2006/01/14

あたたかい目で

おはよう、と書こうと思ったらもうお昼ですね。喰いブロ (くいしんぼうブロガー) です。

R30::マーケティング社会時評さんが、「MS+AMD vs Intel+Apple という構図」という記事を書かれていました。日経IT Proの記者が予測記事を書いて、予測記事が外れたことに関して、予測自体は外れたものの予測の背景にある分析を評価したものです。

この中で、予測記事が外れたことに対する弁明記事の批判コメントに対する批判を述べています。ちょっと長くなりますが引用します。
 あと、付け足して言うと、あの記事に対して「責任ある媒体の記者たるものは根拠を持って予測をすべきだ、こんな与太記事飛ばしてる奴は首にしろ」とか批判してる人というのは、そもそもこれだけの企業戦略分析を積み上げたうえで立てられた憶測というのが、ジョブズの基調講演やAppleの製品リリースをそのまま「事実」として報道するより100倍も知恵と勇気が必要で、かつ学ぶところ(つまり読者にとっての価値)も大きいということを理解しない、「Web1.0」的な人なんだと思う。もっと言えば、そういう発想の人こそが、既存の企業でもやる気のある若手の才覚とイノベーションのタネを潰して回っているのだろう。 
マスコミを批判するのは自由だが、そういう勇気あるクリエイティビティを批判すること自体がマスメディアにおける言論の多様性を潰しているというか、まあ大げさに言うと「マスコミの健全さを殺す」役回りに立っていることを、あの記事に噛みついている人は少しは自覚した方が良い。念のため、あの記事のはてなブックマークからたどれるはてなダイアリーの言及エントリをざっと見て回ったが、はてなユーザーの中にはそういう批判的コメントをしている人は1人もいなかった。 
1人の記者を育てるのも潰すのも結局は読者である。その意味で、インターネットは本当に頭を使う労力を厭わない記者、勇気のある記者にとって最高の仕事環境を提供するようになってきたと、心から思う。
とあって、意欲のある記者に対して、あたたかい目で見ていることが印象深かった。
私も日経IT Proの2つの記事を読んでいたので、その時に思った感想を書いておきたいと思います。

2006.1.10 Jobs氏は明日「AppleViiv」を発表するだろう
-- 分析、大胆な予測としては面白い。ここまで大胆な (これまでのトレンドからはずれた) 予測を、ここまで自信たっぷりに言わなくても良いのに。

2006.1.12 Jobs氏の講演終了とともに膝から崩れ落ちる
-- ここまで落胆することはないのに。って相当自信があったんだと再認識。特に
「AppleのSteve Jobs氏,米IntelのPaul Otellini CEO,米GoogleのLarry Page共同創設者兼製品部門担当社長の3人ががっちり握手を交わし,ホーム・エンターテインメント・ネットワークから米Microsoftとソニーを駆逐することを高らかに宣言する」というシーンが見られることを祈り続けていた。
なんてここまでいくと夢想といえる。

おもしろがったけど、批判的には見てなかったなあ。ウソを書いたのならともかく、最初から「あくまで予測」って書いてあるしね。

それから、どこで読んだかわからなくなったのですが、テレビが受動的なメディアであることを毛嫌いしているJobsがメディア・パソコンになんか手を伸ばすはずがないという意見もありました。もう少し元ネタを探したいと思います。

コメント
 Commented by 104hito at 2006-01-14 17:01 x
いつぞやのバカ限定オフ会って、とても恐ろしい集いだったのですね

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-14 18:03 x
★hitoさん、
関連がわからん...。ヒントちょうだい。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-14 19:15 x
★hitoさん、そか、せば教授からタレコミがあったんですね。
でも、寝ちゃう人もいなかったし普通に紳士のあつまりだったような。

 Commented by 104hito at 2006-01-14 20:07 x
議事進行役がいないで、話が終わったのが信じられないデス
えっ? まだ話は終わってないってw

 Commented by n0n3n at 2006-01-14 22:45 x
1部分だけで判断するのは怖いですよね。
良寛さんの謙虚さがいいっすね^^v

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-15 04:50 x
★hitoさん、
酔っ払い同士の話なんてどこで切ってもOKですよ。終わってないといえば終わってないのかもしれないけど、どこで切ったのか覚えていない(笑)。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-01-15 04:53 x
★のんちゃん、
報道はどうしてもその時点での切り取りですから、そこで完璧なんてことはないと思っています。続報を待つって感じですか。待っているうちに忘れちゃうことが多いんですが(汗)。

2006/01/09

NHK新番組「つながるテレビ@ヒューマン」

こんにちは。みなさん、つながってますか? え? つなげられてる?

