★ そふぃあさん、
今回の事故で見直しが進むと思いますし、そう信じたいところですが、これまでなぜ反省が生かされなかったのかについては疑問に感じます。誰かが無くなるまで改善されないとは思いたくない。
子供のネット利用に関しては、そふぃあさんのことを考えながら書いていました。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-03 20:36 x
★ すぷりーさん、
ただ「反省しています」ですませたり、ブログを閉じたりせず、ひとつひとつに関して考えて答えているのは分かるので、今後に期待したいです。
加害者側になることの危険性はネット以外でもあるというのはそのとおりですね。カルト宗教とかネズミ講とか。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-03 20:40 x
★Boodooさん、
別に。

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-03 20:44 x
★ 鍵さん (at 2006-08-03 19:07)、
お母さんの無念さはいかばかりでしょう。
http://www.sankei.co.jp/news/060803/sha046.htm

2006/08/02

夏といえば音楽フェス

こんばんは。チューブにも負けないって山下達郎がいってました。

Not My Cup of Tea (fumi_oさん)の記事 [music][雑感]流行の"スローなんとか"ですか?

で知ったこのサイト

UDO MUSIC FESTIVAL 緊急レポート

文章が面白かったです。最初の部分から引き込まれます。
主催自ら「不自由さを楽しもう」を標榜、イベンター・客側ともに協力しあって盛り上げる雰囲気作りに重きをおき、過去10回もの興行を成功させてきた、日本における夏フェスの草分け的存在、ユルい空気と豊富な自然が魅力、SMASHのフジロック。 
渋谷陽一を筆頭とする暑っ苦しくて粘っこい熱血マインドのもと、ルールを徹底的に作りこみ、それを客側に遵守させることで、もっとも快適かつ過ごしやすいフェスを実現させた、邦楽フェスの代表格、至れり尽くせりな空間の中で音楽を存分に楽しみたいならこれ、ロック・イン・ジャパン 
交通の便の良さと、外タレとの豊富なコネクションをバックにした参加ラインアップの豪華さが売り。暴れたい厨房ご用達、都市型フェスの完成形、クリエイティブマンはサマーソニック。 
そして2006年、今年。遂にウドーが、上記3大フェスとはまた異なるコンセプト、
「大人の夏フェス」をテーマに打ち出して、夏フェスの陣に参戦決定。
そういえば去年、NTV「先端研」で夏フェスが取り上げられていたんですよね。経営的な側面、地元との協力、ボランティアによる運営 (リサイクルなど)、飲食ブース、...。

お祭りっていいよねー。でもおじさんには敷居高いぞ。と思っていたんですが、「大人の夏フェス」ですって。ありがたい。

すいてて、ステージ直前でシート敷いて見ることができて、っておじさん達に優しい夏フェス (皮肉です)。ビジネス的に来年はないかもと思うと本当に「伝説」になってしまいそうだ。

ところで、前の記事で紹介した対談では、ロックに何を求めるのかということが一つのテーマだった。しかし、「大人の夏フェス」でのおじさん世代のマナーの悪さを考えると、おじさん世代が音楽に何かを求め、音楽で何かを主張しようと考えていたこと自体が幻想だったのではないかと思える。

トラックバック
・フジロックのレポート。比較してみてください。 → 不完全日記 (初日2日目)

2006/07/31

そもそもコミュニケーションとる気があるのか

こんばんは。散歩の達人です (ウソ)。

反米嫌日戦線「狼」(美ハ乱調ニ在リ)さんの記事「無残! サンボマスターは松山千春であった」で知った平野悠氏とサンボマスターの対談
サンボマスターと平野悠対談の全てをロックンロールと呼べ!
最後まで読むのをあきらめてしまいました。

