2008/08/11

グーグルで人間はバカになる!?

こんばんは。これでいいのだ。

COURRiER Japonの9月号に、「グーグルで人間はバカになる!?」という記事が出ていた。
かつては本に没頭したり、長い記事に読みふけったりすることは、日常の一部だった。展開されている議論にもすんなりと入っていけたし、長い文章を何時間も夢中になって目で追い続けたものだ。だが今では2〜3ページも読んだところで意識が移ろい始めることはしょっちゅう。落ち着きがなくなり、筋を見失い、気が散ってあたりを見回し始める。かつては自然に読書の世界に入っていけたのに、今では読み続けること自体がひどく難儀だ。
まあ、表題で「グーグル」を出しているのは実は釣りだな。筆者自身もインターネットを使うようになってからということは認めている。

ただ、グーグルが出てきたこと、そしてインターネットの情報量が増えてグーグルが必要になるくらいになってきたことは無縁ではないだろう。昔はYahoo!が整理してくれている情報で十分だった、というより、満足していたと言った方がいいか。

それ以外の要因もある。2ちゃんねると、はてブと、そしてブログもその原因だと思う。興味の対象が拡散しちゃったんですね。もちろんそれはいい面もある。というよりも、マスメディアに乗ってやってくる情報は、偏っていることが分ってきたのはこれらオルタナティブ・メディアのおかげであり、いまさら既存マスメディアに頼るわけにはいかないと思う。

この記事では、歴史をひもといて、いつの時代にも新しい技術がもたらす麩の側面があったことに言及していて、単なる感覚的な物言い、もっと言えばただの愚痴に堕する事のないよう配慮されていると思う。古くはプラトンの著書「ファイドロス」には、文字の発明を嘆くソクラテスが描かれているそうだ。人がものを覚えずに紙に書き付けることによって、記憶することを辞めてしまい、忘れっぽくなることをおそれていたという。今は「忘れられること」=「新しいことを考えらるのに集中できる」として肯定されているのにね。また印刷機の発明も同様に知的怠慢を招くことが懸念されていたそうだ。

しかしこの筆者がインターネットの影響を恐れるのは、また別の次元のことであるようだ。記憶ということではなく、考える能力が阻害されることを恐れている。
集中して活字の海に潜ることが尊いのは、著者の言葉から得る知識のためではない。著者の言葉が私達の意識に知的か共振を生じさせるためだ。
そしてそれはネットでは得られないと主張している。

確かに一連の主張は共感するところがおおいにある。しかし、流し読みするのはネットの情報だけであって、相変わらず印刷物はちゃんと読んでいるんじゃないかな。

それにはいくつか原因があると思う。

・ネットの情報は取捨選択しなければならない。「ウソをウソと判断できる人でなければ...」ってやつですね。
・ネットの情報自体が断片的。本を読めば体系的にある分野が俯瞰できた。今は自分で断片を組みあわせて体系づけないといけない。
・いつでも脱線できる、いつでも戻れる安心感。書籍の場合分らない部分があってもとりあえず先に進めないといけない。一方ネットだとその場で調べられる。
・[これはブロガーだけの話かもしれないが]、あまり読みすぎると自分の意見を書く時間がなくなる。さらには自分の(少数と思っていた)意見は既にネット上にあることが多く、そうすると自分の意見はユニークではないことになり、わざわざ書くモチベーションがなくなる。もちろん意識して読まないようにしているとは言えないだろうが、見てしまうと書けなくなるので積極的には他の情報を求めなくなる。

きっと文字が出来た後、記憶を外部化するという利点を捉えて利点を活用することが推奨されたように、ネット時代にはネット時代なりの使い方のベスト・プラクティスなんていうのが出て来るのであろう。

なお、考える力に関して言うと、ここにラリー・ペイジの発言が引用されていた。
昨年、ペイジは科学者を集めた会議で語った。グーグルは「本気で人工知能を構築しようとしている。しかも大規模に」と。
ここからHALにつながってくる。ターミネーターに出てくるスカイネットも同じような存在だろう。

先日聴講したパネルディスカッションで、原爆を開発した科学者の反省に基づき、「研究者は技術が社会に対する影響を考えなければならない」旨の発言があったのを思い出した。ストリートビューによってもたらされる違和感も、それらの考察がない無邪気な技術への信仰に対する警鐘なのだと思う。

2008/08/09

今年の原爆慰霊祭

こんにちは。

今年の原爆慰霊祭は自宅でテレビで見ていました。2004年2007年は長崎で参加してきたのですが。

この時期は毎年最高に暑いですね。長崎も暑そうだ。原爆慰霊祭では凍らせたおしぼりと冷たいお茶を配ってくれるのが嬉しいんですよね。

今年は北朝鮮、イランの問題もあって、被爆地は危機感を募らせているそうです。イラクは核兵器を持っていなかったから攻撃された、核兵器を持つことで自国の安全と独立を守ることができるという主張があるが、これが正しかったというメッセージを発信するような対応がなされており、暗澹たる気持ちになる。

平和宣言で、非核三原則の法制化を訴えているのに対し、福田首相は非核三原則の堅持の方針を示すにとどまっている。

先日NHK特集「見過ごされた被爆 〜残留放射線 63年後の真実〜」で知ったのだけど、原爆症の認定基準が今年になって緩和されたという。それでもまだ対応外の症状があって認められていない人がいる。