今NHKテレビを見ていたら、新番組の宣伝をやっていました。

「つながるテレビ@ヒューマン」

番組の目的や内容はなんだかよくわかりませんが、視聴者から送られた写真を使って毎回違うタイトル映像を作るというのが興味を引きました。

また、ブログを活用するようです。それが「つながる」の意味かな。キーワードで話題を知る企画があるそうです。制作側のブログ「つながるブログ@ヒューマン」もスタートしています (「【制作だより】よろしくお願いします」)。

まず第1回めは見てみようかな。1月14日から 毎週土曜日22:58 - 24:00。

追記: せば教授も感想を書かれていましたが、あまりブログのよさを生かしていないようですね。「鹿出没」って話題だって言われてもなあ。視聴者から送られた写真を使ったタイトル映像もそんなに魅力を感じませんでした (エンドタイトル)。素材が子供の写真みたいなのばっかりだったせいもあるかもしれません (Webサイトでみることが出来ます)。オープニングタイトルは見るの忘れてた。

あなたは右、左?

こんにちは。私は右利きだけど、左党といえないこともない。

切込隊長のところで、政治的、経済的な右・左度を判定するテストみたいなのをやってました (参照)。やってみようかなと思ったけど、判定するサイトのURLを示してなかったので、そのまま放置していました。

大西 宏さんのブログ「大西 宏のマーケティング・エッセンス」でも取り上げられているのに気づきました (「真ん中にいるというのはいいことかどうか?」)。

判定サイトはここ: 日本版ポリティカルコンパス

早速やってみた。結果は、

政治的な右・左度(保守・リベラル度): 0.8 -- ちょっと右より
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派): -0.93 -- ちょっと政府介入派
あなたの分類は「保守左派」です。

だそうですよ。自分自身としては、政治的にはちょっと左、経済的には市場信頼派寄りだと思っていたので、ちょっと意外ではあります。

ただこういうのって、そのまま鵜呑みにしちゃいけないですよね。だいたいどこに中心を設定しているかにも依存するし、個々の設問も聞き方によって変わってくる。

例えば、
Q2-15. 高所得者の税率は高くすべき
では、今の累進課税を賛同するか、なのか、さらに累進課税を進めるべきか、で結果が大幅に違ってきます。

Q1-13. 首相はアジアの国々に配慮して靖国参拝を控えるべきだ
も、「アジアの国々に配慮して」がついていなければ「賛同できる」なのですが、これがついているため、私は「賛同できない」になります。これを「賛同できる」にすると、「政治的な右・左度」は0で全く中立になります。

耐震偽造問題がなければもっと市場信頼派よりになったでしょうね。民間に委託するやり方が悪かっただけなのですが、これからも同じようにまずいやりかたの民営化が続くことが想定されるので市場信頼する回答にするわけにはいかない。それは軸がぶれているということではなく、個々の問題に考えるスタンスをとるとそうなるということだと思う。

あなたはどのWeb文化圏?

こんばんは。ボケツッコミ文化圏の住人です。

絵文禄ことのは松永さんが、Webの世界のリンク、トラックバックに関する意見の食い違いを、「文化圏の衝突」という視点で整理されています。

ウェブの二つの文化圏の衝突【前編】無断リンク禁止問題にみるリンクする側・される側の論理
ウェブの二つの文化圏の衝突【後編】ネガティブリンクと批判する側・される側の論理
トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突——「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか
リンクなしトラックバックが「アクセスを奪う」という表現についての補記

私も、前の記事「ほねとかわとがはなれるおと」のコメントで「言及リンク文化圏」だと宣言しました。しかし、この機会に、自分がどの文化圏に属していて、リンク、トラックバックに関する意見を整理しておきたいと思います。

「無断リンク禁止」文化と「リンクフリー」文化

これは、「リンクフリー」文化。松永さんが指摘されるように、「ウェブに公開するということは全世界にさらされること」だからということです。一方の「無断リンク禁止」文化では、
ホームページとはまさに文字通り「わたしのおうち」なのだから、勝手に土足で踏み込むようなことはやめていただきたい。
と考えるとのこと。そして
事前にメールで「リンクさせていただいてよろしいでしょうか。また、できましたら相互リンクをお願いしたいと思います」と丁寧にメールでお願いをし、受けた側もその礼儀正しさを評価して、「こちらこそ喜んで」とリンクが成立する。
ということだそうですよ。

松永さんはこの違いを文化の違いととらえているので、
どちらがいい悪いの問題ではない。文化の違いにいい悪いはないからだ。
と結論づけている。

私は、文化の違いということまではわかるのだが、松永さんが書かれている
リンクフリー文化圏は、ウェブという環境に最適化された発想だといえよう。
という主張には異なった考えをもっている。それは、リンクフリーというのはWebで出て来た文化ではなく、著作物一般のルールだから。文化庁ホームページ著作権Q&Aでは、「法律に定められた要件を満たしていれば著作権者の了解なしに利用することができます (第32条)。」とある。「法律に定められた要件」の一つ「出所の明示」にあたるわけだ (リンクだけでは駄目でそのサイトの名前なども必要になる)。

引用 (抜粋) しない場合はなおさらで、一旦公表された著作物だったら、どこに何が書かれているかを示すことに問題はないし、止めることはできない。

ただ、ホームページを公開することを、全世界に公開しているととらえられていないということはあるだろう。例えばサークル内の回覧やアルバムを親戚友人に見せる感じ。パスワードをつけるので制限はできる (ところもある) が、それも感覚的にちょっと違う。メールで送るのも違う。SNSなんかはそのニーズをうまく捉えられるのかもしれない。

