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2007/05/17

DoCoMo 2.0って...

... ふたを開ける前からがっかり感満載。

技術的には、革新的な進歩につながるネタはなさそうに思う。小さな新機能の集合体ではなかろうか。

サービス的には... これはちょっと予想がつかない。SNSみたいなものに直接乗り出すとか... それでもサプライズとはいえないなあ。また、全く新しいコンセプトかもしれないけれど、その場合ユーザが理解して飛びつくのには時間がかかると思う。

料金プランかも... 安くなるんだったら価値はあるけど、これもびっくり感は少ないと思われる。

iPhoneのパートナーは実はうちでした、っていうのだったら拍手だ。

意表をついてoPhoneだったりしたら... これはこれで拍手です。

新製品 902.0iシリーズ発表... 全米が泣いた。

まあこれだけ出したのだから、どれかは6億円あたるでしょ。

追記: ずっと前に出てたんですね。何のためのティーザー広告だ。
ドコモ夏野氏が宣言、「904iはDoCoMo 2.0、ドコモの反撃だ」 (ケータイWatch 2007/04/23)
でも何が反撃の戦力なのかよう分らん。

それから、今日グランドオープンだったんですね、DoCoMo 2.0 スペシャルサイト
CMにお金かけているのはよく分った。

追記: 参照なしトラックバックは拒否してるんだけどなあ。どうやって回避したのか。それともトラックバックしたあと参照を消したのか。謎だ。

2007/03/02

ネーミングライツ

こんばんは。ウソの名前を使うのにお金払ってたって知ってた? (ウソだけど)

このニュース、この前朝の小倉さんの番組冒頭に紹介されていました。

「箱根ターンパイク」が「TOYO TIRES ターンパイク」に

そこでの会話がおかしかった。

・交通標識もみんな書き換えるんだろうか。
・交通情報でも、TOYO TIRES ターンパイクといちいち言うんだよね。
・リスクもありますよね。「TOYO TIRES ターンパイクは通行止め」とか言われたらマイナスイメージだ。

確かにそうですね。「東洋タイヤターンパイクはスリップに注意」とか。アナウンサーがかんじゃって「東洋タイヤターンバンク、失礼、ターンバンク」なんて。

でもネーミングライツもある程度知られていてなんぼですよね。去年まで「インボイス西武ドーム」って言ってたけど、最後まで「インボイス」って何? って感じだ。

今年から「グッドウィル」なんだけど、ここはTV CMで自分自身の会社名の売り込みに成功しているようです。でも「グッドウィルドーム」と「西武」の名前をはずすとどこにあるかわからないくなるんじゃないかな。日産スタジアムって、このへんにあると思ってたぞ(ホントはここ)。

可哀想なのは「味の素」ですね。せっかく「味の素スタジアム」にしたのに、みんなから「味スタ」って呼ばれてて、自社名の宣伝になりません。

企業名を冠したものというとやはりアメリカがお手本ですね。リグレーフィールドは1926年に今のチューインガム会社の名前になったそうです。ってCubsのオーナーっていうことなので、「阪神甲子園球場」みたいなもんだけど。

関連記事: 知りたい:増えてます、企業名付き 命名権普及でPR効果狙い、年間5億円超も (毎日新聞 2007年4月2日 東京夕刊 → 魚拓)

2007/01/11

iPhone発表! (まずは米国から)

日本ではどこと組むのかなあ。

アップル、革新的なiPhoneの米国内の独占キャリアにシンギュラーを選択  (ニュースリリース 2007年1月10日)
アップルがシンギュラー社を選んだ理由は、同社が米国で最も知名度が高く、最良の携帯電話キャリアと判断されたからです。
個人的には既存3社から選ぶのではなく、イー・モバイルなどと組んでもらうとおもしろいかと思います。ビジネス的には大きな挑戦になりますが。

ただ、下記記事で、「アジアでは2008年に販売を開始します」と書いてあるのは気になる。アジアといっても国ごとに違うので、同時に何カ国で始めるのか、日本はその中に含まれるのか気になります。

アップル、iPhoneで携帯電話を再定義 (ニュースリリース 2007年1月10日)

2006/12/24

切れてないですよ [すごろく74]

キリスト教徒でない方にもメリークリスマス。こんばんは。今日はもちろん小力です (そしてもちろんウソ)。

すごろく74番地は、「これにはキレた!」。切れはしないんですけどね、ずっと許さないだけで... (やだねー)。

今日はこれ。
ソフトバンク:携帯電話CMに「いじめ助長」の抗議相次ぐ (毎日新聞 2006年12月24日)

「電話するね」
「私はいいよ、お金かかるし」
「いいよいいよ、あなたがわるいんじゃないから」

って、悪いのは親ってことかー!
子供がいじめられたくなかったら、ソフトバンク携帯を買い与えろっていうのかーっ!