これもNHK特集なんだけど「解かれた封印 〜米軍カメラマンが見たNAGASAKI〜」も良かったね。ジョー・オダネル氏は原爆の効果を写真に撮ることを任務として長崎に入ったのだけれど、軍規に背いて被爆した人達の写真も撮って隠していた。隠していたけれども、晩年になって公開し悲惨さを訴える活動を始めるのだ。幸せな家庭を築いていたのだけれど、それによって離婚にまで至っている。そこまでの犠牲を払って悲惨さを訴えてきたオダネル氏のような人が米国人から出て来るところが、今後の希望のように思える。そういう父の姿を尊敬し、息子さんが遺志を継いでいる点も良かった。写真は人を動かす力があるんだね。

写真と言えば石原さとみが被爆地で撮られた写真の少女を捜すという番組をやっていた (これは民放) 。これも良かったけど、2時間番組のなか3つのトピックのひとつだったのでどうしても内容は浅かったな。

2008/08/04

脱コイズミ内閣

こんばんは。赤塚不二夫さんのご冥福をお祈りしますざんす。

上杉隆さんが、今回の改造内閣に対して、「脱コイズミ内閣」と特徴づけていました。

それはそうなんだけど、「痛みを伴う改革」の、国民に対する「痛み」は残して、もともと薄かった政・官に対しての「痛み」はしっかり取り除くような、そんな揺り戻し方というのがはっきりしたように思える。ガソリン税は残り、渡辺さんも梯子をはずされた。そして消費税増税の必要性が声高に叫ばれ、無駄使いを追求する声は埋もれて行くだろう。

これで人気が回復すると思っているのだろうか。

特に野田聖子。郵政民営化に反対するところは主張を持った政治家なのかと思ったが、復党を望む様の卑しさは、利権が欲しいだけだったということを強烈に印象づけた。

郵政民営化のときの動き、その後の苦労する様を回想して、「野田聖子入閣を祝す」などと言う訳にはいかないと思う。

2008/07/30

突撃ガダルカナル

こんばんは。ウソの自己紹介してくれるのに最適な (ベタな) 人が容易に想像つくのですがやめておきましょう。

今日の深夜、NHKでこんな番組がありますね。

証言記録 兵士たちの戦争「ガダルカナル 繰り返された白兵突撃」

ここには、
太平洋戦争で連戦連勝の日本陸軍はガダルカナル島で、陸海空一体の米軍と初めて戦闘を繰り広げる。先兵となった北海道・旭川の兵士の証言から「初の大敗」の深層を描く。
としか書いていないんですが、銃剣をもって敵の陣地にみんなで突っ込んで行くんですよね。銃剣で銃の先端に剣がついているものなんですが、銃としては使わなくて、結局敵の兵を刺すまでなにも攻撃にならないもの。敵は陣地から銃で掃射するので、全滅してしまう訳です。

で、なんでそうなったんだろう、もう一回チャレンジしてみようって別の部隊が同じことを繰り返す。確か3回くらいやったんじゃなかったかな。

これだと簡単すぎるので、詳しくはWikipediaを。

って記述量で差がありすぎて、自分でもどの部分の要約したのかわかりませんよ。

その前には、フィリピンでの戦いのことについて語られるようです。

証言記録 兵士たちの戦争「フィリピン 絶望の市街戦〜マニラ海軍防衛隊〜」

沖縄戦は明日、インパール作戦は明後日。録画はセットしたけれど、悲惨過ぎて見る気にならないかもしれません。

2008/07/28

新世代ギャル用語最前線

こんばんは。清水圭です (ウソ)。

今度は本家シブケイから。

【ティーンズラボ】2008-07-26 「あのかれぴ、もれてない?」−渋谷で探る新世代ギャル用語最前線

ここでも、
数カ月前に流行った言葉が全国規模で広がるころには、すでに友人グループやクラス単位の「内輪レベル」で新たな流行語が生まれているのが、この世代の特徴だ。
と書いてあるが、最前線のサンプルって、たまたまそのグループで使われているだけのものもあって、これをひとつひとつ覚えることは意味のあることではない。覚えて使うと「なにこのオジさん」って言われるのがおち。

じゃあなんでこういうのを取り上げているかというと、時代の雰囲気が分るような気がするから。「KY」って言葉は、多様性を許さない危険な兆候だと思うけど (過去記事)、そういう雰囲気があることをあぶり出させた功績があると思う。

この中で気になったのは、会話に対する適当な返事や面倒くさい時に使う「マジか」。
「マジか」を筆頭に、「面倒くさいから」「適当に会話したい」などの理由で、会話を円滑かつ穏便に「流す」風潮が目立っている。面と向かって言わない代わりに、表向きの相づちで会話をつなぎ、言われる側も空気を察してそれとなく会話を流す、そんなコミュニケーションが、さまざまな「適当」系言語を派生させる。
近頃の若いもんは、面倒くさいとか思いながら会話してるんだ、そりゃ問題だなー、なんて最初は思ったのですが、よく考えたらこれって若い人達に限らないような。

そういうえば、英語でしゃべらナイトで、英語における"How are you?"には意味なんてなくて、答なんか聞いちゃいない、マジで症状を語られたらかえって困る、なんか言ってたな。言葉を交わすこと自体が意味があるんだ。

