2008/07/05

ダビング10

こんばんは。ナイトオブザダビングデッド、って怖いな。

HDD/DVDレコーダーがいつの間にか対応機種になっていました。いつの間にかって、朝の4時頃自動アップデートがなされるという話だったのですが。本当かなあ、最初から対応機種になっていて、今まで方法が対応してなかっただけなのじゃないかと疑っているのですよ。

これまではデジタル放送には「コピー禁止」マークがついていたのですが、新しく「ダビング+鍵」みたいなマークがついていました。タイトル情報をみると、コピー残9回って出ていました。

新たな問題が。これまで残しておく番組は、必要なチャプターを集めてコピーして、もとの番組を消していたのですが、そうするとコピーした段階で、もとの番組のコピー残が8回になって、新しくコピーで出来た方はコピー禁止になるんですね。いままでどおりすると元のまだコピー残がある方を消して、これ以上コピーできないものを残すことになっちゃう。

必要な部分をDVD-RAMかに移動してそれをずっととっておく必要があるのかもしれない。

うーむ悩むな。

台湾のハーゲンダッツには ...

... デコレーションアイスケーキがある!


リーフレットの表紙と新作のシート。

お値段は
5インチ4800円
7インチ5400円
10インチ8800円

右下のは、Soccer Boy 足球小子
チョコクッキー!

子供の誕生日とかに買っちゃうんだー。
なんかうらやましいぞ。

シズル感が上手く出てて、写真にもお金がかかってるんでしょうね。











フルラインナップw


ここにも「小王子 Little Prince」や「小公主 Little Princess」が!

ほかにも女子ブロガーのみなさんが喜びそうな名前が。
"Color of the Wind (風中彩舞)", "Joyful Castle", "Cheerful Love (愛的禮物)"
"Coffee Dreamland", "Strawberry Fever (熱戀草莓)", "Whirlwind Romance"

コメント

Commented by sprewell8_daisuki at 2008-07-09 10:14
うわあ、美味しそう~(^-^)

でもちょっとお高いですね。

Commented by yoshihiroueda at 2008-07-10 00:19
★ すぷりーさん、
日本でこういうの売り出したらいくらになるんでしょうね?それを考えると日本ではそう多くは売れないって判断してるんでしょうね。台湾の人はこういうところにはお金を惜しまないんでしょう。そういう生活を楽しむという意味では台湾の方が豊かなんだろうと思いました。

2008/07/04

やっぱりコアラじゃなくて小熊だった

こんばんは。「コアラのマーチ」をGoogle翻訳にかけたら「考拉的三月」って出たよ!

先日、台湾で買ってきたこれ。



コアラのマーチじゃないぞ。「小熊の森」です。
なんて書いたのですが、中身はこんなでした。















ん?

拡大すると...










本当にコアラじゃありませんでしたね。小熊とも言い難いですけど。右はまだプーさんみたいとも言えるけど、左は狸だポン。

それからこの形になんの意味があるんだ (笑)。

Google先生に聞いてみた

こんばんは。大事なことはみーんなGoogleに教わった(ウソ)。

ただいま絶賛ダイエット中nsudouさんのところのコメント欄に書いたのですが、埋もれるのももったいないのでここに再掲します。本人は不愉快かもしれないけど、太っ腹で許してくれるでしょう。

nsudouさんがその日食べたものの中に、鮨11貫というのがあって、104hitoさんが、
錦糸町の海幸寿司で11貫だと問題あるかもぉ〜^^;
なんて書かれています。

なんで問題なんだ?と思って、「人生、宇宙、すべての答え」にも答えられるGoogle先生に聞いてみました。

教えてGoogle先生!

2008/07/02

へたくそな落書きするなって

いや上手だったらいいって訳じゃないんだけど...

