2006/12/08

ガソリン税の一般財源化に反対!

環境保護目的に限定することにしよう。

2006/12/05

高圧で水遊び

こんばんは。師走ですね。日曜日は子供と一緒に水遊び。

ウソウソ。

高圧洗浄機を買って、ずっとほったらかしにしていたのですが、使ってみました。

これね。ケルヒャーのいちばん下位の製品なんですが、ここに載ってませんね。

洗車に使ったあと、コンクリートを洗ってみました。

水が回転しながらあたります。

洗ったところと洗っていないところの差が分るようにしてみました。






実は、最初はブロック塀を洗うのが目的で買ったのがあったんですが...

その記事には、「デッキブラシでゴシゴシこすって洗います」ってかいてあるでしょう。実はそのとき買ったやつ(左、国産)が、使う前に壊れて、即返品しちゃったんです。色は同じ黄色なんですが、やっぱりドイツ製でないとだめだな、っていつの時代ですか。

2006/11/28

時代を開く歌

こんばんは。独りニューヨークに住んでいる少年です (ウソ)。

今日(27日)、NHKで「明日に架ける橋」という番組があったので、録画して見ました。

やっぱり、サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」のことでしたよ。

これまで知らなかったことがいろいろ分りました。

明日に架ける橋が、TVの特番に向けて作られ、そこで初めて披露されたこと、
ベトナム戦争という閉塞した時代背景を脱したい願い、
最初は2番までしか用意されていなかったが、ピアニストが3番をひいて、サイモンが3番の歌詞を作った。3番の歌詞は1番と2番のうちひしがれた状況から立ち上がる希望の歌詞になっている。

9.11では、Imagineと同様に放送自粛リストに入っていたこと、
それが3番の歌詞に原因があること(「銀の少女よ、船を出そう」が航空機をイメージさせる)、
そのような状況で、ポール・サイモンはコンサートではこの歌を選んで歌っていたこと、
ソルトレークオリンピックで使われて、その歌詞が再認識されたこと。

南アフリカではアレサ・フランクリンの歌として知られていること、
アパルトヘイトに対して闘う黒人達の希望の歌となっていること、
今ゴスペルとして歌い継がれていること。
...

サイモンとガーファンクルは私のポップス (洋楽のことね) の原点。最初は「コンドルは飛んでいく」で好きになったんだけど、他のも好きになってから、これは実はサイモンとガーファンクルのオリジナルではないことを知った。

最初に買ったレコードもサイモンとガーファンクル (ギフトパックという2枚組ベスト盤だけど)。
「4月になれば彼女は」、「フィーリン・グルービー」、「ボクサー」、... いろいろあるけれど、サイモンとガーファンクルでは「明日に架ける橋」が一番感動的だったなあ、と、この番組を見て思いをあらたにした次第です。

皆さんも聞いてみて → YouTube "Bridge Over Troubled Water"
過去の記事: Paul Simonの「ひとりごと」


2006/11/27

政治の問題は個人の問題

こんばんは。昨晩は鉄板少女も見ずに寝ちゃいました (つまり10時前)。

そうしたら、こんな時間に目が覚めて、考えだしたら眠れなくなったので、メモ。消化できていない話でごめんなさい。

どこに書いてあったのか忘れたのですが、こんなことが書いてあった。

政治問題は、つまるところ個人の問題である。

社会問題の中で、それは個人の問題であろうと思えることにあたることがあるが、政治はつきつめれば個人の問題に対処することである、ということ。雇用も福祉も教育もそう。

例えば、自殺の問題も、借金が原因の場合があって、その中でも身の丈にあわない生活が原因であったりする。それは個人的な問題に思えるけれど、「身の丈にあった生活」を十分教育してこなっかたせいでもあるし、借金してでも海外旅行にいくことを要求するCMが規制されていないせいでもあると言える。

なんでも政治で解決すべきである、と言っている訳ではない。

何年前かに受けた研修で、「問題と課題の違いは何か」という問いが出された。私はそれらを区別していなかったし、他の人もうまく答えられなかったが、講師が提示した答えは、