「知らぬが仏文化圏」と「ブロゴスフィア議論文化圏」

これはどちらかというと「批判は堂々とわかるように/批判があるなら教えてほしい」の「ブロゴスフィア議論文化圏」かな。あまり大きな批判を受けたことがないのでなんとも言えないが、批判される覚悟、間違ったことを行った場合に謝罪する覚悟はあるつもり。むしろ知らないところで批判されるのは怖い。噂が噂を呼んで、さらに歪んだイメージで捉えられるのは怖い。

実は以前、急にアクセス数が通常の50倍くらいに増えたときがあって、2chかどこかで祭りがおこってるんじゃないかと思いましたよ。思い当たる板をいくつか見に行ったんだけどどこにも見つからなかった。コメントやトラックバックも感情的な批判はなく、結局わからずじまいのままになっている (アクセス解析を導入しておけば良かったのかな)。

一方、自分自身が「批判は堂々とわかるように」やっているか、というとそうは言えない。与党や中国の批判でトラックバックを送ったことはないし (普通ないと思うが)。Web上の意見に対しても、ほかにトラックバックが多くあれば、同じような批判をしても仕方がないと思う。自分の意見が他とは違う視点を提供できると思った場合にはトラックバックを送るようにしている。

それから、批判は何がどういけないかをロジカルに行うべきだと思う。はてなブックマークに関しては、その意味で問題が多いと思う。ブックマークされるだけならまだしも、短いコメントがつけられるので、これが「ロジカルに悪い点を指摘できない」批判になるのだ。

トラックバックをめぐる4つの文化圏

松永さんは、「言及リンク文化圏」、「関連仲間文化圏」、「ごあいさつ文化圏」、「spam文化圏」の4つに分けている。私は最初にかいたとおり、「言及リンク文化圏」。
これはもともと引用で「言及リンク」をするというのが先にあって、トラックバックはそれに対して、「引用/言及しました」ということを相手に伝える機能だと思っているから。言及しているから当然関連のある内容になっている。

で、他の文化圏に対する対応だが、SPAM以外には比較的寛容だと思っている。これはあざらしサラダさん (「△トラックバックとコメントについて」) に近いと思うが、私の方が少し厳しいかもしれない。

・ トラックバックして来たブログが関連のない場合:
いままで消さなかったが、松永さんが補記で書いているが、自分のブログの訪問者に関連のないところに知らずに行くのを避けるため、これから消すようにしたい。最近1つ消したが、その場合相手にお断りコメントを残し、本文中に消したことを記載した。また、関連性のない記事のトラックバックが出来るようにトップにそのための場所を用意している。

・ トラックバックして来たブログに本文への言及がない場合: 関連があるものだったら、消さない。読者に読んでもらう価値があると思う場合には、関連性に関して簡単に示す。トラックバック返しをする場合もある。その場合、自ブログの追記でそこへのリンクを書く。

・トラックバックする際のごあいさつ: する場合もある。というか、する場合が多いかな。コメントが既に多い場合はしない。コメントの内容は、どういう視点で書いたかを示す。

・トラックバックされた場合のごあいさつ: 関連があれば、言及がない場合でも、ごあいさつする場合がある。ただありがとうではなく、相手の意見に関する感想を書く。

ただ、いい加減なので、このポリシーにそって運用できているかというと覚束ないものがありますが。

2006/01/07

ほねとかわとがはなれるおと

おはようございます。康熙帝です (ウソ)。

このタイトル、なんだか分かりますか? 1文字で最も長い訓読みをする漢字 (のひとつ) らしいです。

ば○こう○ちの納得いかないコーナーさん「1文字で最も長い訓読みをする漢字は?」で紹介されていました。

その漢字は「」。

ちゃんとでるかな。後にでてくるはてなダイアリー - 雑記 「長い読みの漢字?」からコピーしてきました。

まとめサイト「長訓読み選手権」も紹介されていたのでみてみました。おもしろい。「きょろきょろみまわす (漢字出せない)」とか、「さもあらばあれ (盡)」とかは言われればそうかなと思う。

ただ、注意書きもあります。これは結局、漢字の意味の説明であって、「訓読み」というのは適切ではないのではないか、ということです。

さらに、その「訓読み」という概念の意味、範囲を問題にしている記事はてなダイアリー - 雑記 「長い読みの漢字?」 (2004年3月の記事) へのリンクがありました。これを見ていると。これまで何の疑問も持っていなかった「訓読み」という言葉、概念のあやふやさが認識できます。

まあ、問題があるからといって困るようなことでもないので、単純におもしろがろうと思います。

それから、「長訓読み選手権」が含まれているサイト「曉に死す」のコーナー「漢字雑文」はほかにも面白い話題が載っているようです。時々見て、ブログのネタにしたいと思います。

2006/01/06

雪が降りました

こんばんは。雪の女王です (ウソ)。

今日から出勤なんですが、寒かったなー。

うちでも雪が降りました。

2006/01/04

ワンボタンマウスでも...