上越新幹線:車体側面に落書き…運休で500人影響 (毎日新聞 2008年7月1日)

これタギングだろ。サインの練習は、ちゃんとした作品が描けるようになってからしろって。

しかしタギングだったらその世界だったら誰がやったか特定できるんじゃないかな。そうか、タギングとしてもへたくそだから初心者なのか。そうかんがえると特定は難しいかもしれない。

グラフィティアートも迷惑をかけず作品が練習できて発表できる場が必要だよな。古い倉庫街なんかを開放すれば良いのにと思う。その中でも目立つ場所は上手い人に描かせる。その上手さというのは参加者の相互投票で決めると切磋琢磨になって良いんじゃないかと思う。

2008/07/01

ルパート王子の涙

おはようございます。いや〜、「××王子」なんて呼ばれると照れるな (← 誰も呼んでないって)。

Make: Japan 「爆発するガラス」で紹介されていて知りました。
冷たい水を張ったバケツの中に溶けたガラスを一滴垂らすと、17世紀のアマチュア科学者の名前にちなんだこのガラスの球は、圧力の塊となる。それはどんなに強く叩かれても平気だが、尻尾の先をちょっと切ると爆発する。
元記事はこちら (英語)。

Popular Science: Shattering the Strongest Glass

ガラスを冷やすと固まる時に縮小する。先に外が固まって、その後だんだん中が固まる。内側が固まる時には、外は既に固まっているので小さくなりようがなく、結果的に強い内向きの力が加わった涙状のガラス玉ができる。

これは凄く強いのだが、細い部分が壊れると一気に力が開放されて爆発する。

強化ガラスも同じ原理で作られているとこのとです。以前は車のフロントガラスが壊れるときは一気にこなごなになっていましたね。


2008/06/30

おしらせ:FolderIconFactory 1.1がMac Fanで紹介されました

こんばんは。

私の息子君が作成したMac用ツールFolderIconFactory 1.1がMac Fan 8月号で紹介されました。13ページに載ってますよ。

購入しない場合は下記オンラインソフト一覧のページからアクセスして下さい。

オンラインソフト一覧

以前ほかの雑誌に載ったときは何も連絡はなかったのですが、今回は事前に承認を求める連絡が来て、雑誌も送ってきました。毎日コミュニケーションズえらい!

Macユーザの皆さん、使ってみて下さい。感想等は、本人のページ (からすのサイト) にいただけるとありがたいです。

2008/06/29

「処分されるペットたち」から

DAYS Japan 2008年6月号の特集「処分されるペットたち」から冒頭部分を引用する。
日本全国に点在する動物愛護センター。ここでは、主に飼い主から放棄・息された犬猫や、迷い犬猫などを保護している。元の飼い主や新しい引き取り手が現れないかぎり、多くは「1週間」前後で殺処分となる。返還や譲渡がままならない場合の殺処分も管理業務のひとつなのだ。
「動物愛護センター」という名前なのに、その職員は動物を殺すことを強いられているのだ。

この記事に書かれている事実を箇条書きにする。
・全国で1年に犬14万頭、猫23万匹。
・うち35万頭(匹)が殺処分になる。
・殺処分には「ドリームボックス」という二酸化炭素処理装置が用いられる。
・犬が二酸化炭素で窒息死するまで3〜5分 (旧型の装置だと10分)。
・猫は呼吸が浅く犬よりも長く生き続け、意識がなくなる瞬間まで鳴き続ける。
・多い時には一度に20〜30頭の成犬が処理される。

特に印象に残ったのが次の2点。

持ち込まれる理由の多くは「噛み付く」、「子が生まれすぎた」、「(飼い主が) 病気のため」、「引っ越しのため」などだが、「家族で旅行に行きたいから」、「血統書付きの犬から生まれた子がボロ犬 (雑種) だったから」というのも少なくないという。

そして、動物愛護センターで働く人々を「犬殺し」と呼ぶ人間がいるそうだ。職員の子供も学校で「お前の親父、犬を殺してんだろう」と問いつめられると言うケースもあり、家族にすらその職業を隠している職員もいるという。