っていっていたんですが、やっぱり抗議する人多かったんですね。

で、それに対して、「最後の日まで中止せずに流す」って反省は無いようです。

反省すれば許す機会もあったのですが...

ところで、いつからかセブンアンドワイ (セブンイレブンとYahooのジョイントのような通販サイト)のメルマガが届くようになっていました。セブンドリームドットコム に登録していたからかもしれません。

メルマガも整理しようと思って、登録解除のページに行って登録解除の手続きをしたんですが...
やっぱり来るんですよ。
間違えたのかな、と思ってもう一度登録解除のページに行ったんですが、やっぱり登録解除されているようではある。
暫くは勢いで残っているのかなと思っていたのですが、もう1ヶ月くらいになります。

メールや電話での問い合わせ先を探したんですが、見つかりません。

企業の姿勢としてどうなんでしょう。これまでの顧客対応での問題の反省はないのかな。

セブンイレブンも提携先を間違えたのではないかと思います。

次は5つ進んで、「79.えー。
びっくりの「えー!」でしょうか。間をつなぐための「えー、と」でしょうか。

コメント

Commented by sofia_ss at 2006-12-25 00:10
このCM,ホント頭にきます。
誰が考えたんだろう・・・

Commented by sprewell8_daisuki at 2006-12-25 09:27
嫌な気分になるCMですよねー。
これだけ世間で「いじめ」が問題になってるのに、それを助長するような・・・・ホント唖然というか、言葉もありません。
アレ見てソフバンの携帯に替えたくなる人っているのかな?

Commented by yoshihiroueda at 2006-12-26 00:06
★ そふぃあさん、
企画会議で出たアイデアで、誰もおかしいと思わなかったんでしょうね。
それとも、おかしいと思っても言い出せない雰囲気だったのかもしれません。

Commented by yoshihiroueda at 2006-12-26 00:12
★ すぷりーさん、
あれ見てソフトバンクから他にかえたくなるかもしれませんね。
その前にケータイにSoftBankってロゴが載ってるのかっこわるくないですか?

2006/12/21

アップル福袋2007

こんばんは。クリスマス前に「福袋」ってどういうこと?

アップルストアで、「アップル福袋 2007」の予約受付中です。
魅力的な音楽アイテム、合計11万円相当の商品がつまった夢一杯の福袋です。 
販売価格:¥52,500-(税込)
期間:2006/12/7 - 2006/12/26 (20日間)
販売:1日 各10個、計200個の予約限定販売
ね、魅力的でしょ。で、
毎日深夜(午前0時以降)に当日分の販売を開始いたします。 
1日 10個の限定販売となります。当日の販売数に達した場合、サイト内の商品情報部分が非表示に切り替わり、販売終了となります。 
ということなんですが、

先の投稿の後、気づいたら0時1分。思い出してアクセスしてみたらもう売り切れでしたよ。

せっかく衝動買い気分満々なのに...

え? それって衝動買いって言わないって?

2006/11/13

「新発売」に弱い

こんばんは。PS3みんなもう買ったかな?

先日「デザイン言語2.0」のことを書いたのですが、やっと全部読みましたよ。途中別のものを読んでたんですけどね。

この中の一章、アストリッド・クラインさんの”We Love What We Do"の中で、
「日本で一番好きなのは何か?」と聞かれたら、「日本人が『新発売』という文句に弱いところですね」と私は答えます。
という一節がありました。日本人としてうれしくなっちゃいますね!

このメンタリティが日本の産業、文化を支えてきたのだと思います。ちょっとした改良の積み重ねが重なって、しばらくすると大きくラインナップが変わる。改良しないと置いていかれる。そういう意味では本当の市場経済があるのだと思います。

一方では不要な機能追加競争で疲弊するという側面もあるのですけどね。ケータイも日本市場内の競争は厳しいけど、コストダウンにつながらないから世界市場では全然ダメだし。

2006/10/01

アップルストアはテーマパーク

おはようございます。私は真っ赤なリンゴです (ウソ)。

昨日高校の同窓会 (といってもいいパーティ) があって、銀座に行ってきました。銀座に行くことはあまりないので、早めに出てアップルストア銀座に行ってきました。

17:00からの坂本梨奈さんミニライブを聴いてきました (→ 9/30を含むスケジュールの右下に案内が出ています)。伴奏はアコースティックギター一人だけだったんですが、のびのあるヴォーカルで、すばらしいパフォーマンスでした。8月に本格デビューしたということで私も初めて存在を知ったのですが、こういうイベントってその人のことを知らない人が集まってくるので、ファンが集まるライブと比べてやりにくいんですよね。それでも堂々としていて、好印象でした。

アップルストアのシアターの音響設備もすばらしく、音に包まれるって感じ。

ライブの前にアップルストアの店長から挨拶があり、ストアのコンセプトを説明していました。こんな感じです。

... コンピュータやiPodを売っていて一般的には電器店に分類されるのだが、雰囲気が普通の電器店と違うことはご理解いただけると思う (iPodをWalkmanみたいなものなんていうのは止めた方がいいと思うぞ)。Windowsだったらそばに知っている人がいるけど、Macはそうではないので (これも情けない気もする)、使い方を訊くことが出来るようにしているし、体験できるレクチャーも行っている。通常の電器店だと売って終わりとなることが多いのだが、アップルストアでは売ってからがおつきあいの始まりだと考えている。...