やるな国会図書館

こんばんは。すまけいです (ウソ)。

シブケイ、ハマケイのシリーズってめちゃくちゃ増えてるのな。東京都内なんて16種類もある。

そのなかの最も新しいと思われる赤坂経済新聞から。


国立国会図書館の「国会丼」が話題に−「ねじれ国会」を表現
同メニューは、中央に温泉卵が乗った、半分が牛丼でもう半分がカレーライスの丼。甘辛い味付けのオーソドックスな牛丼が自民党を、ピリリと辛いスパイシーなカレーが民主党を、中央に乗った温泉卵が国民を表わしており、「ねじれ国会」の様子を丼の中で表現する。
で、共産党は紅生姜と。

牛丼とカレーを一緒にしたのは松屋にもあるけどね。
「牛丼とカレーだけを混ぜて食べるとお互い主張し合ってけんかしてしまうけど、温泉卵も加えるとけんかしなくなりおいしくなる」と土切さん。「お互い主張するばかりではなく、国民の意見を反映させて自民党と民主党の良い部分だけを取り上げてほしい」とのメッセージが込められているという。
温泉卵 = 国民をまんなかに入れ、けんかしないように、国民の意見を反映させてほしい、っていいことを言うなあ。

4月から出しててまだ生き残っているということは、国会議員センセたちも文句言ってないってことだよな。ユーモアを解する人達というのはとりあえず健全で良いと思います。できればこの「国民の意見を反映させて」ってところも聞いてほしい。

大盛りでも500円って、赤坂や溜池が近いところでこの値段はうれしいですね。何かの機会に行ってみたいです。

なに? 国会図書館だったらもっと別に言うべきことがあるだろうって? 先生すみませんすみません。

追記: 「国会」= "Diet" なので、国会丼はダイエット丼だね!

2008/07/24

通信簿ですか

こんばんは。私の地方では「通信簿」ではなく「通知表」と言っていました。
まみこさんが「通信簿!」でトライしていた、gooラボのブログ通信簿を私もやってみました。

結果は...


内容はともかく、ブログ名が2世代前のものでびっくりしました。きっと前からデータを集めていたんでしょうね。

元記事はこれ
ITmedia News 2008年07月23日 あなたの「ブログ通信簿」は? 年齢や影響度など推定 gooラボ
NTT(持ち株会社)が開発した技術を分析に活用。男性・女性にそれぞれ特有の表現や、20代のブログで多い「就職活動」といった表現から性別や年代を推定する技術、ブログへのリンク数や記事掲載数などからブロガーの影響度を数値化する「EigenRumor」などを利用している。
ちょうど今日たまたま持ち株会社の研究員の方と会話する機会があったのですが、この話は出ていませんでした。

2008/07/23

土用の丑の日には黒い食べ物

おはようございます。山口崇です (ウソ)。

「とみざわのマーケティングノート」とみざわさんが、「脱・平賀源内」で、
「土用の丑の日には××を食べよう!」という新たなプロモーションを、どこかの団体が打ち出してもいいと思うのですが。
と書かれていて思い出しました、この記事

高島屋:「土用の丑には黒ビールも」 日本橋店でフェア (毎日新聞 2008年7月16日)
「土用の丑(うし)」(今月24日)にはウナギのほか、厄よけのためシジミや黒豆など「黒いもの」を食べる風習にちなんだ。
ほんとかよっ!? こんな話は初めて知りました。

昔、ホワイトデーがマシュマロデーって呼ばれていたのを思い出しました。これはもともと3月14日にも意味がないし、マシュマロとも関係なかったので、他の業種も容易に参入できたのでしょうね。
とはいえ、とみざわさんが「平賀源内に日本国民はいまだに踊らされ続けている」と示唆されているように、土用の丑の日と鰻にも全く関係がなかった訳ですから、他業種が参入しようとするのはむしろ遅すぎると言っていいかもしれません。

追記: とみざわさんがさらに調査されています。

とみざわのマーケティングノート 「土用丑の日・平賀源内考」
土用の丑の日に「『う』のつくものを食べると、夏負けしないという民間伝承があったそうです。
平賀源内は、これをヒントに「土用丑の日」を考えたようです。
だじゃれかよ、って言いたくなりますね。

2008/07/18

考えない人間を作る教育

おはようございます。

森巣さんが、卒業式における国歌斉唱問題で、起立斉唱しない人は自分の考えを持ってそうしているのであり、その人達を処分するのは教育の場に相応しくないという主旨のことを書いていた。

[今ソースが確認できないのであとで追記 → 最後に追記しました。]

ここは森巣さんの認識は正しくないと思った。「愛国」教育の目的は盲信する人間を作ることだろう、もちろん教育する側はそういうことは言っていないけどね。

そしてそれはかなり成功していると思っていた。

内田樹先生のブログに「アメリカ人はどこまで」という記事があった。はは、アメリカ人はよその国のこと知らないんだよな、と思いながら読んでいたら、後の方は日本の若者の話になっていた。最後の方で、
今の日本社会では「知性的にならない」ことに若者たちは知的エネルギーを集中している。