もちろん棄てる人と差別する人は同じではないだろうが、差別する人間には、なぜ動物愛護センターで働く人々が犬を殺さなければならないのか想像がつかないのか。

さて... 朝日新聞は動物愛護センター職員も「死神」と呼べるのだろうか。

発言において考えが足りないと思われる鳩山大臣だからといって、職務でやっている (まあそれだけではなさそうだが) という点では同じであろう。

そしてその職務を必要としているのは私達なのだ (私自身は死刑反対の立場だが、今の段階では代替がない以上ここは現在の法律・秩序を守るという意味で書いている)。

これらの話で思い出すのは、井沢元彦「言霊」に書かれている「穢れ」の概念だ。

戦争のリスク、犯罪など、世の中に不浄なものは存在し、それに対処することは必要であるにも関わらず、それを職業 (軍隊、警察官など) として一部の人におしつけることで不浄なものが自分の周りにないかのように振る舞う。さらには差別までする。井沢は「言霊」において、この病理を平安時代にさかのぼって分析している。

我々日本人に求められているのは、現実を直視し、どのような社会にしていくのかを議論して行くことだと思う。法務大臣や動物愛護センター職員を批判、差別するのではなく、自分達が彼等を必要とする社会にしていることを認識し、今後もその社会を受入れて行くのか彼等が不要になる社会を築いていくのかを選択して行くことだと思う。

玄倉川氏が、「死神」という言葉は、法務大臣の業務を適切に表現していると主張され、一連の記事をあげられている。特に「死神の仕事(2)」は、その説明としてよく整理されていると思うし、私もその部分の主張には同意する。

玄倉川氏は「死神の仕事」で、
法務大臣の仕事、つまり「誰にいつ死を与えるか決定する」のが死神の仕事そのままであることを知らない、あるいはそれを否定して死神という「言葉」に怒る姿が私にはグロテスクに見える。厳しい現実から目をそむけて「言葉」にアレルギーを起こすのは偽善的だ。
と述べている。

同じ立ち位置からの発言にも関わらず、私と玄倉川氏の批判の対象は異なっている (私は朝日新聞を、玄倉川氏は朝日新聞を批判する人を批判している)。

その一つの理由は、「死神」には非難のコノテーションが含まれているということにある。

私が批判しているのは、自分が当事者ではないからといって、自分が拠って立つたつ秩序、法律を遂行する人を非難する朝日新聞の姿勢だ。朝日新聞に限らず法務大臣を殺人者呼ばわりする人たちも同様だと思う。

それから、以下のように書かれている。
ネット世論も「死刑は当たり前、法相を死神よばわりするのはひどい」というのが一般的らしい。
私は先にも断り書きを入れたが、死刑反対の立場で朝日新聞を批判している。死刑制度の廃止は、制度に従って生きている人を非難することでは達成されないと思う。

追記: 呉智英氏も、この「死に神」発言の中に「穢れ」に根ざした差別意識があることを指摘しているそうですね。平成鸚鵡籠中記 土岐正造さんが「素粒子死に神コラムは差別意識に根差す」で伝えています。

中正

おはようございます。

「中正」というのは蒋介石の本名です。「蒋」が姓で、が「介石」、名が「中正」で、本来姓名で呼ぶ場合は蒋中正となるようですが、日本では「蒋介石」の呼び方が使われている (とWikipediaに載っています)。

台湾では、多くの場所にこの名前が使われていました。過去形にしているのは、民進党の陳水扁政権のときに、いくつか名前が変更されたためです。ここら辺りに関しては、地元のガイドさんの話が面白かったので、メモとして残しておきますね。

中正紀念堂は、昨年「台湾民主紀念館」と名前が変えられました (陳水扁は2000年から総統だったのに変更されたのは結構新しいんですね)。今年国民党馬政権になったので、また元の名前に戻るんじゃないかとガイドさんは言っていましたが、Wikipediaの記述では
2007年6月7日に立法院が台湾民主紀念館組織規程を否決し、再び中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)の正式名称に戻された。
とあります。

上記Wikipediaの記述では、『館内の案内板表記も「民主紀念館」のまま』とあって、地図にも「台湾民主紀念館」と載っています。地元の人の認識も「民主紀念館」なんですね。

中正国際空港も今は (2006年から)「台湾桃園国際空港」になっています。

ガイドさんから聞いたのはこの二つですが、Wikipediaの「台湾正名運動」の項にはいろいろ書かれています。蒋介石がどうというより、「中国とは別の台湾」という認識を内外に定着させる運動の一環のようです。