最初の部分を引用する。
平野:僕はサンボマスターのアルバムを聞いて、今日本の青年達が抱えてる不安とか焦燥感がジンジン来るんですよ。しかしそれがどこにいこうとしてるのかが見えない。見えてない焦燥感があれだけのサウンドエネルギーになっているんじゃないかっていう感覚はあるんですけど。
山口:僕が平野さんと決定的に違うところは、まず心ですよ。インナーミュージックがやりたい。僕は西洋的な考え、恩恵をいっぱい受けてるし、尊敬もしてるところいっぱいあるけど、やっぱりインナーなものから調和とか東洋的なことができないかなと。しかもロックンロールで。だって今回のアルバムのコンセプトもそうだけど、日本人って桜見てセンチメンタルな気分になったりするじゃないですか。それってすごく素敵なことだと思うし。僕の今の結論で言うならば、コミュニケーションのロックをやりたい。もっと言えば、平野さんたちの世代は僕らのことをコミュニケーションが取れないって言うけど、俺から言わせれば「あなた達こそなんか取れたの?」って言いたいの。ひとつひとつの問題っていうよりは、僕らが抱えてる時代の不安であるとかロックが歌うべきなんじゃないかと思うんですよ。
最初からこんな調子ですよ。

最初から「僕が平野さんと決定的に違うところは、まず心ですよ」って、立場とか公開されている情報で違いをいうのならまだ分かるが、相手の「心」が読めるのかっていいたい。しかも否定しているし。

それが、「コミュニケーションのロックをやりたい」人間のすることだろうか。

平野氏にしても、相手に対する決め付けと、「自分達おやじ世代を否定しなければならない」という押しつけで、コミュニケーションをとろうとする態度じゃないように思う。

かみ合っていない対談が延々と続くんですが、「61歳の平野さん、30歳の僕。ロックンロールを通してこれだけ熱く語る。これコミュニケーションですよ。それでいいじゃないか。」(サンボマスター山口)ということで、そういうのを楽しめる人には良いかもしれません。って私には耐えられなかったということなんですど。

最後は、
平野:やっぱりだけど、あんた達は今の権力にあぐらをかいて生き血をすすっている連中を憎まなきゃいけないんだって気がするんだな。
山口:とりあえず平野さん以外の人を憎みますから(笑)。それでいいでしょ。
近藤:ホントに憎めない人ですもん。
ってサンボマスターの根負けって感じですか。相手の話を聞かないのにかけてはおやじ世代のほうが得意なようで。

追記: 平野氏のブログ記事
対談に関して
第4回 今、日本のロックに何が起きているか──「サンボマスター」って知ってるかい? <第二部 「お前らやれよ!」「俺達はもう始めてるよ!」──前代未聞のガチンコ対談>
サンボマスターのライブに行って
第5回 今、日本のロックに何が起きているか──「サンボマスター」って知ってるかい? <第三部 渋谷クラブクアトロライブでの違和感 〜今後のサンボは何処へ?>

コメント

Commented by sprewell8_daisuki at 2006-08-01 08:55
あはは。サンボらしい(笑)私も途中で読むの止めちゃったし(爆)
彼らの歌詞って、すっごく独善的で思い込み激しいんですよね。
それと、ライブだとうるさいくらい語るんです。
「お前ら、俺の話を聞け!」って感じで。松山千春っぽいかもw
好きな人は好きでしょうね。

しかし、読んでみると、平野氏も、かなり若い人に幻想抱いてるんじゃないのかな・・・。
若い人はこうあるべきみたいな幻想で、若い人に期待してる人がいるっていうのは素晴らしい事だとも思うけど、サンボ山口が言うように「自分でやれば」っても思います(笑)

Commented by yoshihiroueda at 2006-08-01 22:00
★ すぷりーさん、
サンボマスターの関しては、最後に追記した平野氏のブログの第5回に載っていますが、語るみたいですね。その内容に平野さんの不満はまた募るという... ロックに期待し過ぎなのではないかとも思うけど、そう期待させているのはサンボマスターなんだよなあとも思います。

今日から夏休み

こんばんは。夏はチューブですね!

今日から夏休み。

ということで今日は午前中自転車で峠の手前の展望台まで行ってきました (ケータイのカメラはレンズが汚れていたみたいですね)。やっぱり上り坂はきつい。かなり押していきました。500mlのペットボトルを持っていったんですが、途中のお店で500mlのドリンクとみぞれアイス補給。2泊3日の旅行ではいったい何リットル水分が必要になるんだ?

帰ってきて午後はシャワーをあびてお昼寝。

明日は映画の日で1000円だ。なんにしようかな。やっぱり映画館だとドカンドカンいう方がいいよね (by からーさん)。でも行こうと思っている映画館では、M:i:IIIがサラウンドのないスクリーンにアサインされてた。そんなスクリーンはポケモンでも上映してろって。
あ、そうだ。この人にもお知らせトラックバック送っとかないと。

2006/07/24

ロボット三原則はどうなった

こんばんは。ASIMOです(ウソ)。

先日、 NHKで放送された
危機と闘う・テクノクライシス
第2回「軍事転用の戦慄(りつ) ロボット」

今夜0:00から再放送されます。録画してみよう!