無知は情報の欠如のことではなく、(放っておくと入ってきてしまう)情報を網羅的に排除する間断なき努力の成果である。

「知性的になってはならない」という努力を80年代から日本は国策として遂行してきたわけであるから、これはスペクタキュラーな「成功」なのである。

と書いてあった。

マスコミのこととか、死刑制度のこととか、裁判員制度とか、格差社会とか、左翼と右翼のこととか、最近いろいろなことがつながっていると感じます。

追記: 森巣博氏の記事はCOURRiER Japon 2008年5月号でした。前半は御自身の息子さんのお話。移民である森巣氏の息子さんは集団行動が出来ないのだが、オーストラリアの教育関係者は、息子さんの才能を発見し、環境を与え、15歳で大学、18歳で大学院に入学した。そのころオーストラリアには飛び級の制度がなかったので、既存の規則よりも子供の才能を伸ばすという信念を優先させたということになる。

これに対して日本の教育はどうなのかということが後半の主張になる。

・神奈川県教育委員会は君が代斉唱の際に不起立などの行動をとった職員は罰するとした。
・学校運営に大きな支障があるからという理由である。
・それがどのような支障というのであろうか。おそらく思想統制なのだと思う。
・不起立の職員は「愛国心」に欠けているということであろう。
・思想改造が必要と判断しているのであろう。東京都などは不起立の教職員を、北朝鮮のように「研修所 (= Re-education Camp)」に送り込んでいる。
・「愛」の反対は「憎悪」ではなく、「無関心」だ。[心理学者の共通認識]
・無関心な教職員は、命ぜられるまま起立することであろう。
・信念に従って不起立を貫く教職員たちは、(信念に従って起立する教職員と同様に) 「愛国者」だと思う。

不起立だけでは、「愛」と「憎悪」の区別はつかないだろう。しかし、国を「憎悪」しているならば、教職について次世代の日本人を育てることはしていないはずである。おそらく、思想統制を進める (= 自分で考えることをやめさせる) 日本の現状を憂いての行動だと思う。

私の「愛国心」も、そういう愛国心だ。

2008/07/16

パパ ママ バイバイ

おはようございます。

法律を守り、政府への批判も行わないという人でも、事件事故に巻き込まれることもある。そのときも政府のいいなりになることを容認できるのだろうか。

と考えていて、このことを思い出した。ブログを始めたころに他の人に教えてもらったもの。

Wikipedia 横浜米軍機墜落事件

パパママ・バイバイ - 横浜市緑区(現在の青葉区)の米軍機墜落事件<1977年>

救助に向かった自衛隊ヘリはは、被災者をおきざりにしてほとんど無傷の米兵を乗せて帰って行った。

全身火傷を負った母親は、抗議ができるくらいまで回復すると、精神科の病院に移され、そこで亡くなった。

Wikipediaによると、港の見える丘公園フランス山地区に母子像があったんだね。5月に行ったのに知らなかった。また、中田市長により、事件の概要を簡潔に記述した碑文が設置されたといことも知らなかった。つい最近のことだったんだ。

2008/07/15

iPod touch アップデート

こんばんは。和也です。達也です。三波春夫でございます。もうなにがなんだか。もちろん全部ウソ。

音楽とコーヒーと自転車の日々blue_koichiroさんが、「2.0のアップデートで快適に」という記事を書かれているので便乗です。

金曜日にiPod touch アップデートというか、名前は iPhone 2.0 だったかが出るというので、何回かアクセスしたのですが、結局できませんでしたね。

土曜日は終日外に出ていた、というか昼間から呑んでいたので、すっかり忘れていたのですが、blue_koichiroさんのその前の記事で、アップデートが出たというので、私もアップデートしました。

前回の有料のときよりも今回の方が1200円と安くて、内容も充実してしていたんじゃないでしょうか。アプリを買って行くとお金は使いそうだけど。で、記念にアプリ買っちゃいました。クロスワードとピンボール。クロスワード激ムズ。


アップデート途中に、ケーブルをiTunesにつなげっていう画像が出て、もちろんずっと繋ぎっぱなしなのですぐに消えちゃった。で、もう一度あるかと思って待ち構えていたら、撮れましたよ。でもアップロードするときにファイルのサイズが0だって言われて、ちゃんとアップロードできていません。

と書いて一旦出したのですが、今度はできた。

あ、アップデートの内容に関して何も書いていませんでしたね。まだあまり使い込んでいないので、特に報告する内容はありません。

これまでばんばんクラッシュしていたのがなくなるといいなあ。Safariが落ちるとログイン状態までなくなるんだもの。最近は普通に音楽聴いててもクラッシュするようになってて、もうだめぽなんて思ってた。そういうところはなおっているでしょうか、

2008/07/13

RSSフィード調査(2) Safari RSSの挙動

♪Will you still need me, will you still feed me, when I'm sixty-four.