ビジネス的な成功はどうか分かりませんが (他の電器店などでの売り上げを含めた合計が増えているのかという点で)、この狙いは成功していると思います。アップルストアに入って、シアターに行って感じたのは、非日常の空間がうまく演出されているということでした。商品を扱っているフロアのディスプレイも統一されたイメージでまとめられています。スケジュールも、ディズニーランドなどで配られるイベントのスケジュールを思い出しましたよ。という訳で、「アップルストアはテーマパーク」というタイトルにしてみました。

ちょっと残念なのは、店頭で配っている案内をもらったのですが、スケジュールが10月のものになっていたところです。よく見ると帰る人むけに配っていたものでした。テーマパークみたいに今日のイベントを配ればいいと思いました。

2006/09/06

タワーレコードはアメリカの薫り

こんばんは。

日経ビジネスNBonlineにこんな記事があってびっくりしています。
時流超流 2006年9月5日タワーレコード、消えた輝き

2004年2月に最初の破綻があって、今度は2度目の破綻だという。

20年以上前、横浜元町にあったタワーレコードに何回かいったことがある。安い輸入盤を扱っているお店が無かった時代、アメリカの薫りのするタワーレコードはちょっとわくわくする場所だった。もちろんタワーレコードのためだけに電車賃使って元町に行った訳ではないのだが、といって元町でないと買えない様なファッションを求めていった訳でもなく、街の雰囲気を楽しみに行っていたのだ。

その街で目立ったのは黄色いプラスチック袋。普通だとビニールケースというようなものだけど、タワーレコードのバリバリいう袋はまさしくプラスチックといったほうがふさわしい。

店内のディスプレイも手書きっぽい英語だし、分類もジャンルが日本のレコード店よりも細分化されていて、これもアメリカっぽいんだろうなと思っていた。行くとせっかくだからということで2〜3枚買って帰ることになる。品揃えも豊富だったんだろうけど、コアな音楽ファンでもなかったので、日本でも発売しているアーティストの輸入盤を買うくらい。シーナ・イーストンとか、Jガイルス・バンドとか。そう頻繁に行く訳ではないので、洋楽ポップスも地元の店で買った日本発売盤のほうが多い。

そんなアメリカの薫りが魅力だったタワーレコード。日本での成功体験が他の発展途上国での展開につながる、ってことはそういう意味では日本も発展途上国だった訳だ。その成功体験が本国での没落につながるのは皮肉だなあ。

これもこの記事を読んで初めて知ったのだけど、日本のタワーレコードは2002年に米国本社から完全に独立し、NTTドコモの傘下にあるという。最近お店に行ったことはないけど、"No Music, No Life"なんてキャンペーンを良く見かけるし、日本法人は元気なようだ。というか日本が元気なので、本国ではそんなとんでもないことになっているとは知らなかったのだ。

もうずっと前から日本の音楽シーンは日本のアーティストだけでこと足りている状態になっているようなので、日本のタワーレコードもJ-POPがおおきな割合を占めているようだ(@TOWER.JP)。外にあこがれの対象が無い時代も寂しいような気がする。

2006/07/15

クリエイティブ武士道

おはようございます。青春2.1です(昨年よりちょっとだけバージョン上げてみました - 下がってるだろなんて言わないように)。

今年は、三浦半島に行こうかな。と思って、湘南国際村を調べていました。域内の地図に「YOMIKO湘南OVA」というのがあって、なにこれと思ってクリックすると...  (補足: 今はリンクがない)

YOMIKO -- 読売広告社のことらしい。

この中でクリエイティブ武士道 (リンク切れでリンク先変更しました) というのがばかばかしくて、ばかばかしいといいながら最後まで見てしまいました。戦国武将がCMプランニングで競合の広告会社と戦うんです。外国の広告社が黒船だったり、インターネットが「天空市場」という名前で、民を空の雲の中に吸い上げていったり。

自己満足臭さがぷんぷんするんだけど、これでクライアントにうけるのだろうか。他人事ながら心配ですよ。


2006/07/11

今も誰かが得してる

こんばんは。お金儲けして億ションに住んでみたい。

Yahoo オークションのTV CMがしょっちゅうかかってますよね。そのたびにうちではブーイングですよ。

Yahoo!オークション テレビCM (リンク切れ)

「今も誰かが得してる」って。

その裏で、今も誰かが泣いている。 (リンク切れ)

ってちゃんと伝えてほしいよね。

2006/07/09

2.0つけてるだけ?