課題とは、解決すると決めた問題である。

というもの。問題のうち何を解決するのかという意志の話なのだ。問題を原因にさかのぼって分解していって、どの部分問題から手をつけるか決めることが必要だ。

政治も同じことで、何を解決するのか決めていく必要がある。

もうひとつそこで考えないといけないのは、ルタバガの法則。

一番大きな問題を取り除くと、二番目が一番目に昇格する。

今手もとにないのだが、これはG.M.ワインバーグの本に書かれてあった話。

若き日のワインバーグはデパートの食品売り場でアルバイトをしていた。フロアマネージャーが、多すぎる商品をどのように陳列するか悩んでいる。ルタバガが全く売れていないことに気付いていたワインバーグは、それを陳列棚から除くことを提案する。早速それを採用するフロアマネージャー。しかしそれでもまだ陳列棚は足りない。フロアマネージャーは聞く。

「で、次に売れていないのはどれかね。」

この教訓のひとつは、取り除くことでは解決にならない、ということで、問題は構造から取り組まなければいけないということだ。もう一つは、常に問題は残るのであって、我々はそれを受入れ問題とつきあっていかねばならないということだろう。

という訳で、申し訳ありませんが、ここには問題を解決するヒントはありません。

2006/11/21

The Beatles - LOVE

こんばんは。ブライアン・エプスタインです (ウソ)。

昨日の朝、「とくダネ」で小倉さんが熱く語っていた(おかげで通常8時に家を出るのを遅らせてしまいましたよ)
THE BEATLES "LOVE"

全てのマスターテープを発掘して、リミックスして、全く新しいビートルズを作り上げたそうです。

小倉さんの番組では、"Get Back"の最初の部分を聞かせてくれましたが、イントロの最初は"A Hard Day's Night"。

早速発注しましたよ。5.1ch DVDつきのほう。来るのが待ち遠しいなあ。やっぱりレコード屋に行って買うべきだったか。

2006/11/20

デスマーチ

こんばんは。藤原竜也です(ウソ)。

最近、何冊かまとめて本を買いました。読めるのか?

トム・ケリー 、 ジョナサン・リットマン: 「発想する会社! — 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法」
エドワード・ヨードン 「デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか」
ジム・ハイスミス: 「アジャイルプロジェクトマネジメント 最高のチームづくりと革新的な製品の法則」
トム デマルコ: 「デッドライン—ソフト開発を成功に導く101の法則」
トム デマルコ: 「ゆとりの法則 − 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解」
トム デマルコ: 「熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理」

これはちょっと前に買ったもの(先日記事を書いた「憲法九条を世界遺産に」とあわせて買った)。
トム・ケリー 、 ジョナサン・リットマン: 「イノベーションの達人!—発想する会社をつくる10の人材」

このうち、「イノベーションの達人!」と「熊とワルツを」を読みました。

で、今日の表題は、「デスマーチ」。まだ読んでもいないのに取り上げたかというと、目次を見るだけで面白そうなので。

■ デスマーチプロジェクト発生のメカニズム
・営業部門、経営陣、プロジェクトマネージャの天真爛漫な将来展望
・若者のカワイイ楽観主義: 「土日に出てくればできますよ」
・ベンチャー企業立ち上げ時の楽観主義
・海兵隊方式: 「本物のプログラマは寝ずに働く」
...
■ デスマーチ・プロジェクトに参加する理由
・「エベレスト登頂」症候群 -- そこに山があるから
・若さゆえの純真と楽観 -- 自分にできないことはない
...

後のほうには「トリアージ」という概念が出てきます。阪神大震災の教訓から取り入れられ、尼崎脱線事故で有効性が認識された、災害時に傷病の緊急度や程度に応じて適切な搬送・治療を行う方法。

トリアージ - Wikipedia
読んでないけど、きっとこんなことが書いてあるんだろうな。
・疲れている人 → リポビタンDを飲ませる
・とても疲れている人 → ユンケルを飲ませる
・ぼろぼろに疲れている人 → 仮眠をとらせる

いやー、読むのが楽しみですねっ! って怖いもの見たさ?