こんばんは。戌年ということで、「ワンボタンマウス」ネタ。この後、ワン切り、湾岸道路、... と続く予定 (ウソ)。

Mac関連の情報を利用させていただいているsukechan@blogで、"Look Mom, No Hands!"という記事がありました。

Macについてくるマウスは通常1ボタンなんですが、マウス右ボタンでコンテキストメニューが出る機能がMacにも実はある。1ボタンマウスでは、コントロールキーを押しながらマウスボタンを押すことでこの機能を使うことができる。逆に言うと両手を使わなくちゃいけないということ。

この"Look Mom, No Hands!"というツールは、マウスの長押しでコンテキストメニューを出すことができるようにするもの。

早速インストールして使ってみましたが、便利です。シェアウェア ($12.95) なんですが、購入しようかな。それとも2ボタンマウスを買った方がいいかなあ。

なお、長押し機能は、Firefoxではある機能のようですね。一方Safariでは、コンテキストメニューで「リンクをコピー」を選択しても、リンクが開いちゃう。ちょっと微妙だなあ。

インストールしたら → ここを長押し

2006/01/01

あけましておめでとうございます '06

あけましておめでとうございます。
日本だけでなく世界が平和でありますように。

ブロガーのみなさん、訪問された皆さん、
昨年はオフラインを含めておせわになりました。
本年もよろしくお願いします。

マイクロソフトクリップギャラリーから写真を入手、加工しました。
アートディレクター: 奥さん
制作: 長男君 + 私

昨年の新年投稿は年が明けるのを待って0:00のタイムスタンプをつけたのですが、今年 (あ、昨年か) そこまで持ちませんでした。みなさん既におめでとう投稿されていますので、これから順次訪問します。

「毎日が送りバント」で「あけおめ戌年祭り!」開催中。バナー画像URL http://pds.exblog.jp/pds/1/200601/01/16/headerimg_31.jpg


☆★☆★☆★☆【2006年は戌年だワン祭り】☆★☆★☆★☆
 今年は戌年ということで、犬にちなんだブログやスキンに
 に変更してエキブロ内をワンコで一杯にしましょう。
 イラストや写真なんかを記事にしても面白いと思います。
 変更期間は1/1〜1/3の間です。
 企画記事 http://earll73.exblog.jp/2943460
 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆

2005/12/31

バックログ 2005年下半期レビュー

* バックログの下半期達成状況: 最初の段階で宿題は22個。追加4。結果 ◯6 (うち3新規) △0 × 20
*2005年上期達成状況はこちら

いろはカルタ2005年

おはようございます。「...とちり...」が気になります。
毎日新聞大晦日恒例の「いろはカルタ」。全部引用して、関係あることをどれだけ書いたか振り返りに使ってみたいと思います(お片づけの合間に順次更新)。それ以前に何のことを指しているかよくわからないものもありますね。
【い】イエスマン競争
  // 11/02 入閣しない方が...
【ろ】論より参拝
  // 10/01 靖国参拝は公約だったのでは?
【は】阪神ファン怒(ど)
【に】日本減人
  // 何のことだろ? (追記: 人口減のことでしたね。)
【ほ】骨折り損の常任理事国入り
  // 05/08 お金は有効に使おう
【へ】ペンキ日本大使館
  // 04/12 中国を啓蒙する、05/29 愛国無邪気
【と】東証もない
【ち】中流は下流の始まり
【り】リマ遠かったフジモリさん
【ぬ】濡(ぬ)れ手のジェイコム株
【る】ルイジアナ溺水(できすい)ランド
【を】奥様はCIA
【わ】ワールド杯ブラジルの壁
【か】風邪見鶏
【よ】嫁入り姿ドンマーインさん
  // 紀宮さま結婚を契機に書いた感想 → 11/19 女系天皇容認って...
【た】耐震恐度
  // 「きっこのブログ」はずっと読んでたんですけどね。
【れ】0・01%の大連立
【そ】空飛ぶ法王天へ
【つ】次の選挙は落チルドレン?
  // 10/12 衆院選'05雑感(4) タイゾー君を育てよう
【ね】捏造(ねつぞう)イエス(ES)細胞
【な】波乗りそろってマリーンズ
  // 10/17 31年ぶりって...
【ら】楽天あれば苦あり
  // 09/30 初年度黒字にどれだけの意味が... TBS買収のほうかな?
【む】無軌道電車男
  // これ尼崎脱線事故のことかなあ → 評価はメッセージ
【う】宇宙でエンスト
【ゐ】否が広がるEU嫌法
【の】ノーとは言えぬサマワ駐留
【お】仰木は尊しイチローの恩義
【く】口だけ達者なクールグズ
【や】屋根裏床下の詐欺師
【ま】また無視か前文ボツかと大勲位
【け】原油に音上げて油汗
【ふ】深い衝撃4冠ならず
【こ】小泉害交
  // 06/10 「靖国」を外交カードに
【え】えりゃーもんだわ大入り愛知博
  // 03/26 技術が満載!、09/20 歴史の証言者: 万博編
【て】テロまで招致ロンドン五輪
  // 07/07 ロンドン同時テロ - 他人事ではない、07/20 利用される人の命
【あ】厚化粧ばれたカネボウ決算
【さ】30兆円の正夢
【き】橋梁(きょうりょう)跋扈(ばっこ)慣性談合
【ゆ】郵政一本勝ち
  // 08/08 郵政民営化はシナリオ通り?、09/17 衆院選'05雑感(1) がんばれ民主党、他
【め】メディアも踊ったショー選挙区
  // 09/17 衆院選'05雑感(3) 小選挙区制の欠陥か?
【み】未塾講師の恐怖まざまざ
  // 12/14 バイトで塾講師したことがあります
【し】自由・暴動・博愛
【ゑ】えらく尊大な被告人
  // これ誰のことだろ? たくさんいてわからない。松本智津夫?
【ひ】ヒルズ族世にはばかる
【も】もったいない真央、メダルお預け
【せ】石綿の恨みアスベスト
【す】隙(すき)見ング
  // 06/23 顔写真やICが入っても...
【京】京の議定書、対立も冷やせ
  // 02/17 世界の「環境保護」の先生になろう
ああ、宿題(バックログ)の自己採点もしなきゃだわ。
皆様、今年もありがとうございました。
■トラックバック: 今年を振り返って記事を書かれている皆さん
あざらしサラダさん: 2005年を振り返る
ば○こう○ちの納得いかないコーナーさん: 2005年を振り返って
ガ島通信さん: [ひまネタ]激動の2005年を振り返る
Life is beautifulさん: ブログで振り返る私の2005年