どうも他の人と会話が噛み合ない。Safari 組み込みRSSリーダーの挙動が他と異なるのではないかという気がしてきた。

Safari 組み込みRSSリーダーにRSSを与えてみる。

Excite ATOM http://ryokan.exblog.jp/atom.xml を与える。
→ アドレス feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/ryokan/atom.xml (リダイレクト)



Feed Rinsed ATOM http://www.feedrinse.com/services/rinse/?rinsedurl=9700... を与える。
→ アドレス feed://ryokan.exblog.jp/atom.xml (リダイレクト)
→ アドレス feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/ryokan/atom.xml (リダイレクト)

で、結果は同じになる。広告は入っていない。

まだ広告の出稿量が少ないからということでなっとくしていたのだけれど、ばくさんのところでは広告が5つ入っているということで、ばくさんの広告付きのはずのRSSを与えてみたら、やっぱり広告はない。ついでにいうとリダイレクトもされていない。

もしかしたら私のRSSには実は広告入っているんじゃないの?と思い、今度はGoogle Readerに与えてみた。

Excite ATOM http://ryokan.exblog.jp/atom.xml を与える。
→ Google Reader 管理画面でみえるアドレス http://ryokan.exblog.jp/atom.xml



広告は4つ入っている。

Excite RSSAd ATOM http://rss.exblog.jp/rss/exblog/ryokan/atom.xml を与える。
→ Google Reader 管理画面でみえるアドレス http://rss.exblog.jp/rss/exblog/ryokan/atom.xml



広告が入っていない。

ああーっ! ここで大事なことに気がついた。Google Readerは過去のRSS配信を独自に管理しているのであった。最初のExcite ATOMを与えたものは、過去に一度登録したもので、過去に配信されたRSS広告がそのまま含まれているということ。

一方で、今初めて追加したRSSAd ATOMによるリストに広告が入っていないということは、たまたま今配信されているRSSには広告が全く入っていないということになる。

という訳で、はりーさんが言われていること「今は広告の出稿量が少ないので、広告がRSSに含まれないこともある」を図らずも証明する結果になってしまった。

いや、やっぱり違うな。Firefoxの組み込みRSSリーダー ライブブックマークに与えたら広告入っていた。うーん。

2008/07/12

きぅ

そういえば、「憂慮する」とか「懸念する」とか言うべきところで「杞憂する」って使う人いるよな。

あ、今特定の人を指して書いている訳じゃないので、気にしないで。

Google検索: 「杞憂すべき」 → 約 89,600 件
-- これはほとんど間違いだと思う。

Google検索: 「杞憂する」 → 約 486,000 件
-- 「杞憂する前に...」とか、「ひたすら杞憂するスレ」とか正しく使われているようだ。

Google検索: 「杞憂される」 → 約 253,000 件
-- 「いろいろ杞憂されるより...」など「尊敬」で使われていて間違いじゃないのが多い。[→ 追記]

Google検索: 「杞憂します」 → 約 287,000 件
-- これは自分のことを言っていて間違いの場合が多いんじゃないかな。

「用杞憂」っていうのもあった。なんだろうと思ったけど、「要求」の書きまちがいのようだ。

ところで、辞書をひくと(三省堂提供「大辞林 第二版」より「杞憂」)、用例に
「深く政府の為に?する処なり/新聞雑誌 54」
というのがあった。たぶんこの主語は一人称なので、上の「杞憂します」のところでは誤用だろうと書いたのですが、「取り越し苦労であってほしいけど私はこういう心配をしている」という複雑な心境を含んだ文なのかもしれない。ということは検索結果にもそういう心境を含めたものがあるのかもしれないね。

追記: コメント欄にも書いたが、私は「杞憂」を動詞として使ったことはないと思う。というか動詞として使われることを知らなかった。今回調べていて思ったのは、動詞として使う使い方はやっぱり自分には受入れ難いなということ。たとえ「杞憂される」として尊敬の助動詞をつけたとしても、「あなたの考え方は取り越し苦労に過ぎない」というニュアンスが含まれる。もっといえばそこには考え方の姿勢そのものを否定するニュアンスが感じられる。それだったら、「XXXというのは (YYYなので) 杞憂だ」というように具体的に杞憂である点を (理由を含めて) 指摘した方が良いと思う。

追記(2): 追記した内容に関して、お前今まで知らなかったのかよ、なんて指摘されたらどうしよう・・・

どこかで動詞として使ったことがあるのを単に忘れていたりしただけだったらどうしよう・・・

「きぅ」ってなんだよ、って言われたらどうしよう・・・

そして裁判員制度 - 転び公妨 [3]

「転び公妨」続き (2)。

裁判員制度は、国民が政治の一つの柱である司法に関与することで、民主主義をより良く実現する方策として打ち出されているものと思う。たぶん。

しかし、ディベートなどを教育されていないところに導入するというのは次期尚早だという意見があり、私もそれには同意する部分が大きい。まあショック療法としてはありかもねとも思うが。

ただ問題はディベートだけではないと思う。検察側が法律をちゃんと適用して立件したということに疑問をもたないことも問題となるだろう。

なにかの間違いで自分が被告席に立つかもしれないということを考えた方が良い。そこで裁く人達は、そういう疑いを持たない人達かもしれないのだ。

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)カナダのメディアリテラシーに学びたい〜ここまでやるか…
カナダの教育は、政府はあなたたちをだますかもしれませんよ、という教育、日本の教育は、政府は信用できますよ、という教育。どちらが、本当に市民にとって有利な政府をする意欲があるかは明白だろう。 
騙されるかもしれないという認識をもって、政治に接することで、政治に対する評価は厳しくなる。そのような厳しい評価に耐えた党が政権を取る…すばらしい。
追記: この記事は「カナダde日本語」(美爾依さん) の「植草一秀氏の痴漢冤罪事件」で知りました。植草一秀氏の事件に関しては、「転び公妨」の最初の記事で、「2回目はもうどうしようもないと思ったのだが...」と書きましたが、2回目を擁護する人達が存在するという事実、主張する内容から、既存メディアが伝える内容を鵜呑みにしてはいけないと思うのだ (もちろん擁護している人の主張も鵜呑みしている訳ではない)。