いや実は私も7月10日に放送されたのを録画していて昨日ようやく見たのですけどね。

イラクに配備されている米軍の無人飛行機プレデター。遠隔操作でミサイルを発射することもできる。

夜中に道路に穴を掘って何かをしている人たちの姿が見える。
米軍ではこれを爆発物を仕掛けていると判断。
その場から立ち去ろうとする人の近くにプレデターでミサイルを発射し、爆発する。
番組ではそういう場面も映し出しています。

遠隔地からテレビカメラで見て、
犯罪が行われていると判断し、
その場で裁き、
処刑する。

そういうことが行われているわけです。

アシモフが定めたロボット工学三原則。SF作家達はこれを犯してはならないものとして大事に守ってきました。現実にはいとも簡単に無視されています。

ロボット工学では最先端をいく日本。そこにも技術を求める触手が伸びています。番組で紹介されている筑波大学の教授はきっぱり断りました。しかし、知らないうちに軍事転用されれることは防ぎようがないと思います。

対共産圏向けのココム規制は今も生きています (追記: 対テロに形は変わっていますが)。東芝 (子会社だったかな) が誤摩化して軍事転用できる部品を輸出したのは記憶に新しいとおもいます (今回改めて調べたら、濡れ衣だった*そうですね - これも驚きました。しかも記憶に新しいっていいながら結構昔だし)。

しかし現在はココム規制にかからない米国が相手なのです。

番組では、それに対する取り組みが紹介されていました。農業用に使われる無人ヘリの会社が出している特許が紹介されていました。GPSで場所を認識し、予め規定された場所でしか飛ばないようにする。また、一定時間が過ぎると飛ばないようにする。でも、どちらも簡単にハックできそうな気がします。

この番組をみて、暗澹たる気持になりました。

*追記:東芝子会社のココム違反は濡れ衣だったと書きましたが、リンク先のWikipediaにはそういう記載はありません。調べたら、ココム違反=虚偽申請自体は確かにあったということらしいです (出典:迥寞録「東芝機械ココム違反事件」)

関連記事: 禁断の科学

いただいたコメント

Commented by tosh3141 at 2006-07-25 08:51 x
東芝のココム事件では、当時、私もとばっちりをうけて、ヒドイ仕事をさせられたものです。濡れ衣だったとは・・・ はらたつー
先端技術は軍事転用可能というよりも、むしろ、軍事技術からの転用が先端技術の正体です。インターネットも軍の分散ネットワークが端緒ですし、GPSもナビもです。ロボットも、火星探査にもイラクにも、同じ根っこのものが投入され、私たちは前者に喝采し、後者に不安を覚えているわけですね。
日本はメカ技術では先端を走っていますが、アシモフの3原則を実現するためのソフトウェア面では必ずしもそうではありません。アプリケーションやコンテンツのレイヤーでも、世界をリードして、平和利用限定のロボット技術を進めて欲しいものです。

Commented by sprewell8_daisuki at 2006-07-25 12:21 x
> 遠隔地からテレビカメラで見て、
> 犯罪が行われていると判断し、
> その場で裁き、
> 処刑する。
うーーむ。巨大な軍事力を持つと、かくも傲慢な態度に出てしまうものでしょうか。
いやだな・・・。

Commented by yoshihiroueda at 2006-07-25 21:31 x
★tosh3141さん、
東芝の事件のとばっちりってたいへんだったんですね。濡れ衣って私も初めて知ったのですが、ちゃんと伝わってないといつまでも悪いイメージだけ残り、問題ですよね。軍事には大きな予算があるので、アメリカの科学技術は大きな恩恵を受けています。インターネットももとはARPAネットでARPA(米国防総省 高等研究計画局)の名前がついていますし。しかし、今は民間が由来の技術が多くなっていているそうです。特に日本が先端を走っているロボット技術では狙われているようで、懸念です。