実際ガイドさんの話からも、「中国」と「台湾」は別のものと言う認識があることが伺えました。大陸側の人達に対しても「中国人」という言い方をしていました。我々から見ると、台湾にいる人達も (場合によっては原住民を除く)、全世界に散らばっている華僑も、「中国人」という認識なんですが。もちろん、チベットやウイグル、モンゴルなど、民族と行政単位のどちらを話しているのか注意は必要ですけど。

中国の食品は安全面で信用できないが国産 (台湾産) なら安心、とか言うのも面白かった。日本人からみるとあまりそこらあたりの区別はしていないんですけどね。


蒋介石にしても外から入ってきて、厳しい統治をした人というくらいの認識で特に尊敬しているようには見えませんでした。中正紀念堂の立派な建物も銅像も役人が (自分の出世のために) 作ったような言い方をしていました。

台湾は徴兵制 (期間は1年) で、忠烈祠の衛兵はその中から選抜されるエリートだそうです。夏の暑い盛りでも1時間直立不動で門に立っていて、1時間ごとに交替の儀式があります。この儀式も銃剣を上げ下げしたり回したりしながら行進するなど20分くらいかかるもの。失敗すると休暇がもらえなくなるそうで、夜に練習をしているそうです。ガイドさん(女性)は自分の息子は近視なのでこの衛兵に選ばれる可能性がなくて安心だと言っていました。名誉ではあるのだろうけど、母親としては自分の息子がつらい目にあわないほうがずっとよい、ということを口に出して言える社会は良いと思いました。

ツアーにすると、お土産屋などの時間が組み込まているのが邪魔だったりするのですが (故宮博物院のフリータイムよりお買い物時間のほうが長いってどうなの?)、そういう現地の人の肌感覚みたいなものが分ったのは良かったと思います。しかし今度は全部フリーにして故宮博物院の時間もたっぷり確保したいと考えています。

台湾で買ってきたもの

こんにちは。哈日杏子です (ウソ)。

旅行へ行ったらお土産屋もいいけどスーパーなど地元の人が利用しているところが楽しいですよね。子供達も品物を見てつっこみながら楽しんでいました。

以下買ってきたもの。



あじがこい。
変な日本語の部分拡大しました。



メントス 1kg (10g * 100)、文房具のおまけつき。



コアラのマーチじゃないぞ。「小熊の森」です。



これはスーパーじゃなくて書店の文房具コーナーにありました。このキャラクターは人気があるようですね。哈日杏子の絵もこんな感じだったので、若い女の子に受けるんでしょう。

ノートに作者のブログ"Wan Wan's Comic Blog"のURLが示してありました (右バナー)。日本旅行の記事なんか面白いですよ。
追記:リンク切れみたいですね。今は → Facebook




J-POPのコンピレーションCD。「哈日族必修音樂趨勢」だそうです。「哈日族」は日本大好きな人達のことね。

裏面の曲名、アーチスト名なんか誤植がいっぱいです。「いい感じゃな感じ」「スチャグラパー」、「遠くまて/稻葉浩志」とか。「太陽を抱きたい/高橋克典」の説明には、「TBS系"サラリーマン今太郎"插曲」なんて書いてあるし。

それから1曲まるごと消してあるところがあって (MISIAの曲のようだ)、
・実は入っていないのか、
・曲は入っているけど事情があって書けないのか、
まことにあやしい。これは空港のCDショップで買ったもので(処分品ワゴンセールで100円ちょっとだったけど)、変な路地裏で買ってきた訳じゃないのですが。

2008/06/28

賞味期限切れかっ?

こんばんは。いろいろ書く材料はあるのですが、まずは軽いところでご機嫌を伺いましょう。


デパートにあったので面白がって買ってみましたが、台湾では寒天飲料ってはやっているようです。

傾けても流れてこないの。振らないといけないのかなと思って裏をみると確かにそんなふうなことが中国語で書いてあります。

でもね、ぎっしり詰まった状態では振っても動かないような感じでした。なんとか少し飲んで振ってみたら、こんどはどっと口の中に入ります。

なかなか味はいけますよ。寒天というので健康にも良さそうですしね。


その裏側はこんなです。

ん?娘が気がついたのですが、この欄外に書かれた数字は...