冗談はこのへんにして、この本にはデスマーチにならないようにする方法、なった場合にそこから生き残り生還する方法が書いてあるということです(著者「日本語版第2版によせて」より)。「まえがき」には、以下のように書いてあります。
究極の質問は、「デスマーチ・プロジェクトが避けられないなら、それから生き残るにはどうしたらよいか? 成功の機会を増やすには何をすべきか? どこで妥協すべきか? 自分のやり方が受け入れられなければ、いつやめて職探しをすべきか?」だ。本書で述べたいのは、こうしたことである。
って、なんかあまり希望が見えないんですけど...

2006/11/16

こんな結婚式場

こんばんは。藤原紀香さん、結婚だそうですね。

先日紹介したアストリッド・クラインさんの話題をもうひとつ。

小淵沢のリゾナーレと言うリゾートホテルにあるチャペルも彼女の会社クライン・ダイサム・アーキテクツによるものの一つです(→ ガーデンチャペル)。

下の写真(上記サイトから)の左側。2枚の葉が、やわらかく重なりあう様子をデザインしたものだそうです。ベールをイメージしており、ベールをあげるように開閉します。草の模様はスチールに穴をあけたもの。夜は月明かりが射し込みます。


デザイン言語2.0”We Love What We Do"には、その設計方針や工夫などが書かれているのですが、そのなかで面白かったエピソードを引用しますね。
私は完成までわからなかったのですが、現場担当の男性と、コンピュータで現場の三次元モデルを制作する女性とが実は婚約者で、ここでファーストウェディングを行うことになっていました。作業が間に合わないと、自分達のウェディングを工事現場で行わなくてはいけなかったかもしれないので、彼らは本当に一生懸命がんばっていました。もちろん工事は無事に完成し、二人のウェディングもめでたくあげられました。
なかなか得られないシチュエーションですね。ふたりの初めての共同作業が、ケーキ入刀の前に行われていたという。

産まれてくる子供にもこの話はつたえていくんだろうな。ちょっと羨ましい話でしょ。

2006/11/13

核武装議論続き

こんばんは。元防衛庁長官の石破さんは、見た目はあやしいけど、ちゃんとした議論ができる人だよなあ。

核武装の議論を行うことの提案の批判は、言論の自由を抑えつけるものという意見があるが、私はそうは思わない。前回書いたことだが、言論の自由はちゃんとある、論文書いて発表しろって。

私は、議論をすることには反対だ。いや、やりたい人だけでやればいいとは思うのだが、ここで議論しようと言っているのは、閣議や国会でやろうということだろう。他の人を巻き込んで時間使ってやることか?

「核武装を行うか」というのは、議論を待たず答は自明だと思うのだが、そのことはちゃんと言われていないように思う。私が自明だと思っているが、それは共有されていないのかもしれないね。

まず、憲法9条では
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
と言っている。

確かに自衛隊は存在するが、それは防衛のためであって、「国際紛争を解決する」ことを目的にしていないからというぎりぎりの線で存在を許されているに過ぎない (第2項に対してはどうやっても言い訳できないような気がしますが)。

ではなぜ核兵器はそうでないのか。
・核は「抑止力」と位置付けられている。攻撃したら攻撃し返しますよ、いやでしょ?という訳だ。それって「武力による威嚇」だよね。
・「自衛」という位置付けにできるのか? 侵入した軍隊やミサイルに使うのか? それって国内で核兵器を使うということだが、国民を犠牲にするのか? ミサイルが発射された段階で使うということも防衛のうちにいれるという立場もあるが(私はその立場に与しないが)、それに核兵器を使って敵国の民間人も巻き込むのか?
という訳で、憲法9条のある中で、核兵器は議論の対象のもならないはずなのだ。

そして、「第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」がある。

憲法に違反しないでできるということを主張してからにしてもらいたいものだ。
または、憲法を改正するという議論から先にしてもらいたい。

それから、野党もただ批判するだけでなく、ちゃんと理由を示して、ダメといわないといけない。

なお、改憲の議論をすることは、第9章に改憲の方法が規定されているため、この99条に違反することにはならないと考える。

「新発売」に弱い

こんばんは。PS3みんなもう買ったかな?