Commented by yoshihiroueda at 2006-07-25 21:37 x
★すぷりーさん、
アメリカは世界の警察官を自認し、それを監視監督する力は今はどこにもありません。国連さえも自分に邪魔だと思えば無視していますから。

2006/07/22

中田ジャパンをみてみたい

こんばんは。石田国松です(ウソ)。

2006年上半期バックログの雑談のところに「4年後は中田プレーイングマネージャーで」って書いたんですが、オシムということになりましたね。監督よりも会長をかえた方がいいと思うぞ。

いまごろサッカーかよ、今は社会人野球が旬でしょ、なんて声もあると思いますが、今日こんな記事を見かけたので。

サッカー日本代表を破綻させた“構想力”の欠如 (NB online 2006年7月21日 宮田 秀明)

・日本の技術力は世界レベルにほとんど差がなくなったというが、少しの差が大きな結果の差を生む。
  -- 準々決勝あたりからの試合を見るととても少しの差とは思えませんでしたが。
・たとえ技術力に差がなくとも準決勝や決勝に残るのは難しかっただろう。
・「技術力」と同等に重要な「人間力」と「構想力」が世界レベルに達していなかった。
・人間力とは、「自分の立場の任務を大切にし、責任を全うし、互いに信頼と尊敬の心を持ち、メンバー同志が高めあう努力を継続する力」
  -- そういわれるといろいろ気になることがあとから報道されていますね。
・複雑な連携プレーで成り立つサッカーでは、試合の先を読みプレーを組み立てていく「構想力」も重要だ。
・構想力は監督にもなく、選手に構想力のあるものは中田くらいしかいなかったのではないか。
・長期的視点で構想力のあるリーダーを育てる必要がある。中田選手に10年くらい日本代表の監督を任せてはどうか。

中田はコミュニケーション能力に欠点があるという指摘もありましたが、これは熱意を伝え、モチベーションを高める能力のことを指しているのではないかと理解しました。対等の選手同士のときにはそうかもしれないですが、監督という立場だったらまた違うのではないかと思います。自分の考えに同調し、ついて来れる人だけ選べばよいですし。そういう人はそういないというご指摘もあるかと思いますが、4年後またはその次までには世代交代もあるし結構変えられると思います。

ただ心配なのは、人選に対する外からの圧力ですね。プロ野球だと「どうせしばらくしたら監督変わるんだから」といって言うことを聞かない選手がいるもんですが、協会側が中田を使い続けるという意志を明確にしておけば大丈夫だと思います。

2006/07/18

「日本画」なの?

おはようございます。松井雪子です(ウソ)。

「松井冬子を検索したら...」で言及した「夏休み特別企画 日本×画展(にほんガテン!) しょく発する6人」に息子と一緒に行ってきました。

上記記事で、私は
しりあがり寿も入ってるんですが、日本画なの?
と書いたのですが、彼に限らず「日本画」って何?と思わせる内容でした。

上記企画展ページでは、
この展覧会では、江戸時代以前の伝統的な絵画から明治・大正期の「日本画」へと受けつがれていった美意識や主題・技法のうち、現代の「日本画」が捨てさっていったもの、見失ったものに、新たな価値や創作の手がかりを見出し制作にとり組んでいるアーティストを紹介します。
と書かれていていて、また、展示会情報 (リンク切れ) では、
6名のアーティストが、それぞれ、「日本画」に対してどのようなスタンスをとっているのか、自作とのつながりやへだたり、共感や違和感をどこに見出しているのかを言葉にしていただき、
とあるのですが、やっぱりよく分かりませんでした。

しりあがり寿と同じくらい分からなかったのが、中村ケンゴ(→ nakamurakengo.com)。実は17日に「マイ・スピーチバルーン・イン・ヨコハマ」というイベントがあって、参加してきました。その内容は、

中村ケンゴの作品に登場するスピーチバルーン(マンガのふきだし)。このスピーチバルーンにメッセージを書き込みポートレイトを撮影します。撮影したポートレイトを使って中村ケンゴが作品をつくり、会期中に美術館に展示します。

ということです。ふきだしのボードがいろいろおいてあって、参加者はそこにメッセージを書き込み、そのボードをもって撮影されます。撮影は中村ケンゴ氏自身。撮影された写真はその場で印刷してくれてもって帰れます。