裁判員制度も権力を監視する仕組みとして捉えなければならないと思う。そのためにはカナダのような教育方針がなければならないと思うのだ。

冤罪に関しては、特に痴漢冤罪に関しては男性諸氏は不安を持っていると思う。植草一秀氏の事件とは別の日常のレベルで起こりうる話で、被害者の証言がそのまま証拠として受入れられる以上、疑いをはらす方法はないに等しい。ましてや裁判員から印象でエロオヤジ認定を受けたりしたらどうしようもないと思う。

そしてジャーナリズムの役割 - 転び公妨 [2]

「転び公妨」続き。

森巣博氏の「越境者的ニッポン」第15回「日本は法治国家なのだろうか?(前)」ではジャーナリズムに関しても問題提起している。
しかしこのドキュメンタリー・フィルムが提示した恐怖は、その点ではなかった。当時、オウム真理教の亀戸・新東京総本部前には、何人かのジャーナリストがつめていた。そのジャーナリスト達は、警察によるこの無法行為を、にやにや笑いながら眺めていたのである。
森巣氏は、三権分立の相互監視はそれだけでは機能せず、その相互監視が機能しているかどうかを監視するのがジャーナリズムだとしている。

マスコミを監視しなければ行けないのは市民であり、そこに市民ジャーナリズムの価値があるだろう。お上にたてついて逮捕される人たちを批判する人達は、大本営発表をそのまま流すマスコミからの情報に基づいて批判しているのだろう? 私には、お上にたてついて逮捕される人たちを批判する人達と、マスコミのことを「マスゴミ」と一批判する人達が同じに見えて仕方がないのだが。

これも九郎さんの「韓国での李政権批判デモについてメモ」で知ったのだけど、

ネットの「祭り」がリアルに炎上した韓国・抗議デモの事情 (IT-PLUS 7月1日)
 警察による鎮圧や、女子大生が機動隊に頭を踏みつけられ負傷したこと、ベビーカーにまで容赦なく放水する警察の姿が生中継されたことで、さらに集会は激化した。個人放送局の中継動画に触発されて、もう黙ってはいられないと集会に参加したという主婦もたくさんみかけた。集会は過激になりすぎ、一部暴徒化しているとの報道もあった。

ほとんどの携帯電話にカメラが付いていることから、警察が暴力を振るおうとすると一斉にカメラを向けて証拠写真を残したり、集会の参加者の顔写真を撮影する警察の顔写真を逆に撮影して「この人に気をつけろ」とブログに書き込んだり、ろうそく集会が始まった5月初めからポータルニュースもブログもコミュニティーも動画投稿サイトも個人放送局も、集会の様子を伝えるネットユーザーたちの写真、動画、書き込みで溢れかえっている。
いつもは韓国の民度の低さには批判的なのだが、こういう権力を監視する姿勢をもっているところは学ぶべき点だと思う。

「転び公妨」って言葉 ...

... 初めて知りました。

以前も取り上げた、COURRiER Japonの森巣博氏による連載「越境者的ニッポン」。8月号の第15回「日本は法治国家なのだろうか?(前)」で紹介されている。

定義の前に、オウム真理教の信者を題材にしたドキュメンタリー「A」の1シーンについて書かれた部分を引用する。
1996年8月7日、オウム真理教の亀戸・新東京総本部から山本靖春さんが出てくると、その行く手を公安の私服刑事が阻んで、職質 (職務質問) を始めた。警察官による職質はあくまで任意だ。されるのがいやなら、無視しても構わない。それは日本国の法律によって保障されている。

小一時間ほど続いた職質に業を煮やした山本さんは、刑事を振り切り駅の方向に歩みだす。すると私服刑事は、山本さんの首を押さえながらのしかかり、路上に押し倒した。山本さんは後頭部を舗道に激しく打ち、失神したのか動かなくなってしまった。

ここで山本さんにのしかかっていた私服刑事は、突然膝をかかえて悲鳴を上げる。駆けつけた制服警官2人の間で、

「公妨だね?」
「ええ、公務執行妨害」

という会話が交わされ、脳震盪状態の山本さんは現行犯逮捕された。パトカーに乗せられ、連れ去られる。これで山本さんは、娑婆とはしばしのお別れだ。いつ戻れるのかわからない。なぜなら、警察の拘置延長請求を裁判所は、ほとんど無制限に認めるからだ。
この手法は「転び公妨」と呼ばれ、60年代から使われてきた。
パクりたい相手に、私服の刑事がぶつかって、自ら転ぶ。ぶつかってくる者は私服なのだから、ぶつかられた人にとって、相手が「公務」を執行中なのか、まったく不明な状態だ。それでも「公務執行妨害罪」は成立して、現行犯逮捕されてしまう。これが通称「転び公妨」である。
Wikipediaにも記述がある(「『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります」という断り書きがあるが)。

Wikipedia: 転び公妨

YouTube: 転び公妨 オウム 公安調査庁 森 達也

オウムに関しては、カッターナイフを所持してたとして銃刀法違反で信者が逮捕されたことがあった。そのときは、多くの人が、カッターナイフを持っていて逮捕されるのかと同時に、サリン事件を起こしたオウムを調べるためだったら仕方ないかと思ったのではないか。

しかし最近になってこれが利用されたケースはどう思うだろうか。

痛いニュース(ノ∀`):デスノート作者の漫画家・小畑健(37)が銃刀法違反で逮捕 (2006年9月7日)
-- 最近って思っていたけどもう一昨年の話だったか...