先日「デザイン言語2.0」のことを書いたのですが、やっと全部読みましたよ。途中別のものを読んでたんですけどね。

この中の一章、アストリッド・クラインさんの”We Love What We Do"の中で、
「日本で一番好きなのは何か?」と聞かれたら、「日本人が『新発売』という文句に弱いところですね」と私は答えます。
という一節がありました。日本人としてうれしくなっちゃいますね!

このメンタリティが日本の産業、文化を支えてきたのだと思います。ちょっとした改良の積み重ねが重なって、しばらくすると大きくラインナップが変わる。改良しないと置いていかれる。そういう意味では本当の市場経済があるのだと思います。

一方では不要な機能追加競争で疲弊するという側面もあるのですけどね。ケータイも日本市場内の競争は厳しいけど、コストダウンにつながらないから世界市場では全然ダメだし。

2006/11/07

いろいろ考えさせられる中川氏問題

こんばんは。

最初は中川氏の核保有論議の提案に対して、こいつアホか、

・そんなに北朝鮮のお仲間になりたいのか
・日本企業は世界中からボイコット受けるようになるぞ
・石油や食糧も輸入できなくなる覚悟はあるのか

など考えてからものを言えと思っていたのですが、
それまではそんなことを考えたこともなかった訳で、
提言としては意味があるのかもしれませんね。

閣議や国会の議題にならなくても、言論の自由はある訳で、
論文にまとめて、ブログで提言すればいいのにと思います。
コメント欄をあけておけば、盛り上がること必至です。

しかし、こういう記事を見ていると、彼には別の隠された考えがあるのかもしれません。
核保有議論:中川氏、改めて必要性を強調 (毎日新聞 2006年11月4日)
『日米安保と国連決議があれば安心』と言っているのは世界の非常識だ。『アメリカさん、お願いします。任せます』で、真剣に米国が同盟(関係)と思ってくれるのか
「全面的に守ってやるから、核をもつなんて言わないでくれ」って発言をアメリカからとりつけることが目的かも。

それとも、憲法改正へ向けて、国民にしっかり考えることを求めているのかも。

または、教育基本法などの今国会成立を阻止しようと考えているのかも。

そんな訳ないか。

■ 追加トラックバック
仙波眞弓さん「核武装もいいけれど」
  -- 輸入できなくなるのは核燃料もでしたね。ところで、「核武装論議大賛成」って仰ってるんですが... 私と同じ意味で言ってるのかな?

2006/11/03

空間にスケッチして家具を作る

こんにちは。11月ですね。連休でした。

東京デザイナーズウィークもう始まってましたよ。いきたいなー。でも何か疲れてるしなー。

夜中にYouTubeを見ていたら、こんなのがありました。
New Sketch furniture by FRONT

空間上に描いたスケッチが、そのまま家具になる。
ネボケマナコでみていたので、わあ不思議だなあ、魔法だね!と思っていました。
本当にあるんですね。いや、あるから映像がある訳ですが。

今日PingMagを見ていたら、東京デザイナーズウィークに出展されているんですね。
PingMagオススメの10プロジェクト (2 Nov 2006)
「動き」を3Dファイルに変換するモーション・キャプチャーの技術でまずはペンの動きを記録し、そこからレーザー燃結という技術を使って3Dファイルを実体化。つまり、空中でグチャグチャと描いた家具のスケッチが本物の家具として誕生するというプロジェクト。
だそうです。「スウェーデン出身の美女4人組」だって!

ほかのプロジェクトも魅力的。シャドウ・モンスターってどういう仕組みになっているのかあ。

疲れているけどいきたくなってしまいましたよ。いや、美女4人組だからと言う訳ではなく。

2006/10/29

リトル・ドラマー・ガール

こんにちは。寒い国から帰ってきたスパイです (ウソ)。

映画「リトル・ドラマー・ガール」
パレスチナとイスラエルの争いに捲き込まれ、スパイに仕立てられてゆく英国女優の姿を描く。
深夜にやっていたので録画してみたのですが、見たのも結局深夜だったからか、納得のいかないまま終わってしまいました。

とくに、パレスチナにシンパシーを持ち積極的に政治的な発言をする女優が、イスラエル諜報部に協力して、結局人殺しまで加担するか。たとえイスラエル諜報部メンバーに恋したとしても、その心の動きが理解できなかった。