2005/12/29

ケータイが文章力を鍛える

こんばんは。銭形 雷です (ウソ)。

今日の話題は、また日経BizTech No. 010から。

あ、そうそう、日経BizTechって次号の予告が載っていないと思ったら、一旦休刊らしいです。これからはネットで続けるらしい。

切込隊長の連載記事が
... 以上を勝手に全編ということにしたうえで次回後編に続く。本当か。
で終わっていて、これはまあいつものトーンだな、と思っていたら、今度は本当だったんですね。

脱線した。閑話休題。

原田曜平氏の「明日のヒント」という連載は
10代女子が「ブンダン」を制覇する日
というタイトルでした。

昨年の芥川賞が綿矢りささん(19)、金原ひとみさん(20)、今年の河出書房の文芸賞が中学三年15歳女子、『このミステリーがすごい!』大賞の特別奨励賞に中学一年13歳女子が受賞したことをうけ、文学賞の低年齢化を考察しています。

・10代女子のほとんどが携帯電話をもっている。
・実は通話機能はあまり使わず、メール機能ばかりを用いている。
・そのため、文章の読み書きが上手になっている。

・メールに労力と時間をかけている。
・文字数制限があるので要約能力が身に付く。
・かつての日記と違い、読み手を意識した「双方向」の文章。
・つまらない文章だとリアクションが悪いので、相手の反応を想定した文章の書き方になる。

・10代女子のコミュニティでは、メールの返信は「義務」。
・しかもすぐに返信しなければならず、文章作成の速度も問われる。
・メールを送る前に近くにいる友達と文章を推敲し合う子も多い。

・メルアド交換で以前に比べネットワークが格段に広がっている。
・メルアドでつながり続けるので、中学三年くらいから友達の関係が途切れにくい。
・多くの価値観の異なった人とも人間関係を構築して行かなければならない。
・いろいろな経験をする機会が増え、視野が広がる。

どうでしょう。これまでケータイ文化は、
・関係が切れるのが怖くて、広いが浅い関係ばかりで、深い関係が生まれない。
・対面で話をしていてもケータイの返信を優先させる。
  -- これは子育てへの影響のところででましたね。
と、否定的な側面でとらえられることが多かったように思います。私はこのような肯定的な評価を初めて見ました。

どうなんでしょ。そこで交わされる文章、内容がそれほど品質の高いものとも思えないんですけどね。特に会話を聞いていると。

さて、この記事は、宿題であげていた「コミュニケーションへのケータイの影響」の提出です。宿題であげたときと方向性は異なるんですけどね。

それからこれが300記事め。本当は酔っぱらって冬に河原で寝た話を書こうかと思っていたんですが、きりのいいところでそういうのもなんだしね。そういうのはいずれまた。え、宿題にしろって? せっかくひとつ片付けたのに?