おはようございます。今日の先発はカーン。

CNETにエキサイト山村社長へのインタビューが出ていましたね。
Web 2.0時代におけるポータルサイトの役割とは (CNET 2006/07/04)
エキサイトが「Media 2.0」という新しいメディア戦略を発表した。ニックネームやプロフィールをブログ上で表示させ、興味のあるキーワードに基づくフォーラムや私書箱などの機能を利用できる名刺型ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「エキサイトネームカード」を軸にした事業展開だ。
Media 2.0という構想の中心に位置付けられているんですが、ネームカードをどのようにして盛り上げようと考えているのか分からない私には、戦略がすこしは分かるかと思って読んでみました。しかし...
エキサイト代表取締役社長の山村幸広氏によると、「Media 2.0は、Web 2.0の考え方を強く意識したものである」という。「ユーザーサイドからの情報発信が当たり前になり、マスメディアを形成しつつあるいまだからこそ、記事に対する信頼性を向上させるために、ネームカードを通して名前やパーソナリティを明らかにしていく必要があるのではないか」(山村氏)
しかし、ネームカードだって何でも書けるんですよね。IDだっていくつもつくれるし(これはそふぃあさんが指摘していたと思いましたがどこだったかな)。ネームカードを貼らせるだけではだめだと思う。

メディア戦略にしても、CGMに対してポータルの役割がいまいちわかりません。リンクポストも、はてなブックマークに比べて盛り上がりに欠けるし。

エキサイトのポータルをマスメディアの一員と考えているようで、エキサイトイズムのことなどを指しているようなんですが、これどれだけ見られているのかなあ。Excite Bit小ネタのほうがまだ見られているのではないか。

私は以前から、「ユーザがサービスの魅力を作る」ということを言っていて、それにはあった発言は見られるのですが、そのために何をするかが問題だ。

もう少し考えたい。

それに対して逆境ライブドアですが、非常に地に足のついた考えをしているようです。
ブログを核にリストラしたライブドアのポータル戦略 (CNET 2006/07/03)

2006/06/02

ネームカード大プッシュ

おはようございます。

こちらもびっくりしました。

エキサイトブログ向上委員会 2006-6-1:エキサイトネームカードを登録すると画像容量が最大1Gになります

プレゼントキャンペーンまでなら分かるのですが、有料会員という既存収益モデルを捨ててまでの大キャンペーン。いったいどういうビジネス上の戦略があるのでしょうか。

追記: この旅行がキャンペーンって、他のブログからでもネームカードつけていれば応募できるんですね。ただでさえ遅いのに、ネームカード用サーバへのアクセスが増えればもっと遅くなるでしょうね。既存エキサイトブログユーザとしては、ないがしろにされているような気がする。この人も「軽さを返してくれぇ〜!」と悲痛な叫びを。で、なんだか分かんないけど「井戸端」ってつけるらしい。すでに井戸端になってますかそうですか。
私も今まで画像容量は節約して使ってきて、2年で約1MBしか使っていないので、あと58年は大丈夫と思っていたのですが、節約する意味なくなったな。さすがに2000年は生きられないし。

追記: 旅行プレゼントには応募してみます。うちに貼ってあるネームカードはフェイクなんだけど。これじゃあやっぱりだめかなあ。

追加トラックバック:
Feeling...感じるままに(蒼月兎さん):「水無月」
  -- 6月のこと、エキブロ新聞のこと、ネームカードのこと。マイクリッピングという機能が加わった (ここで初めて知りました)。

2006/05/29

単能機

こんばんは。仲間由紀恵です (ウソ)。

先週携帯電話を買おうと思って、携帯電話事業社の直営店へ行ったのですが... ちょっと聞いてくださいよ。

子供用にGPS携帯をというと、機種も限定されるので、それだけは決めていたんですが、それ以外、その機能を使うために必要な条件、自宅でそろえなければならない機材とか、適した契約形態などを聞こうと思っていました。

しかし、行って機種名を告げてこれを入手しようと思うんですけど... というとまず身分証明書を出してくださいと言われ、すぐにコピーをとろうとするんです。

私: いやちょっと待って下さい。GPS機能を使いたいですが、相手の位置を知るのに家側ではパソコンがあればいいんですよね、どういう設定が必要なんでしょうか。

店員: いや対応する携帯電話が必要です。どの機種にしますか。

私: いやその話は今はじめて知ったので、対応する機種は考えていませんでした。どれが対応する機種でしょうか。

店員: これとこれとこれとこれとこれと

私: いやそれらの違いはなんでしょうか。.... (聞いても時間がかかりそう...) これでお願いします。

店員: それではこの申し込み用紙に...