スパイ小説の世界では、イスラエル側は、人の感情も利用して目的を達成するように描かれることが多いのかな。以前読んだクィネルの小説では、友人を利用して犠牲にすることを厭わない富豪がでてくる。「友人はそのためにある」とまで言い切っており、小説の中では、友情と打算が矛盾なく共存している人間として描かれていた。

さて、表題の映画ですが、もう一度ちゃんと見ないといけないなと思います。もしかしたらテレビ版で短縮されているせいかもしれないので、DVDを借りてくる必要があるかも。

日本良い国 清い国

世界に一つの憲法九条の国。

こんにちは。秘書田中です (ウソ)。

「憲法九条を世界遺産に」 (太田 光 、 中沢 新一) を読みました。
これまで私は
「日本良い国 清い国 世界に一つの神の国」とは言わないが...
ということを書いてきた(「江田ビジョン」「俺について来い」)。

「神の国」とは言わないが「普通の国」ではいやだ。だがそれはどんな国なんだ?
それに解を与えてくれたのがこの本だ。

これからは
日本良い国 清い国
世界に一つの憲法九条の国
を標語にしていきたいと思う。

さて、この本は、ただ声高に「憲法九条を守れ」というのではなく、日本国憲法が抱える矛盾、宗教との関係、思想界との関係、芸術/芸能/お笑いとの関係、さまざまな視点からの議論が含まれています。その点でも視野を広げてくれる本だと思います (それはお前の視野が狭いだけだと言われると反論できないですが)。

論点の一つに、「これまで続けてきた憲法九条を我々の世代で壊して良いのか。後の世代に胸を張れるのか」ということがあります。

あ、これって「天皇の男系をここで我々が絶って良いのか」という議論と相似形だよなー、と思って読んでいたのですが、後の方でそのことが書かれていました。これに関して中沢は、我々が柔軟に対応して保ってきた本質は別のところにあるだろうと述べています。本質を男系と伊勢神宮に帰結させるとても貧しいものになってしまう。この点も私の主張と似ていると思いました。

2006/10/28

補習のほうが楽しく学べるかも

こんばんは。ゆうひが丘の総理大臣です (ウソ)。

単位不足問題、すごい広がり方ですね。今なら言える、って感じでしょうか。

対策として、受験後に補習をするところがあるようですね。解決策としては、受験生にとって最も望ましいものではないかと思います。

基本的に単位って時間の問題なので、暗記を目的とした詰め込み授業をしなくてもよくて、生きた知識を学ぶチャンスじゃないかと思います。特に世界史のような教科だと、それぞれ歴史の事件は人間が起こすドラマという視点でみなおすと面白いんじゃないかな。「そのとき歴史は動いた」などを教材にして。

受験終了後に補習で単位をとることを制度化して毎年そのようなスケジュールでやってもいいような気がしてきたぞ。

2006/10/27

ハムファイターズ

こんばんは。北海道日本ハムファイターズ、日本シリーズ優勝おめでとうございます。新庄さん、大リーグ挑戦のころ、タダのアホ扱いしてごめんなさい。

そういえば、昔日本ハムの試合を見たことがあったんだ。会社の人が後楽園 (!) の切符を10枚手に入ったということで、みんなでいきました、日ハムVS西武戦。

私はもともと西武ファンだったんだけど、そのころ西武の人気が高くて、みんなで西武を応援していました (後楽園なのに)。その試合は、西武が優勢で、安心してみていられたんですが、一人だけ、日ハムのピアッチャーが打たれたり、バッターが凡退すると、野次飛ばしている女の子がいたんです。

「え、どっち応援してるの?」

「日本ハムファイターズ。」

「え、なんで? 君日本の野球あまり知らないでしょ (日本人だけどずっとアメリカで育ってきた人なんです)。西武の方が強いし、かっこいい選手多いじゃん?」

「Ham Fightersは名前が面白いですから。」

日本ハム+ファイターズ
じゃなくて、
日本+ハムファイターズ
だと思ってた訳ですな。

確かに「ハムファイター」なんて間抜けだ。
ハムと格闘するのか?
その当時はなかったけど、フードファイターみたいなものか。

そうすると「日本」は親会社なんですね。政府か? それともWBC代表みたいなものか。

って、最初から日本シリーズ優勝と離れた話題になってましたね。申し訳ないです。

2006/10/25

のだめカンタービレ [すごろく47]

こんばんは。クラシックやるべ!