出勤納め

こんばんは。毎日が日曜日。だといいなあ。

今日は出勤納めでした。

出勤納め? そう、仕事はまだ残ってる。週報とか、月報とか。あとメールの返事を書いてないのもいくつか。って書けよ。それから冬休みの宿題もあるよ。

そうそう、年賀状もまだでした。

HDDレコーダの残量が10時間切ってます。お正月番組を録るのにスペースあけとかなくちゃ。

そういえば、昨日外出先の事業所に忘れ物をして来たのだ。明日とりに行こう。

ってやっぱ会社行くんじゃん! (爆 ちゅどーん)。

スキーとか温泉とか行きたい (ボソ)。

すみません、内容がなくて。たまにはいいでしょ。え? いつもとそう変わんないって? まあそんなこと言わないで、ここでも踏んでって下さい。

2005/12/23

年末進行につき: 人気エントリーを探すブックマークレット

こんにちは。はりーさんをまねて、便利ツールの普及に貢献しようと思います。

ブログを巡回していたら、Life is beautifulさんに「有名ブログを10分で斜め読みする裏技」という記事がありました。

はてなブックマークを使って、多くブックマークされているものを見つけることができます。

これはいい、と思っていたら、そのコメント欄に、ブックマークレットを使う方法へのリンクが紹介されていました。

fladdict.net/blogさん: 今見ているサイト内で「はてなブックマーク」されてるエントリ一覧を表示するブックマークレット

さらにそれぞれの記事には、改良版の紹介のトラックバックがついているようです。ちょっと比較検討できませんが。

有名ブロガーの記事をこうやってみると面白い。
自分のブログに適用してみると悲しい。

俺が応援しているから泣くな!と言ってくれる人は → 応援クリック!

2005/12/22

天皇家民営化案

こんばんは。ブログレンジャー (もちろんイエロー) です (もちろん、といいながらやっぱりウソ)。

今日は内容と全く関係ない人にあいさつしてもらいました。話題だから。

で、またまた天皇制の話題。本当はあんまり興味ないんだけど。

女系天皇を容認するという流れの中で、女性皇族にも宮家が持てるようにすることも検討されています。その場合の問題点として、コストがかさむことが指摘されています。けちくさいこと言うなよ。

そんなに税金で出すのがいやだったら、いっそのこと民営化したらどうでしょう。この国には多くの支持者がいるので、結構行けると思います。

・Japanese Emperor's Familyで略称JEF。あ、既に使われてるな...
・国民に近い存在であることを伝えるため、人間宣言」を行う。
  -- もうやってますって。
・宮内庁御用達を、"Official Supplier"に変更して利用料を徴収する。
  -- これは「みんな野球ファン」でも書きました。
・皇族が使う衣料品、持ち物は、プロダクト・プレースメントに活用する。
・ネーミングライツを導入、「天皇賞」など冠大会から利用許諾権収入を得る。
・文化団体等の名誉総裁も金次第。ただしブランド価値を下げないよう審査は厳しく。

こういう考え方って、不敬でしょうか? 自分の利益のために天皇、天皇家を利用しようとする人たちこそ不敬だ、と私は思っています。

2005/12/21

男系にこだわるなら...

... 愛子ちゃんの結婚相手に、神武天皇の男系男子子孫を選ぶという方法もありますね。

こんばんは。姓はありません (ウソ)。

男系でないと天皇制が崩壊する、という説の合理的な理由はまだ一度も聞いたことがないのですが、まあいいでしょう。今日はその人たちにも納得のいく解決策を提示しましょう。もちろん女系容認派の皆さんにも受け入れてもらえるようにしたいと思います。

改正皇室典範に「天皇の娘、孫娘は神武天皇の男系男子子孫と結婚しなければない」と書くことは、反対意見が多いと思います。愛子ちゃんには自分の意志で結婚相手を選んで欲しいですよね。

そのために、愛子ちゃんが「神武天皇の男系男子子孫」(以降では「男系男子」と書くことにします) に自然に恋愛感情を持つようにしなければならない。意識させないため、この計画は秘密裏に進めないといけません。

・愛子ちゃんと年の近い男系男子を千代田区近辺に住まわせる。
・彼らを学習院に入れる。
・彼らに天皇家の一員となるにふさわしい品格を持たせる教育をする。
・あわせて、「モテ男子」教育をする。
・不良に愛子ちゃんにからませ、そこに男系男子が助けに入る状況を作る。
・合コンでカップルが自然に消えて行き、愛子ちゃんと男系男子だけが残される。
...

え? こういうこと考えるのバカ?

真面目な話だと思って読み始めて損した?

そう思う人は → ここをクリック

2005/12/18

LOHASは登録商標:続き

こんばんは。エコレンジャーです (ニセモノ... って本物はどれ?)。

先日「LOHASは登録商標」という記事を書いたんですが、その後見ていても、ホワイトバンドのときのような「だまされた」という怒りの声は出てないようですね。私も同様なんですが、「ボクは騙されはしないけどね」という言明でしょうか。

むしろ、ソトコトのマーケティング上の失敗という見方が多い。

「R30::マーケティング社会時評」さんにも引用されていた「実践ビジネス発想法」さんが、「排ガス浄化装置で環境ビジネスを食い物にした三井物産がロハスを手がける説得力」という記事を書かれています。