痛いニュース(ノ∀`):秋葉原で十徳ナイフ(刃渡り5cm)所持のオタクが警察官10人以上に囲まれる (2008年6月15日)
-- 秋葉原連続殺傷事件の直後

警察に批判的な意見が多いのかと思ったら、後者はそうでもないのだね。みんな従順だなあ。相手が「オタク」だから?

そして最近はこれ。

▼CLick for Anti War 最新メモ (九郎政宗さん): 洞爺湖サミット批判デモを警察が不法弾圧/逮捕されたのは
トラックを包囲して窓ガラスを割り、怪我をさせながら逮捕・・・まるで「中国のチベット弾圧」のよう。
ここの記事自体では逮捕に利用した理由は分らないので、そこでリンクされている記事もあげておこう。

クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート): サウンドデモ&道路交通法に関する「真っ赤な嘘」

九郎さんの記事の
・・・なんと警察はロイターのカメラマンに襲いかかって拘束してしまいますたとさw
こいつはメ・ン・ド・ウ・な・こ・と・に・なるよっ
に対してコメントがついている。
たいしたことにならんでしょw
clawの先見のなさは異常だからなぁ。
「たいしたことにならん」というのはこわいことだと思うけどな。それを容認するところがこわい。

そしてリンク先のもう一つの記事

クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)もっとも「現行犯逮捕」に値するのは誰か?
であげられているブックマークコメントの引用
2008年07月08日 tyouaniki
デモ側の方々には申し訳ないですが、映像写真を見た印象ではデモ側がとても気持ち悪い・ウザいので個人的に警察GJって感じです。 見た目で判断するのは良くないんでしょうけれど…。
これも怖い。

自分が気に入らない者は逮捕されてしまえと考える人は、自分は大丈夫だと思っているのだろうか。お上にたてつくのがいけないと考えているのだろうか。

森巣さんの記事には、「立川反戦ビラ事件」のことにも言及されている。これにも警察の行為を是とする人が多かったのだよね。そして植草一秀氏の事件。これは2回目はもうどうしようもないと思ったのだが、ちゃんと追えていないのだが警察発表とかなり違う事実があるようだ。

明日は我が身... ということは確かにめったに起こらないかもしれないが、それを怯えながら過ごすのを皆さん容認できるだろうか。電車で痴漢に間違えられることは多くの人がおそれていると思うのだが、お上にたてつかなければ大丈夫だと思っているのだろうか。お上にたてついていなくても、高知バス白バイ衝突事件なんてのもあることを忘れてはいけないと思う。

2008/07/11

RSSフィード調査(1)

おはようございます。Feed Me! (って分る?)

エキサイトのブログのRSSに広告が入る話ですが、自分自身はエキサイトのブログはRSSリーダーに登録していないので、いつから始まったのかとかあまり気にしていませんでした。

でもRSSって読者のためにあるんですよね。自分では使わないからって忘れていると読者の皆さんに迷惑かけちゃう。ということも分っていたのですが、そんなに読者いないしと思って、ハリーさんをはじめ皆さんが苦労されているのを横目で見ながら放置しておりました。

で、実際どのくらい広告が入っているのかみるところからはじめましょう。

ハリーさんのブログのサイドバーにある"XML"
http://harryblog.exblog.jp/index.xml
をSafariに与えると、組み込みRSSリーダーが働いて、
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/harryblog/index.xml
に変換されて、広告がはいる。これ↓ね。
"PR: 12人の著名人が語る「日本の旅」"

最近酒の話題はなかったはずだけどブログ全体の匂いが分るんだね。優秀だね!

なんて脱線はいいからって言われそうだ。先に進みます。

一方、同じくサイドバーにある"ATOM"
http://harryblog.exblog.jp/atom.xml
を与えると、
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/harryblog/atom.xml
に変換されて、広告ははいらない。えー?なんで?

今度は、らふぃさんがFeed Rinseを使って作ったフィード
http://feedrinse.com/services/rinse/?rinsedurl=3586dcab4520723e3e01ec30047c4149
をSafariに与えてみます。すると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/index.xml
に変換されて、広告がはいっていない。え? この形式ってもしかしてエキサイトブログの"XML" = index.xmlとおなじじゃん。なんで広告はいってないの?