「のだめカンタービレ」めちゃくちゃ面白いですね。「パパはニュースキャスター」以来でしょうか (古いですか)。

いちいち動きが大げさで。女の子なのに殴られて飛ばされちゃうし、ずるずる引きずられちゃうし。

私って過剰演出が好きだったのか? そういえば「鉄板少女」も面白いよね。「だめんずうぉーかー」は期待した程じゃなかったなあ (ってどんな期待じゃ)。

ただ納得いかないのは、「のだめ」が千秋先輩に惚れてるって設定だ。いや確かにそう表明しているし、目からハートも出てるんですが、もっと態度が変わったりするもんだろうと思うぞ。ちょっとは綺麗にしようと思うだろうし。

という訳ですごろく47番地 「恋の話」でした。

次は、3つ進んで... あ、ちょうど50番地だ。お題はなんだろ?
発展途嬢 (nutschoco さん) 「会いたい人に会える呪文を教えて!」 って、難しいよ!
私からのお題は「政見放送: 私がエキサイト社長になったら」。山村さん、のんきにグルメやってる場合じゃないですぞ!

言葉狩り [すごろく 39]

こんばんは。「大辞林」新版には、「駅ナカ」って語も入ったらしいですよ (毎日新聞 10月24日Web魚拓) 。

先日PSPソフトの「もじぴったん」を買ってきた。あ、自分のためね。
ひらがなのタイルをくっつけて単語を作るゲーム。

息子が発見したのだけど、
「ぶらく」ということばが作れない(辞書に入っていない)。

自社で作る文章にその言葉を使わないというのならまだ分かるが、
辞書で排除されていれば、ユーザは「使ってはいけない単語」と認識するだろう。
これは、反差別教育にとってもマイナスにしかならないのではないか。

以上、今日のすごろくのお題「39.ピピーッ!レッドカード!」でした(昨日の36から3つ進みました)。

ところで、「まりもっこり」。ひとつひとつはイエローカードレベルなんですが、めちゃくちゃたくさん種類があって、累積しまくりですよ。

次は7つ進んで、「46.1コマ進む」 → 「47.恋の話」。えっ... !? (ポッ)

2006/10/23

秋の展覧会

おはようございます。

先日、東京大丸でやっていた棟方志功展と、Bunkamuraでやっていた「ピカソとモディリアーニの時代」に行ってきました。この日はついでにNHKスタジオパークへも行きました。10月19日は休みを取って夫婦で『アンコール遺跡の尊顔』日本展へ行ってきました。
棟方志功は、子供向けに描いた絵が魅力的でした。クラレの大原氏の子供部屋の装飾というか襖絵だったかな。子供の頃から日常に美術作品がなにげなくあって、なんともぜいたくなことです。

「ピカソとモディリアーニの時代」展は、リール近代美術館所蔵のものを集めたもの。こういうのって、ただ「集めました」ってなりがちで、展覧会としてあまり面白くないのが多いのですが、時代背景がわかって良かったと思います。普段見られないようなものがみられたのも良かった。息子が足を止めて見入っていたのは、ヴァン・エックという画家の絵。この人のことは知らなかったのですが、描かれている人物に存在感がありました。

『アンコール遺跡の尊顔』展は、この日にしか時間がとれそうになかったので初日に行ったのですが、ちょうど写真家のBAKU斉藤氏の解説があるというので聞いてきました。概要をお話しするだけかと思っていたのですが、会場全部を回って1時間くらい説明してくれました。ひとつひとつ足場を組んで撮影するんですね。塔の4面に彫られている仏の顔を撮影するので、方角によって撮影する時間帯が決まるなどの話は興味深かったです。どの像を撮ったか後で分かるように記録するのだが、暑さでぼーっとなって忘れがちになる話などなるほどと思いました。

次はBunkamuraであるエッシャー展かな。Tokyo Designer's Weekは今年も行きたいですが、行けるかな。

お酒で後悔した友人の話 [すごろく36]

こんばんは。ってもう明け方ですね。浦島です(ウソ)。

すごろくの位置なんですが、前回 32 (10月11日)から4つ進んで、「36. 1日休み(休み明けはフリーお題)」です。では、おやすみ...