97.07.30

97年ってどういうこと?

10年以上デパートの棚においてあるとも思えないし、飲んでも味的におかしくない。そもそもそんなだったら見た目にも分るだろ。とすると単なる印刷ミスか...

などと思うのですが、不安でその日はそれ以上飲むのは止めておくことにしました。次の日になってもどうにもなっていないので、まあ大丈夫かと。

単なる印刷ミスというのもよく考えたらそれも考えにくいですね。とすると台湾独自の年号というのが考えられます。日本で言うと「皇紀」みたいな (元号のように短い周期で変わるのではなく長く使われるという意味で)。

今日調べたら、ありました。→ 台湾基礎知識
 台湾の年号は「民国」です。
1912年(辛亥革命の翌年)の元旦が元年となり、西暦から11マイナスで民国の年数になります。(例:2001年なら民国90年)

ということだそうで、杞憂で良かったです。中華民国の成立からというのはまあ予想通りではあるのですが、「辛亥革命」って名前も忘れていましたよ。いかんいかん。

2008/06/24

野次馬と市民ジャーナリスト [1] 使命感と職業倫理

ずっと考えていることに関する記事があった。

東京・秋葉原殺傷:ネットにあふれた事件 目撃者ら情報発信、報道に新たな展開 (毎日新聞 2008年6月23日)

考えて始めた最初はこれ。

Nikkei Net IT-PLUS ガ島流ネット社会学 (2008/06/10) 秋葉原事件で融解した「野次馬」と「報道」の境界

多くの一般人がケータイで写真を撮っているのが問題になっていることを知らない段階で読んだ。

ここでは、映像を配信した人 (ジャーナリストでない一般市民) の「これはかなり楽しんでいたと思います」という正直な声が引用されている。また、ジャーナリスト側としての自分自身の「私も新聞社時代に何度も事件・事故現場を取材したが、ある種の興奮状態に陥ることは確かだ」という告白も載せている。この部分では差はないと言えるだろう。

DAYS Japan 2008.5月号では、ミャンマーで銃撃され亡くなった長井さんの写真でDAYS特別賞をとったラティーフ氏のインタビューが載っている。ラティーフ氏は長井氏の死に対して悲しみとジャーナリストとしての情熱に対する尊敬の念を示しながらも次のように語っている。
次の日に友人がホテルに来て『ニューヨークタイムズ』の一面の記事を見せてくれました。それから2日以内に、妻がインターネットから60以上の一面記事をダウンロードしました。掲載された写真を見て初めて、私はこの出来事が世界に報道されたことを光栄だと思いました。それは私が常に夢見ていたことだったからです。この日は私にとって特別な日になりました。
ここにも正直な高揚感の吐露がある。

また、この源泉には使命感もあると思うのだ。俺がこれを伝えないと誰が伝えるのだ、という。確かに秋葉原には多くの人がいたので、自分が伝えなくてもという側面はあるだろう。しかし多面的な報道があることは良いことだし、写真は多くの中からベストショットが選ばれ生き残るという点では、伝える人が多くいて悪いことではない。

9.11のときのことを思い出した。最初はどうなっているのか分らない状態だったのが、だんだん提供される写真が増えてきて、衝突の瞬間の写真やビデオまででてきたんだったね。

ここでは使命感は同じという前提で考えていたのだが、「◆木偶の妄言◆」仁さん (やはりジャーナリスト) の記事「気持ち悪い人々」では、目の前で2人の友人が殺された人の日記をとりあげ、写真を撮る野次馬に対する不快感を表明している。
トラックにはねられた友だちを介抱していて、ふと視線を上げると周りは「カメラ、携帯、カメラ、携帯…」。やめてくれと言うと「無視された。嫌な顔もされた」そうだ
これを見ると使命感があってやっている訳ではないとも思う。

そして、「about ・ぶん」ぶんさんの記事『「伝えること」の恍惚に潜むもの』で紹介されているこの記事

秋葉原無差別殺傷事件 “記念撮影”する傍観者たち (iza! 06/18)