その前にしりあがり寿氏とのトークセッションがあって(これは参加できませんでしたが)、しりあがり寿氏が最初の参加者になってました。私は平凡なメッセージをささっと書いたのですが、後の人たちはボードに色を塗ったりして力が入っていましたよ。若い女性が「平らなところで寝たい」って書いてて笑った。

あ、日本画との関係を忘れていました。本人の言葉を引用します。
展覧会のカタログに、「作家のことば」なるものが載っていることがある。しかし、そういうものを読んで、おもしろいと思ったことがほとんどない。何が言いたいのかよくわからない独り言のようなものが多いからだ。 
だから、そのことばが作品鑑賞の手助けになることも少ない。その作家の「ノリ」のようなものがわかるだけだ。しかし、そういう作家の「ノリ」と、つくられた作品の間には、あまり関係がないと考えるほうが健全だと思う。僕のことはまあいいから、作品を見てください、ということだ。 
ヒネたことを書いていると自分でも思うが、そういう「ノリ」の作家だということはわかったいただけたかと思う(笑)。作品のほうは、すごく素直だと思っているので、そちらの方をどうぞよろしくお願いいたします。(中村ケンゴ)
ということで、分かりませんでした。まあ、別にジャンルにこだわる必要はないかと思うようになってきましたよ。

私が一番興味を引かれたのが、小瀬村真美 (→ 小瀬村真美サイト)。映像インスタレーションなんですが、動く屏風画といったほうがわかりやすいかもしれません。四季草花図という作品では花や草が揺れたりする。私が説明するより、作家本人のサイトのworkというところからスライドショウを見てもらう方がはやいですね。下はその一つです。



20歳の作家藤井雷の連作「絵手紙」も面白いですよ。封筒の裏面に絵が描かれていて、それらは順次つながるように描かれている。作風も途中で水墨画になったり抽象画になったりで面白いです。会期中も横浜美術館に新しい絵手紙が送られてきて順次伸ばされる予定です。

私信) という訳で、行ってきました。> fumi_oさん

トラックバック(レビューを書かれているブログ)

創作日誌(morimototouさん): 小指一本のつながり。 (2006-07-17)
-- 中村ケンゴ氏としりあがり寿氏とのトークセッションのことも記載されています。

コメント

Commented by fumi_o at 2006-07-18 09:01 x
早々と行かれたのですね。私の方は会期が9月までだからとのんびりかまえていました。<先に若冲観なくちゃという意識もあって
なかなか楽しめたご様子。リンク先を拝見したら、確かに「どこが日本画??」となりました。日本画の特徴である、写実を追わない・陰影がない・輪郭線があるといった技法を踏襲していないですね。私の頭が固いんかな?(笑) 私も鑑賞したらまたブログにアップしますね。

Commented by yoshihiroueda at 2006-07-19 23:24 x
★fumi_oさん、
早めに行かないと、というのはナスカ展や北斎展で懲りてるから(北斎展は結局あきらめた)。若冲もいいですね。
私は見る方としてはジャンルにはあまりこだわっていなくて、面白ければ、美しければ、楽しめるという感じです。

2006/07/17

こんなUSBメモリが...

... Designcafe-blog (平澤さん) 「USBメモリーの事」のコメント欄で紹介されていました。


(Flickr: Oso incrustado detalleより。もとの写真セットにはちゃんと首のついたのもありますよ)。

(Amazon.co.jpアソシエイト)
先日、秋葉原に行ったら、寿司ディスク (リンク切れ → 右写真に似たものを追加しました) がありました。存在は知っていたので、ほーこれかとか思いながら見ていたら、店員さんが「おみやげですけどね」って言ってました。SolidAlliance (リンク切れ)ではほかにもいろいろな形のUSBメモリーを出していますし、「お化け探知機」なんて変な製品も話題になっていましたね(→ よかった探し。)。

コメント欄に反応して申し訳ありません。平澤さんの記事本文中で紹介されていたUSBメモリのことも紹介しましょう。エキサイトismでも紹介されているカルティエのUSBメモリー (リンク切れ)。記憶容量 1GB。通常の1GB USBメモリの10倍するそうです。5万円くらいかな。

ブランド品が出たので、もうひとつ。以前LEON立ち読みして見つけたものです。STデュポンのUSBメモリー (リンク切れ)。512MBで59,850円 (リンク切れ) なので、さらにお高いです。

みなさんはどれを選ぶ?