...

はっ! もう十分お休みしたのであった。

休み明けはフリーお題。なんでもいいのかと思ったら、バントさんから、「1日休んだら、1~35までのお題の中から好きなお題を取り上げて再開して下さいませ。」というコメントをもらいました。何を選ぶか迷ってこんなに時間が経ってしまいましたよ (言い訳)。

せっかく長く休んだので、4つまとめて選んで挽回したいと思います (挽回できないって)。

06.あの時私は若かった
13.お酒の話
14.友達の話なんだけどね
32.後悔した話

あの時私は若かった。大学に入って最初の年の話です。
12月、2学期が終わってみんなで飲みにいきました。
ある程度飲んだ段階で、途中席を外した友人が戻ってきて、
「眼鏡取られた。これからとりに行ってくる。」
といって店の外へ出て行きました。
で、それっきり帰ってきませんでしたよ。

その後、話を聞くと...

朝起きたら、鴨川の河川敷。雪がちらついていた。
財布もなくなっていた(小銭はあったらしいけど)。
浮浪者の皆さんがたき火をしていたのでそこに混ぜてもらった。
その中の一人が、友人の「かわっちゃん」の話をしていた。その日はいなかったけど、いい奴らしい。
その人と朝食を食べにいって、一人でバスで下宿に帰った。それだけのお金はあったらしい。
帰省するお金もなかったので、郷里の長崎に電話して振り込んでもらったらしい。
そういえば、お金が送られるまでどうやって食いつないでたんだろ。銀行カードなんかはなくさなかったのかなあ。今だとクレジットカードなんかも入っているのでたいへんだ。眼鏡もどうしたんだ?

その後悔した友人からのアドバイス。
「冬には戸外で寝るな。かぜひくぞ。」
いや、かぜひいたくらいですんだのだったら幸運だと思います。
寝るなら地下道くらいにしとかないと。な。

次は3つ進んで、「39.ピピーッ!レッドカード!」
これ(↓)、明日まで待てませんよ。
志葉 玲 さん: 「共謀罪、24日に強行採決か?!」

2006/10/16

マイクロクレジット

おはようございます。

平和賞って政治的な意図で使われることが多いのですが、今回はほんとうにすばらしいと思います。

平和賞って政治的な意図で使われることが多いのですが、今回はほんとうにすばらしいと思います。
ノーベル平和賞:バングラデシュの農村銀行活動に 貧困女性に無担保融資 (毎日新聞 2006年10月14日)

ただ援助というのではなく、自立を支援するというのがすばらしい。また、98%が返済されていることを証明したこともすばらしい。

ノーベル平和賞:ユヌス氏受賞 背景に農村の貧困 女性対象に改善支援
しかし私は次第に、女性が借り手となる利点を分かってきた。女性は金を子供や家のために使い、将来に備える。男性ではこうはいかない。
そして女性の力が強くなって、声も大きくなると、平和への道が広がることにつながると思う。
慈善では人を救えない。組織的に貧困対策を取るには、当事者に責任を与えることだ。金を借りて利息を返済し、自分にも幾分かを残す。責任を持つとはそういうことだ。
幸せになるのに、自分の力を使うことは欠かせない。これは私が、「お金は有効に使おう」「ほっとけない、だけど...」などで言ってきたこととつながる。

アフリカだったらこうはいかないだろうとも思っていたが、

ノーベル平和賞:ユヌス氏受賞 政治より個人の力 格差是正、地道な活動に光
90年代以降バングラデシュ以外にも広まった。現在はアジア、アフリカの60カ国以上で導入されている。国連は05年を「国際マイクロクレジット年」と定め、世界各地で啓発活動を展開した。
とあって、アフリカにもちょっと希望が見えてきました。