私: いやその前に料金プランがいろいろあるらしいんですけど、それはどう考えたらよいでしょうか。

店員: それならばこのプランがあります。無料通話がXXX円分で月額XXX円です。

私: (一応調べてきているので) もっと別のプランがあると思うのですが、これって「ソコソコ話す」人向けですよね。

店員: こちらもあります。

私: 中学生だとこちらが使えると思うのですが...

店員: それは小学生までです。

私: でもここに小中学生って...

店員: 中学生も使えます。

私: (もういい加減嫌になっている) いろいろ機能のオプションがあるようなのですが、どういう目的にはどれを使えば良いのか知りたいのですが...

店員: この機能は、まず両方の端末で設定する必要があります。...

私: いやそれはこのパンフレットに書いてあることなので... 知りたいのは目的の対応なんですが...

店員: この機能は、まず両方の端末で設定する必要があります。...

この途中「Cメール」という初めて聞く言葉も出てきたので、説明を聞いたりしたのですが... Eメールと同じようなもんだということまでは分かったんですが、別途Eメールというのも出てきてその違いが分かりませんでした。料金プランとも関係するようなんですが...

私: ... 場所を設定するのはどのような操作をすればよいのでしょうか (別に今聞かなくてもいいんだけど、別の人に代わって欲しいので... )

店員: ちょっとお待ちください。 (と奥に入る)

私と奥さん: ... だめだねこりゃ。隣で接客している人も気づいてくれないし...

店員が戻ってくる。話がわかる人を連れてきているわけでない。

私: すみません。ここ勉強してこないといけないようなので、また今度勉強してから出直します。失礼しました。

店を出てその足で家電量販店へ行きましたよ。対応機種も目的を聞いて絞ってくれるし、料金プランも別のお得なものを提案してくれるし、購入代金も安くなって大満足だ。最初からこっちにすればよかったよ。

きっと店員は何が問題だったのか分かっていないんだろうなあ。変な客が来たくらいに思ってるんだろうなあ。みんなやっぱりちゃんと勉強してから買いに行くもんなんだろうか。こんな店員でも通用するくらい。

2006/05/07

日本版YouTubeに期待

おはようございます。

最近YouTubeのことばっかり書いているのですが、こんな記事もあったんですね。
Google VideoやYouTubeに続け--フジテレビ、動画ポータル参入に向けLLC設立 (CNET JAPAN 2006/05/02)

YouTubeで気になるのは、著作権の問題なのですが、
動画ポータルサイトでは公序良俗に反するものが問題になりやすい点について、チームラボBD 代表取締役社長の森山雅勝氏は「著作権の問題を含め、検閲システムおよび人的作業により徹底的にチェックします」と語り、登録時にある程度の個人情報入力を求めることも示唆した。
とあり、その点は問題なさそうです。一方でYouTubeにあるコンテンツはほとんどが著作権侵害してるだろと思われ (自分でとった映像でも音楽は他者の著作物を使っていたり)、それらを除いたときに量的な盛り上がりには欠けると思われます。
ただ、
Watch Me!TVは動画ポータルサイトに、映像クリップに対して評価やコメントが付加できるコミュニケーション機能を備えるほか、クリエイター発掘の場としても利用していく。
とあり、YouTubeで埋もれがちなオリジナルコンテンツに光があたることが期待されるため、チェックの強化はかえって歓迎すべきことかもしれません。

チェックの厳しさをどこあたりに設定するかは難しいところですね。コンテンツホルダーのフジテレビとしては制約をきつくする方向になると思うのですが、一方で制約が厳しいと創造性の足かせになります。私としては、パロディ(たとえばこんなの)が見られる方がありがたいのですが。

2006/04/22

異業種を比べるのに何の意味が

こんばんは。ドン・コルレオーネです (ウソ)。

こんな記事が出ていました。

nikkeibp.jp 2006年4月21日
消費者評価トップのブランドは「スタジオジブリ」
〜日経BPコンサルティング「ブランド・ジャパン2006」から

詳細はニュースリリースにあります。

「日経BPコンサルティングが,一般の消費者とビジネスパーソン合計4万3000人へのアンケート調査から延べ1500ブランドを並列に評価した」とのことですが、結果トップだったのが、スタジオジブリだということです。トヨタ自動車を抑えての一位。
激しい違和感を感じます。

いや別にスタジオジブリにブランド価値がないといっている訳ではありません。この調査自体がなにかおかしいのではないかと思うのです。

ブランドって、製品やサービスを選ぶときに、スペックに出ていない価値を測るものだと思うのです。例えば、製品を選ぶときに、耐久性まではわからないけれども、この会社の製品だったら間違いないだろうという安心感。例えば、この会社の製品を持っているとみんなが注目してくれるという満足感。先端のイメージ、自分らしさの強化...