環境関連ビジネスで世間を欺いた三井物産(+ソトコト)が、
環境への取り組みに力を入れているシャープに対して、
ロハス (LOHAS) の無断使用を警告。

悪い冗談としか思えません。

「ディーゼル商用車に取り付ける排ガス浄化装置の性能データの偽造事件」すっかり忘れていました。事件としては忘れていませんでしたが、三井物産と結びついていなかった。
環境保護をファッションにしているだけで実質環境保護になっていなければ、それをまねするだけの人が増えて、環境保護にとって却って弊害になる。この機にそういう傾向に歯止めがかかるならば、むしろ早めにわかってよかったんじゃないかと思う。

おまけ: fumi_oさんの"@HOME"で知ったtypoGenerator (記事自体は関係ないのでトラックバックしません)。"typo"というとタイプミスの意味で使っているので、LOGO Generatorといったほうがいいんじゃないかなあ。



もいっちょ。

はりーさんのところで知ったSpell with flickr (これもトラックバックしません)。

r77 KEYWORD letter Y letter O Word Grab letter K letter A letter N

2005/12/14

バイトで塾講師したことがあります

こんばんは。ドラゴン桜です (ウソ)。

学生のとき、ちょっとだけ塾で講師をしたことを思い出した。

この駅の近く。そう、京都府宇治市です。神明小も近くにあるのに今気がついて驚いている。

大学の学生課だったか、学生援護センターだったかで見つけて、普通よりも時給がいいので、とりあえずいって見るべと思っていってみた。ちょっと京都市内からは遠かったんだけどね。

受験勉強をやってきて、その範囲に関しては人に分かりやすく説明できる自信はあった。中学時代の友達は、ウエダは教えてくれるのはいいんだけど「てめーこんなのもわからんのか」なんて言うんだよ、って後でうちの奥さんに訴えてたけど。

行ってみたら、普通の主婦のおばさんがやっているようなところだった。共同で始めたんだけど、ほかの人は抜けたと言っていた。

塾で決まったテキストがあるわけではなく、もちろん指導方針もない。アルバイト講師の私に、「教えるための問題集を選んで下さい」なんて頼んでいた。バイト時間外だったけど探しに行きましたよ。

始めてみてカルチャーショックを受けた。

塾には勉強をしに来ているものだと思っていたのだけれど、そうじゃなかったみたい。全部が友達同士みたいで、授業に関係ない話で盛り上がっている。私もその話題に参加している仲間のような扱いだった。

問題集も、先に回答集を配れと要求する。それでは考える力はつかないだろと思って経営者に相談したら、生徒の言う通りにして下さいとのこと。

学校の先生みたいに、不良生徒を更生させるなんてことが必要になるとは思っていなかったし、その覚悟もモチベーションも持っていなかった。また、ケンカ慣れしているような人だったら生徒を抑えつけることもできたんだろうけど、その経験も肝っ玉も持ち合わせていなかった。

結局3ヶ月くらいでクビになったのだが、挫折感よりも開放感のほうが大きかったなあ。やれやれ、って感じ。

クビになったのは、思うように生徒の数が集まらなかったからということだった。コスト削減ですな。代わりはそのおばちゃんがやることにしたそうだ。この子供たちの親は、そういうところと分かっていてこの塾に入れていたのだろうか。

今回の事件で、
バイト講師って、生徒を教えることのモチベーションは高くなかったんだろうな。
塾側も、バイト講師を使う程度にしか教育のことを考えてなかったんだろうな。
親はどういう基準でこの塾を選んだんだろう。
と思った。

2005/12/12

クリスマスツリー

こんばんは。ルドルフです (ウソ)。

うちは他の宗教にも寛容なので、クリスマスツリーを飾りました。
いいかげん? 寛容なのっ!

何年か前にうちの奥さんが買ってきたものです。お店に展示されていたものを5000円で入手。買い物上手でしょ。飾りは含まれていない値段ということだったんですが、一緒に梱包されてました。

ん? なんかへんなところがある。












2005/12/11

絵から心理が読めるのか

...という記事が、先にも紹介した日経BizTech No. 010にありました。パオロ・マッツァリーノさんの「日経よく読まない人」という連載コラムです。

こんにちは。ムンクの「叫び」のモデルです (ウソ)。

このコラムで知ったのですが、
こどもが書いた絵を見れば、心の状態や健康状態を把握できるとする理論の解説書は、思いのほかたくさん存在します。
だそうです。その先駆けのひとつが浅利式。

「浅利式 絵画診断事典」

上記リンクから引用:
子供の描いた絵に信号が出る 
兄弟ゲンカや子供の怒りが絵に表れる
体の苦痛や病気が絵に表れる
子供の愛情要求が絵に表れる
怪獣の絵に秘められたものとは?
葉っぱのない花の絵の意味は子供が絵の中に描いたキリンの意味は?
幽霊ばかり描くのは?
ロボットの絵ばかり書くのは
迷路ばかり書くのは
火や火事の絵が多いわけは
子供が「予知絵」を描く
丸い顔が描けない子供の問題点とは?
??など沢山の具体的事例から学べます。
確かに青少年による犯罪があると、加害者の絵や卒業文集が引っ張りだされ、それだけを見ると確かに異常とも思えるのですが、この本では、何でもわかるという勢い。