ところでこの記事400個目です。ほんとうは日本語関連のことを書きたかったんだけど、ネタがない...

2006/07/15

クリエイティブ武士道

おはようございます。青春2.1です(昨年よりちょっとだけバージョン上げてみました - 下がってるだろなんて言わないように)。

今年は、三浦半島に行こうかな。と思って、湘南国際村を調べていました。域内の地図に「YOMIKO湘南OVA」というのがあって、なにこれと思ってクリックすると...  (補足: 今はリンクがない)

YOMIKO -- 読売広告社のことらしい。

この中でクリエイティブ武士道 (リンク切れでリンク先変更しました) というのがばかばかしくて、ばかばかしいといいながら最後まで見てしまいました。戦国武将がCMプランニングで競合の広告会社と戦うんです。外国の広告社が黒船だったり、インターネットが「天空市場」という名前で、民を空の雲の中に吸い上げていったり。

自己満足臭さがぷんぷんするんだけど、これでクライアントにうけるのだろうか。他人事ながら心配ですよ。


2006/07/11

今も誰かが得してる

こんばんは。お金儲けして億ションに住んでみたい。

Yahoo オークションのTV CMがしょっちゅうかかってますよね。そのたびにうちではブーイングですよ。

Yahoo!オークション テレビCM (リンク切れ)

「今も誰かが得してる」って。

その裏で、今も誰かが泣いている。 (リンク切れ)

ってちゃんと伝えてほしいよね。

2006/07/09

2.0つけてるだけ?

おはようございます。今日の先発はカーン。

CNETにエキサイト山村社長へのインタビューが出ていましたね。
Web 2.0時代におけるポータルサイトの役割とは (CNET 2006/07/04)
エキサイトが「Media 2.0」という新しいメディア戦略を発表した。ニックネームやプロフィールをブログ上で表示させ、興味のあるキーワードに基づくフォーラムや私書箱などの機能を利用できる名刺型ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「エキサイトネームカード」を軸にした事業展開だ。
Media 2.0という構想の中心に位置付けられているんですが、ネームカードをどのようにして盛り上げようと考えているのか分からない私には、戦略がすこしは分かるかと思って読んでみました。しかし...
エキサイト代表取締役社長の山村幸広氏によると、「Media 2.0は、Web 2.0の考え方を強く意識したものである」という。「ユーザーサイドからの情報発信が当たり前になり、マスメディアを形成しつつあるいまだからこそ、記事に対する信頼性を向上させるために、ネームカードを通して名前やパーソナリティを明らかにしていく必要があるのではないか」(山村氏)
しかし、ネームカードだって何でも書けるんですよね。IDだっていくつもつくれるし(これはそふぃあさんが指摘していたと思いましたがどこだったかな)。ネームカードを貼らせるだけではだめだと思う。

メディア戦略にしても、CGMに対してポータルの役割がいまいちわかりません。リンクポストも、はてなブックマークに比べて盛り上がりに欠けるし。

エキサイトのポータルをマスメディアの一員と考えているようで、エキサイトイズムのことなどを指しているようなんですが、これどれだけ見られているのかなあ。Excite Bit小ネタのほうがまだ見られているのではないか。

私は以前から、「ユーザがサービスの魅力を作る」ということを言っていて、それにはあった発言は見られるのですが、そのために何をするかが問題だ。

もう少し考えたい。

それに対して逆境ライブドアですが、非常に地に足のついた考えをしているようです。
ブログを核にリストラしたライブドアのポータル戦略 (CNET 2006/07/03)

2006/07/08

見つめてください 2

おはようございます。暑いですね。世界がぐるぐる回っている気がするんですが...

このせいかな。

YouTube: hypno

画面の右下のボタンでフルクリーンにして
ずっと中心を無心にみつめて、
指示がでたらコンピュータディスプレイの外を見てください。

動画でなくてもそういうのあったような気もします。

以前の投稿: 見つめてください

コケコッコー!

コケコッコー!
俺は驚いてベッドから転げ落ちそうになった。
ここはマンハッタンのど真ん中のホテル、43階の部屋だぞ。
なんでここでこんな鳴き声が聞こえるんだ。...
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英語圏では、ニワトリは"cock-a-doodle-doo"って鳴くはずだろ。
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... 失礼しました。