ブログのサイドバーにある"XML"
http://rosslynva.exblog.jp/index.xml
を与えると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/index.xml
に変換されて、やっぱり広告がはいらない。

ちなみにブログのサイドバーにある"ATOM"
http://rosslynva.exblog.jp/atom.xml
を与えると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/atom.xml
に変換されて、広告がはいらない。これははりーさんと同じ。
:
:
:
うーん、謎だ。もしかしてSafari特有の問題なのか (困っている訳じゃないけど)。引き続き調査します。

追記: Google Readerでは...
世祓い XML → 広告1つ
世祓い ATOM → 広告3つ
Rosslyn Papers XML → 広告1つ
Rosslyn Papers ATOM → 広告1つ
... きっとこれらがもとにあって、Safariでなんかやっているんだと思います。

→ 私のRSSをSafariに入れたらXMLに広告が出ず、ATOMのほうに1個入っていました。はりーさんが指摘されるように広告の出稿量の問題でたまたまなのだと思います。

サイドバーに広告無しフィードを入れました。(エキサイトブログの時の話です)

2008/07/10

これあたったよ

おはようございます。

Amino Vitalであたりました。アスリートが選んだ応援ソングのコンピレーションです。

We Yell For You! ~ aminovital Body Refresh あなたにエール!Collection



ペットボトルに小さなシールがついてて、そこに書いてある番号を入力して登録するやつ。あまりあたらないので期待してなかったのですが、ばかばかしくて応募しない人が増えてるかな。私も一等がなんだったか忘れちゃってますし。

これで1年分の運を使っちゃいました、なんて言われたらやだな。



100万円トクする会社の辞め方

いや別に会社を辞めようと思っている訳じゃないんですが、辞めさせられそうって訳でもないぞ、言っとくけど。

表題の記事がm9 Vol. 2に載ってて、面白かったのでメモ。

■ 自己都合退職と会社都合退職でこれだけ差が出る
・失業保険の給付期間が違う (35歳勤続10年の人で会社都合の場合240日、自己都合120日)。
・会社都合の場合すぐに失業給付がでるが、自己都合だと4ヶ月先になる。
・会社都合で退職した人を採用した会社には国から補助金が出る可能性があるので、採用される可能性が高くなる。

■ 会社から解雇になる場合でなくても会社都合と認められる場合がある ← ココダイジナトコ

2001年に変わったそうです。

詳細は... 厚生労働省 特定受給資格者の範囲の概要 II のところ。

ポイントは...
(5) 離職の直前3か月間に連続して各月45時間を超える時間外労働が行われた
(4) 賃金が、 当該労働者に支払われていた賃金に比べて85%未満に低下した
(6) 事業主が労働者の職種転換等に際して、当該労働者の職業生活の継続のために必要な配慮を行っていない

厚生労働省HPに載っていないけれども、m9のこの記事であげている理由として
・10年以上同じ職種に就いていたのに十分な教育訓練もなく配点させられた
・事務所の移転で通勤時間が往復4時間以上になった
などが載っていますが、これがこの(6)に相当するのだと思います。

■ 注意点
・各地のハローワークによって判断基準が異なる場合があるので、自分の住む地域のハローワークに条件に当てはまるか確認しておこう
・タイムカードのコピーなど証拠を揃えておこう (必要な証拠はハローワークに確認しよう)
・退職届は自己都合の決定的な判断材料にならないので出せと言われれば拒絶しなくて良い (ここもハローワークに確認しておく)

ハローワークは事務的な手続きを行うための組織なので、法律に合っていればそのとおりに動くということです。サービス残業などで証拠が揃えられないかもしれませんね。その場合は次のような方法を使わないといけないかもしれません。

■ いざとなったら会社と戦う手もある
・全国の労働曲に総合労働センターが設けられている。
・「個別労働紛争解決制度」、「労働審判制度」がある。
・労働組合には加盟しておこう。個人加盟の労働組合もある。

この記事の執筆者は中村敏夫氏。こんな著書もあります。


新版 誰も教えてくれなかったおいしい退職マニュアル—50万円は絶対トクするポイントと手続きのしかた (KOU BUSINESS) 中村 敏夫

この本では50万円トクするって書いてあるのですが、m9の記事では100万円になっています。インフレだな。
[追記: 2009年に出た著書では100万円になっていました。→ 退職のとき100万円トクする本―3日で手続き完了!もらえるものは全部いただきましょう!!]

2008/07/09

ダビング10続き

おはようございます。ダブ、って言われるとドキッとするよね?

先日「必要な部分をDVD-RAMかに移動してそれをずっととっておく」なんて書いたんですが、DVD-RAMに移動しても「コピー禁止」のタイトルになることが分りました。結局、複数回コピーするためには最初に録画したHDDにずっとおいておくしかないようです。

それから、最初はDVD-Rへのコピーもできませんでした。え?なぜ?と思って調べた結果 (最後にリンクを載せます)、いろいろ制約があることが分りました。

・DVD-RにはVideoモードとVRモードがある。
・Videoモードは普通のDVDプレーヤで再生できる形式。
・VRモードは (対応する) HDD/DVDレコーダーで再生できる形式。
・デジタル放送がコピーできるのはVRモードに対してのみ。

結局、デジタル放送の番組は普通のDVDプレーヤで再生できない、ということになります。海外に住んでいる家族に日本の番組を見せるなど、アナログ放送の時代にできていたことができなくなるということですね。

参考資料をみると、みんなでVRモードのメリットをアピールしているようなんですが、こういうデジタル放送のデメリットはあまり伝わっていないと思います。

● 参考資料

Wikipedia DVD-VR
「DVD-RへのVRモード記録」が普及すると考える理由 (ITMedia 2004/09/29)
-- 4年前の記事なんだけど... まだ全然普及してないよね。

東芝 HDD DVD DVD-RのVRモード録画って ?