でもね、スタジオジブリの映画とトヨタの自動車を比較しないでしょ。自動車を買おうと思っていたけど、やっぱ映画を見ることにした、ってないよね。自動車を比較していて、悩んだけどやっぱりトヨタなら間違いないよね、ということはあるだろうけど。

こう考えると、異業種を比較していること自体がおかしいのじゃないかと思います。あと「総合力」というのもくせ者で、どの項目を評価するか、どの項目を重視してトータルスコアを出すかで結果が大きく変わってきます。

あ、異業種の会社を比較して意味のある場合もあります。例えば就職。待遇が同じくらいの会社を比較して、決め手になるのは会社としてのブランドかもしれません。アイフルよりもスタジオジブリを選ぶよね。

2006/03/13

これは面白い! ペントップコンピュータ

ご無沙汰しておりました。人はペンのみに生くるにあらず。何をいっておるのだ。

Mac Fan Letter (雑誌Mac Fanのメルマガ) で、FLY Pentop Computerが話題に取り上げられていました。「マウスで操作するアップルのコンピュータを初めて見た時の衝撃に匹敵するぐらい感動した」なんて書かれていたので、Webサイトを見てみました (→ ここ)。

ペンで専用紙に書いた図形が、機能を持つようになる!

何でもできるようになる、って訳ではありませんが、例えば...

「電卓機能がある」っていうと、「計算機だから当たり前だろ」ってツッコミが入りそうですが、紙の上に電卓を書くと、それが電卓の機能を持つようになるんです。あ、答えは紙の上に出てくるんじゃなくて、音声で出されるんですけどね。

音楽が感動的ですよ。キーボードやドラムの絵を描いて、それをペンで触れると音が鳴るんですから。サイトのデモを見ると、録音再生機能もあるようですね。録音というのは正しくないですね、動作のシーケンスを記憶しているのでしょうから。



ベンチャーだと思うのですが、サイトの作りこみ、TV-CMなどお金をかけてるなと思います。ディズニーとのタイアップもやっているようです。日本でもこういう元気な会社が出てきてほしいと思います。

見逃していたんですが、「百式」でも昨年12月に紹介されていたんですね (「魔法な世界」)。

2005/12/18

LOHASは登録商標:続き

こんばんは。エコレンジャーです (ニセモノ... って本物はどれ?)。

先日「LOHASは登録商標」という記事を書いたんですが、その後見ていても、ホワイトバンドのときのような「だまされた」という怒りの声は出てないようですね。私も同様なんですが、「ボクは騙されはしないけどね」という言明でしょうか。

むしろ、ソトコトのマーケティング上の失敗という見方が多い。

「R30::マーケティング社会時評」さんにも引用されていた「実践ビジネス発想法」さんが、「排ガス浄化装置で環境ビジネスを食い物にした三井物産がロハスを手がける説得力」という記事を書かれています。

環境関連ビジネスで世間を欺いた三井物産(+ソトコト)が、
環境への取り組みに力を入れているシャープに対して、
ロハス (LOHAS) の無断使用を警告。

悪い冗談としか思えません。

「ディーゼル商用車に取り付ける排ガス浄化装置の性能データの偽造事件」すっかり忘れていました。事件としては忘れていませんでしたが、三井物産と結びついていなかった。
環境保護をファッションにしているだけで実質環境保護になっていなければ、それをまねするだけの人が増えて、環境保護にとって却って弊害になる。この機にそういう傾向に歯止めがかかるならば、むしろ早めにわかってよかったんじゃないかと思う。

おまけ: fumi_oさんの"@HOME"で知ったtypoGenerator (記事自体は関係ないのでトラックバックしません)。"typo"というとタイプミスの意味で使っているので、LOGO Generatorといったほうがいいんじゃないかなあ。



もいっちょ。

はりーさんのところで知ったSpell with flickr (これもトラックバックしません)。

r77 KEYWORD letter Y letter O Word Grab letter K letter A letter N

2005/12/11

LOHASは登録商標

こんばんは。小池百合子です (ウソ)。

R30::マーケティング社会時評さんの「LOHASは「サブマリン商標」の成功事例か」という記事で、LOHASが登録商標になっていることを知りました。参照されている日経の記事では、

・トド・プレスが、商標「ロハス」の「自動車」「ビール」などのカテゴリの大半をもっている。
・トド・プレスはロハスを広めた雑誌「ソトコト」を出版する木楽舎のグループ会社。
・三井物産が自社が「衣料品」などでもつ商標とあわせ、2社の商標を一括管理。

