こんにちは。
昔Hotmailを使っていて、それが今Windows Liveというサービスのひとつになっている。そのWindows Liveのサービスの「その他」のプルダウンメニューの中に、Office Liveというサービスがある。オンラインでOffice文書 (WordとかExcelとか) を編集、共有できる、Google Docsみたいなものと認識していた。
そこを開けてみたら、最初にアンケートが出てきた。無料で使わせてもらっているので、こういうのは積極的に協力しましょう。
その中で、「次の企業のサービス、製品をご利用ですか」というような設問があって、以下のものがあげられていた。
Box.net
Jive Clearspace
Linked In
Lotus Bluehouse
Google Apps/Docs/Sites (Google)
Adobe Acrobat.com
Facebook
Basecamp
Zoho
Huddle
類似のサービスがあげられているのだろうけど、こんなにあるんだね。使っているのはGoogleだけだった。FacebookはSNSだと思ってたけど... 似たようなサービスもあるのだろうか。
まずWindows Liveそのものだけど、2005年からあるんだね。
ITpro 2005/11/10
「Windows Live」と「Office Live」でGoogleとYahoo!を追撃
ただ、
「Office Live Basics」は,ドメイン名と30Mバイトのオンライン・ストレージ付きのWebサイト,5つまでのWebメール・アカウントを含む,オンライン参入開始キットのようなものを小規模な企業に提供するサービスになる。Office Live Basicsは無料になる予定だが,広告で運営される。
とあり、「オンラインでOffice文書を編集・共有する」というものではない。この記事にも
これらのサービスで何を作ろうとしているのかを知るのは難しい。これらのサービスには驚くべきものやオリジナルなものはほとんどなく,同社の主力製品に少し依存し過ぎているようだ。
なんて書いてある。表題では「GoogleとYahoo!を追撃」と勇ましいが、本文では、「いろいろな意味で,GoogleやYahoo!その他のオンライン上の組織がもたらす脅威へのMicrosoftの対応はちょっと気合に欠けている」なんて書かれている。
2008年になると評価が変わってくる。
@IT 2008/03/06
無償グループウェア付き、MS渾身の「Office Live」を使ってみた
ストレージ、ホームページ、メールアカウント、アクセス解析、グループウェア。そのグループウェアもスケジュール管理、掲示板、Wikiなどのほかに顧客管理ツールもある。無料なのに機能満載。
Google Appsでも同様のことができるが、"Small Business" 向けとしてのまとめ方はGoogleよりもとっつきやすそうにみえる。
ところで「オンラインでOffice文書を編集・共有する」はどうなったかというと、"Office Live" には上記記事で紹介されている "Office Live Small Business" と"Office Live Workspace" があり、後者のほうのようだ。
私は最初に登録した際に、個人向けか中小企業向けの違い (ユーザ数の違い) かと思っていたが、提供する機能が根本から違うものなんだ。登録時に個人向けのほうを選んだのは、Office文書の編集・共有という目的には合っていた訳だ。
とは言え...
MacのSafariは使えない。
Firefoxは使えるが、オンラインでの編集はできないようだ。
Windowsでもオンラインでの編集ではなく、下記をみるとデスクトップアプリとWebが連携しているだけのようだ (MS Office 2003とか2007を持っている必要がある)。
Microsoft Office Live Workspace Help
Microsoft Office Live Workspace と Microsoft Office プログラムとの統合を強化する
Mac用Microsoft Office 2008のユーザなんだけどな。Mac用の連携もお願いしたいところだ。
以前作ったMapReduceの図をMicrosoft Office Live Workspaceで共有にしてみました。→
MapReduce
見ようとするとずっとプレビュー状態なのですが、私だけ?