では「記念撮影」という言葉が使われており、また最初の毎日新聞の記事では以下のような記述がある。
事件現場近くを歩いていた際に、ある男性が「犯人が捕まったぞ」と声を上げたという。周りには写真のコピーを求める人々が殺到。携帯電話の「赤外線送受信」を使うと、5秒程度で写真を自身の携帯に取り込むことができる。その場であっという間に容疑者の画像は不特定多数の通行人に広まったという。
ぶんさんは表題からわかるように、「伝える」という意識をもって、なおかつそこでの自分の内面の高揚感を予測し戒めているが、これらの記事を見るかぎり、ブログなどで事件を伝えることを目的としたとは考え難い。

まずは使命感を意識することは重要だと思う。

しかしそれでも十分ではない。ガ島さんの記事にもどる。ここにこういう記述があった。
はてなブックマークには『マスコミが伝えると「報道の責務を果たす」になって、個人が伝えると「野次馬」というのは軸としておかしい』『「撮っていい人」と「撮ってはいけない人」を分け隔てているのは何だろう。カメラの口径?職業意識?倫理観?「報道」の腕章?そもそもそんなものがあるのだろうか』というコメントがあった。
ここでコメントした人は疑問視しているが、私は「職業意識」と「倫理観」だと思う。

もしかしたらこのコメントを書いた人は「職業意識」=「使命感」として書いたかもしれないが、ここでは分けて考えたい。私がここで「職業意識」をあげるのは、プロとしてやるべきこととやってはいけないことをわきまえていることが重要だと思うからだ。「倫理観」とあわせて、「職業倫理」といったほうが良いかもしれない。たとえ使命感があったとしても、刑事が拷問で自白をひきだすことをやってはいけないのと同じことだ。

ジャーナリストとしての教育を受けていない市民が、ジャーナリストのまねごとをするなと言っている訳ではない。ジャーナリストだったらどう行動すべきなのかを考えながら行動することが重要なのだと思う。

その意味で毎日新聞の記事の以下の記述は肝に銘じる必要があると思う。
 水島教授は「中継した人のブログから自問自答している様子がうかがえた。中継した人だっていつかは撮影されて配信される側になるかもしれない。誰もが本人の意思とは無関係に参加せざるをえないネット社会を我々は選択したわけだ。大切なのは、このように自問自答しながらネット社会での振る舞いを身につけることではないか」と話している。
そしてそれは、今のマスコミのことを「マスゴミ」とよぶ批判精神を持った人ならば難しくないと思うのだ。他人には厳しく自分には甘いと言う姿勢で臨みさえしなければ難しくない。

次の記事はさらにいろいろな視点で書かれている。言及したかったが、ページ数が尽きた (そんなものないて)。また別項で、また宿題が... 汗。

CNET 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点: 2008/06/14
同じ空間を共有できていたのか−−秋葉原事件の撮影について

2008/06/23

台北に行ったら ...

... ここ行ってみたい。

台北之家

家族旅行にはあんまりあわないか。

旅行はやっぱり現地の生活というか息吹がわかるようなところだよな。スーパーマーケットとか。本当は市場なんかがいいんだろうけど、ちょっとハードルが高い。

観光地も地元の人達が気軽に集まれるようなところがいいと思う。淡水なんていうのはそんなところのような気がする。

追記: スーパーで買った大量の買い物を私がホテルにおいてくる間、ここの本屋で待ってもらうことにしたのですが、あまり大きいところではなく、品揃えも映画など文化活動関係が中心で、家族の待ち合わせには向いていなかったようです。今ちょうど映画祭が行われているようで、ポスターがありました(ここでやっているのかと思ったのですがそうではないようですね)。