だそうですよ。

私も「ソトコト」を買ってみて、結局ただのファッションということにがっかりしていたし、NTV「先端研」で小黒編集長自体が「ファッションでいいんですよ」と断言していたので、自分自身はロハスという言葉はためらわれるようになっていたし、別にこのこと自体にはがっかりしないんですけどね。

R30::マーケティング社会時評さんは、実践ビジネス発想法さんの「LOHASの登録商標からライセンス収入を目論むのは「のまネコ」の二の舞?」という見方に対して、
僕はそこまでは思わないなあ。だって、ロハスってそもそも「ソトコト」自身が煽って広めて、「ロハスクラブ」とかまで作ってムーブメントに仕立てたものでしょ。だったら「ソトコト」がそのコンセプトに乗ってタダで稼ごうとするやつからライセンス料徴収して、当たり前じゃん。
と指摘されています。確かに「のまネコ」の場合とは違うと思う。しかし、
もっとも、それでロハスを単なる理想のライフスタイルを目指す言葉だとか信じてそれに対する信仰を表明した方々は思いっきりバカを見た、ということになるわけですが。
と言われているように、「だまされた」と思う人は多いんじゃないかと思います。

特にSOTOKOTOにロハス的な人々として紹介されたり、ロハスをもちあげる記事を書いたりした人たちは結果的にタダでその商標の宣伝させられたってことになるといえるだろう。坂本龍一教授とか。登録商標であることを知ってたら断っていたと思う。これから「広告塔」とかいわれちゃうんだろうな。もしかしたら最初から広告塔であることを知っていたかもしれませんが。

「Livedoor的生き方を実践するウエダさん」なんか言われたら、やめてくれーというだろうな。

2005/11/11

TV局の既得権益は電波だけではなく...

... むしろお茶の間だ、といって見る。

TVの国からこんばんは。

木村剛さんのブログで、「よろずもめごと論」さんの「テレビの継承者」という記事がとりあげられていました。元記事では、

・インターネットの技術進化で、将来的には電波利権は独占状態が崩壊する。
・そのときにも今のテレビ局は生き残る。「固定客」という「資産」をもっているからだ。
・例えばUSENのパソコンテレビGyaoも、その固定客を崩すことができず苦戦している。
・だからIT企業の狙いは電波ではなく、地上放送のコンテンツとの連動、再放送で、テレビ局の固定客をネットに呼び込むこと。

という要約になるでしょうか。

これに対して木村さんは、
ちょっとココについては、個人的には、「テレビ局の持つ固定客」というのが本当に「固定客」なのか、とか、ネット上で再放送するだけで、TVのお客さまをネットのお客さまとして取り込めるのか?というところに疑問を持っているんですが、...
と述べています。私もそう思います。テレビ局 (+傘下の制作会社) はコンテンツ制作能力をもっているとは思いますが、「固定客」をもっているとは思えません。

じゃあ何を確保しているかというと、お茶の間 (リビングルームといったほうがいいですか?) においてあるテレビなんです。書斎や部屋の片隅においてあるパソコンと決定的に違う。電源をいれるとすぐに見ることができる。チャンネルも選べる。つけっぱなしにしていて気にならない。

一方最近のパソコンは確かにテレビを見ることが出来ます。電源入れるとすぐにテレビを見られるものもあります。CMではリビングルームにおいてあります。でもそれってやっぱりパソコンというよりテレビですよね。

マウスでアプリ選んで立ち上げて、番組を選ぶのに検索したり深いメニューをたどったりする必要がない。ひとりぐらしならともかく、そんなの、お茶の間の中心にふさわしくない。

家の作り自体もお茶の間にテレビがおかれることを支援しています。同軸ケーブルがきてますよね。

ただ、お茶の間に限りなく近づいているものがあります。ゲーム機です。PS2 + BBユニットはそこまで到達できませんでしたが、PS3とXBOX360は、UIの出来によってはいいところまでいくかもしれません。

2005/11/10

Tokyo Designer's Weekに行って来た

こんばんは。桑澤洋子です (ウソ)。

「お知らせ+バックログ」のところに書いていましたが、Tokyo Designer's Weekに行って来ました。designcafe-blogさんで紹介されていたのをみて、できれば行きたいなーと思っていたのですが、一般公開初日の午後に行ってきましたよ。


写真は配布されていたミネラルウォーターです。

学生作品も興味があったのですが、とても全部は見れないだろうと思い、まずコンテナ展を見て回っていました。16時からのデザインフォーラムを聴講して、コンテナ展の残りを見て、100% Design Tokyo へ移動。しかしここでもう体力的に限界、 21時までなんてとても粘れません。19時前には帰ることにしました。
コンテナ展は、いろいろな新しい試みがあって面白かったですね。ちょっと前衛芸術みたいでもあるのですが、前衛芸術という目で見ると「わからなさ」が物足りないかもしれません (笑)。産業という目で見ると、サムスンが学生に活動の場を与えて作らせているデザインプロジェクトに感心しました。勢いだけでなくこういう投資もしているんだな、と。