この本で解説している「さまざまな色の意味」も上記サイトに載っています。
白: 警戒心、失敗感
黒: 恐怖心、母の抑圧
赤: 不満、非難、攻撃、健康、興奮、活動的
黄: 愛情要求、耳鼻疾患、変声
黄土: 劣等感
緑: 虚弱、疲労、悲哀、偏食
紫: 疾病障害、後遺症(その心理的影響)
マッツァリーノさんは、
要するに何色で描いても心に異常が発見される仕組みです。何も描かずに白紙で出すと、「白は警戒心の強さを表す」と判定されます。
と書いています。

50年前に「発見」されたと書かれていますが、この理論の根拠は、マッツァリーノさんによると、

・教員・小学校校長として長年子供の絵を見てきた経験と、統計的裏付け
・でもその統計は「七人中五人に当てはまった」程度
・例えば「手のひらに眼がある絵を描くのは中耳炎を患ったことがある子」
  → でも中耳炎はほとんどの子が一度はかかる病気。

そういう眼で上記「浅利式 絵画診断事典」のサイトを見るとおもしろいぞ。特に3ページ目。

マッツァリーノさんはまた、ちゃんとした学者が学問としてやっていることに対しても批判しています。心理学者の三沢直子さんは、20年以上にわたるテストで、「小学生の絵が幼稚化しており、それが学級崩壊や少年凶悪犯罪の頻発と関連がある」と分析しているそうなのですが、絵の幼稚化は子供が絵を描く時間が少なくなったからで、絵の描き方をちゃんと教えていないでそういう分析をすることも批判しています。

統計は、常に、その内容、それに対しての解釈を疑ってかかるべきものと思います。「ものは言いよう」になっていないかチェックする必要があるということです。

朝ご飯をちゃんととっているかということと成績の相関があることが示されたら、「成績の悪い子は朝ご飯を食べさせてもらえない」と言ってみよう

追記: ぶんさんの「紹介せずにはいられない記事」で紹介されていた記事紹介せずにはいられない記「黒いサンタ」を読んで、昔書いたこの記事を思い出しました。その紹介された記事をここでも引用しておきます。
 私の三男が幼稚園の時、他の園児の絵と描き方が違うので、家庭に問題があるのではないかと呼び出されました。そこには三十数人の園児がそれぞれに描いた可愛いサンタの絵がありました。
 その中で、息子の絵はおでことほっぺ、ひげの3カ所が黒いクレヨンで汚れていました。「上手に描けているなぁ。でも、黒いのは何かなぁ」と尋ねてみると、彼は得意満面で、「サンタさんは、えんとつから入ったから、すすがついていて黒いんだよ」。その言葉を聞いたとき、抱き上げて「よう描けたなぁ」と褒めてあげました。

LOHASは登録商標

こんばんは。小池百合子です (ウソ)。

R30::マーケティング社会時評さんの「LOHASは「サブマリン商標」の成功事例か」という記事で、LOHASが登録商標になっていることを知りました。参照されている日経の記事では、

・トド・プレスが、商標「ロハス」の「自動車」「ビール」などのカテゴリの大半をもっている。
・トド・プレスはロハスを広めた雑誌「ソトコト」を出版する木楽舎のグループ会社。
・三井物産が自社が「衣料品」などでもつ商標とあわせ、2社の商標を一括管理。

だそうですよ。

私も「ソトコト」を買ってみて、結局ただのファッションということにがっかりしていたし、NTV「先端研」で小黒編集長自体が「ファッションでいいんですよ」と断言していたので、自分自身はロハスという言葉はためらわれるようになっていたし、別にこのこと自体にはがっかりしないんですけどね。

R30::マーケティング社会時評さんは、実践ビジネス発想法さんの「LOHASの登録商標からライセンス収入を目論むのは「のまネコ」の二の舞?」という見方に対して、
僕はそこまでは思わないなあ。だって、ロハスってそもそも「ソトコト」自身が煽って広めて、「ロハスクラブ」とかまで作ってムーブメントに仕立てたものでしょ。だったら「ソトコト」がそのコンセプトに乗ってタダで稼ごうとするやつからライセンス料徴収して、当たり前じゃん。
と指摘されています。確かに「のまネコ」の場合とは違うと思う。しかし、
もっとも、それでロハスを単なる理想のライフスタイルを目指す言葉だとか信じてそれに対する信仰を表明した方々は思いっきりバカを見た、ということになるわけですが。
と言われているように、「だまされた」と思う人は多いんじゃないかと思います。

特にSOTOKOTOにロハス的な人々として紹介されたり、ロハスをもちあげる記事を書いたりした人たちは結果的にタダでその商標の宣伝させられたってことになるといえるだろう。坂本龍一教授とか。登録商標であることを知ってたら断っていたと思う。これから「広告塔」とかいわれちゃうんだろうな。もしかしたら最初から広告塔であることを知っていたかもしれませんが。

「Livedoor的生き方を実践するウエダさん」なんか言われたら、やめてくれーというだろうな。