納豆そのものです

こんばんは。納豆オンリー抜刀オルソー。すみません、意味はありません。

社会福祉法人皆の郷 第2川越いもの子作業所謹製
納豆おかき。

あけた瞬間に納豆の香り/匂い (お好みでどちらか選んで) が広がります。

口に入れた瞬間に納豆のねばねばが復活します。

いやー、お土産にと買って帰ったのですが、予想以上に受けました。

という訳で、この感動を皆さんに伝えるためにこの記事を書いています。

昨日はワタミの株主総会で、昨年最小単位株主になった私も勉強のため初めて株主総会と言うものに行ってきました。

そこではワタミが協力している全国の授産施設の製品を販売するブースがたくさんあり、私もいくつか買ってきました。その中のひとつです。

「そばうちの会」に持って行ったクッキーもそのうちの一部でした。

授産施設という言葉は初めて聞きました。→ Wikipedia: 授産所

ワタミの株主総会のお話はまた別稿で。食の安全や介護などビジネスを通じての社会貢献など、共感できるところが多くありました。

追記: 株主になるならここ↓が一番魅力的かも。

エイベックス株主限定ライブ (毎日新聞 2008年6月22日)

2008/06/22

自動車電話または移動電話

こんにちは。

緊急アンケート: ナイト2000と流星号、あなたのお好みはどっち?

昔、ケータイのことをそう言ってたね。携帯できないから自動車に積んでたんだけど。
今はこれ。

1975 Volkswagen Beetle converted to a Phone Car

あ、自動車電話じゃなくて電話自動車か。

そばうち

おはようございます。途中で抜けてきたのに午前様です。

nsudouさん企画のそばうち会、行ってまいりました。いや私自身はそばはうっていないのですけどね。食べて飲んだだけー。

「そばうち」というと、「大人の男の高尚な趣味」とかいうウザイ人達がたくさんいて敬遠していたのですが、幸いそんな人は一人もおらず、楽しい会になりました。


nsudouさんの話によれば、そばうちは難しくて、いつも5cmくらいに切れちゃうということだったんですが、今回トップバッターの狸田所長 (写真) から大成功!

さらに2番手cookieさんの作品はもっと細くできました。

3番手以降も次々成功していたのですが、もうそのころにはお酒が進んでいて、印象が薄い。ごめんなさいごめんなさい。だれも打つ人がいなくなったら私もやろうかとは思っていたのですがその必要もなさそうでした。あ、応援すると言っておきながらまったくやっておりません。ごめんなさいごめんなさい。

そばを打つ前からもうテーブルにはお料理の山で (ゆりさん阿字観さんありがとう)、もうね、最初のテーマは何だったの状態。カレーもおいしゅうございました (ぼらさんありがとう)。最後のほうは、中和 (?) のため、さくらんぼ (らふぃさんありがとう) とか、サラダの中のあの赤いものだけ食べていましたよ。

hitoさんからはおみやげもいただきました。みんながエッチなものだというので注視を避けていましたが、そんなおそろしいものじゃなかったですよ (→ ぼらさんのところに写真が)。

まだキャッチアップできていませんが、皆さん続々と投稿されていますので、楽しさが伝わってくると思います。阿字観ご主人はすでに新聞まで発行されていますよ (いつ作ったの?)。また呼んで下さい。

追記: 本文中で言及できませんでしたが、下記のみなさんのところにもレポートがあります。

One lazy day (まみこさん): 「間に合った♪」「ありがとー♪」
nest nest (ゆきさん): 「蕎麦打ち in  阿字観 」

2008/06/16

「さよならブルーマンデー!」とはそういうことか

こんばんは。雨の日じゃないけど月曜日。Manicじゃないけど月曜日。みなさんいかがおすごしですか。

明日は早く帰るつもりなので今日はちょっと長めに仕事して行くか。あさっては最終日ではやく終っちゃうんだったな。という訳で、行けないのも仕方ないかと思ってたんですよ、くれまむさん個展「さよならブルーマンデー!」

でもね、午後の仕事がのらなくて、捗らないので、これって長くいても同じだなと思って急遽行くことにしました。なんだ、会社の最寄り駅から表参道まで20分でしたよ。

原画を見るのは初めてですので、全体だけでなく接近して注視してしまいました。

ただの白い髪じゃなくて、白く塗ってあるのですね。制作過程も直接ご本人から伺ったのですが、その上に黒で塗ってあるそうです。下書きはトレーシングペーパーに描いて転写しているとのこと。