賞をとったモリモトのBLUEも印象に残りました。上下左右鏡張りで、前面のスクリーンには青を基調とした映像が流れ続ける... こんなマンションには住みたくありません。
デザインフォーラムは、ソニーのクリエイティブセンター・コンセプトデザインスタジオ統括部長 戸塚恵一氏と、エレファントデザイン西山 浩平 代表による「コンセプトのデザインの重要性」。そうだよなー、コンセプトからデザインが必要だよなー、と思って聞いていたのですが、perception (認識) と conception (着想) という対比で着想の重要性に話がいって拍子抜け。

私としては「モノのデザイン」ではなく、生活や生き方からデザインする!っていうようなことを期待していました。ウォークマンで「音楽を持ち歩く生活」を提案したソニーだったらそれができると思うのですけどね。AppleがiPod単体でなくiTunes, iTMSをそろえることで新しい音楽とのつきあい方、さらには、ラジオ (PodCasting)、ビデオとの新しいつきあい方を提供することによって、もともとソニーの市場だったところを席巻しているのもわかるような気がします。そうそう、新しいHDDウォークマンの紹介もしていましたが、「細部、素材感にこだわった」なんて言ってましたよ。そうじゃないだろ、と思うんですけどね。

「モノを売るのではなく新しい価値を売る」とか、「みんなソニーが大好き」「ソニー製品しか買わない」を読んで欲しいなあ。

100% Design Tokyo も面白かったですよ。疲れてなくて荷物が少なければなんか買ったかも。「花付箋」(写真はリンク先のアッシュコンセプトより) はこころ惹かれましたが、まだ発売前でした。はなびらのひとつひとつが付箋になっていて、はなびらの細いところが矢印みたいにポイントできるという利点もあります。

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footprint (t2minaさん) 東京デザイナーズウィーク2005
-- 気になったものをイラストで表現されています。

コメント
 Commented by goegoegoe14 at 2005-11-10 02:10 x
こんばんわ!興味深い記事だったのでコメントさせていただきます。
ソニーはwalkmanで生活に楽しさを与えたけれど、今はappleにおかぶを取られ、違うベクトルでシャアを拡大しようとしてますね。ソニーって最近デザイン優先ですが、やっぱり技術の会社だと思います。なにかブレイクスルーな技術に期待したいです。。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-11-10 02:20 x
★goegoegoe14さん、いらっしゃいませ。
ブレークスルーには期待するのですが、それを起こすものは「技術」だけではない、と思うのです。持てる技術をどう使うか、どのような新しい世界を見せてくれるか、そんなところに期待しています。

 Commented by design-life at 2005-11-12 02:38 x
TBありがとうございました。
今回のTokyo Designer's Weekは例年よりも面白かったと思いまし
た。コンテナ展も数は少なかったですが、出さなくて良いような
モノも減りましたし(笑)。デザインにテクノロジーは不可欠な
のは否定できないのですが、昨今の躍進している企業でデザインに
力を入れている企業は、裾野の部分に投資していますよね。技術も
大切だけど「柔軟な思考」と「使う側の喜びを生み出すこと」に
気が付いている企業があること。これに希望を持ちました。
そう言う意味でサムスンの展示は良かったですよね。。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-11-12 08:20 x
★ひらさわさん、
私は今年初めてだったのでこれまでとの比較はできないのですが、楽しめました。
ものを作れば良かった時代から、それを持つことの意味、満足感まで提供しないといけなくなった時代に、デザインの比重が増して来ていることがわかります。

 Commented by t2mina at 2007-11-03 13:04 x
きうぁー!
(ヒロさんの所にコメするにはこのかけ声が効果的と勝手に解釈している私)
追加まで載せて下さってありがとうございます。
会場が広かっただけにやはり何をメインに観て回っているかの違いがあるんですね。ヒロさんのテクノロジーや環境に対する目線が興味深いです。
しっかり観るには内容が濃いし混んでいるし期間短いし、なんですよね、と言いながらカレンダーを見つめてみたりして。

 Commented by yoshihiroueda at 2007-11-03 21:56 x
★ ミナさん、
会場広いしそこを歩いて行ったり来たりするんですよね。また夕方になるとさすがに寒くなってくるし、夜9時まで粘れませんって。で、また事前にどんなものがでるか情報も少ないし、ガイドブックもどこ見てもいいか分らないし、なにがあるのかわからないの楽しいですね!