行って直接拝見して良かったです。印刷されたものではそんなことは全くわからないですものね。

リキテンシュタインの絵が新聞のニュースではアメコミと区別がつかないようなものだ。

という訳で、元気をもらって帰ってきました。そうか、らふぃさんが、
今日は私も「さよならブルーマンデー!」でした。
というのはそういうことでしたか。

帰りに副都心線に乗って、高野に行って、明日のためにスイーツを買ってきました。

くれまむさん個展「さよならブルーマンデー!」は18日まで。関西圏の人は「エコ@アジアニズム大阪展」(19日まで) と1st. T-SHIRT EXHIBITION “plus-T" (22日まで) をはしごしよう。→ エキブロイベントカレンダー

柳の下

こんばんは。SoulJaSoulja Boyっているんだね。親子じゃなさそうだけど。

ここにいるよ feat. 青山テルマ / SoulJa (Universal Music) → YouTube

そばにいるね / 青山テルマ feat. SoulJa (Universal Music) → YouTube

そばにいるね / SoulJa×Yukie (Universal Music) → YouTube


もう一度・・・feat..BENI / 童子-T (Universal Music) → YouTube 👈 いまここ


次 BENI feat. 童子-Tのターンなんだけどタイトルが思いつかない。

追記: これでした → 「もう二度と・・・ / BENI」

2008/06/12

ロスジェネがなかったので...

... こんなのを買ってきました。8日、日曜日のことです。

晋遊舎ムック m9(エムキュー) Vol.1

4月26日発売だったんですね。全然気づいていませんでした。

◆【特別対談】小飼弾×赤木智弘/希望は「戦争」か、「テロ」か?弱者は団結するな! 散開しろ!!

一方のロスジェネ

【対談】 僕らの希望は「戦争」か「連帯」か
赤木智弘(ライター)×浅尾大輔(作家・本誌編集長)

とりあえずの代替と思ったけど、「戦争」と「テロ」、「連帯」と「散開」、比較するといいかもね。

で、m9の特集は、これ。

◆特集「激論」格差・ニート・ワーキングプア

そして、これを買ったのは8日、日曜日。そう、この日です。

通り魔:東京・秋葉原で7人死亡、10人重軽傷 トラックではね、次々刺す (AFP 2008年06月08日)

昔だって格差、貧困、彼女できない、はあっただろ、みんなそれぞれ解決はできなくとも折り合いをつけて生きてきたんじゃないの、甘えるんじゃないよ... と思うところなんですが、その後の報道や、ブログ記事や、そしてこのm9を見ていると、単純にそう考えていては何も解決しないなと思うようになってきている。いやもちろん許されることではないのはわかっているけれど、むしろ許せないと思う気持ちが強いのだけれど、それを「許せない」で終らせてはいけないという声が聞こえてくるのだ。

最後になりましたが、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。亡くなられた方の命の重さは同じだということはわかってはいるのですが、被害者のご老人を介護しようとして背後から刺された武藤舞さんのことは特に心が痛みます。

■ 関連記事

うえぶろぐ 2008-06-05 「快楽としての戦争、かあ」
うえぶろぐ 2008-05-08 「格差に関して」
ダーサの一夢庵 2008-06-11 「もやもや」
about ・ぶん (ぶんさん) 2008-06-11「考えさせられた記事」
-- 雨宮処凛さんの引用
その行動が正当化されるはずもないのは言うまでもないこと、だからこそ、「なぜ」を問うことが何よりも必要なのではと思います。
『それを「許せない」で終らせてはいけないという声』はここから聞こえてきたのか...

内田樹の研究室 2008年06月11日 格差社会論(再録)
404 Blog Not Found (小飼弾さん) 2008年06月11日 「フェア(Fair)って何(のため)?」
何かごにょごにょ言ってます 2008-06-10 【秋葉原無差別殺傷】人間までカンバン方式
-- 「折り合いをつけて生きてきたんじゃないの」と書いたけど、人とのつながりがあったからできたということかもしれない。
CLick for Anti War (九郎政宗さん) 2008-06-11 「すべての虚構の、現実に対する敗北」
-- 結果として2ちゃんねるは、今回の事件を止められなかった。俺はそのことを情けなく思う。