2008/09/13

阿寒湖摩周湖知床層雲峡旭山動物園旅行の巻

遅い夏休みをとって2泊3日で行ってきました。

 北海道のまっすぐに延びた道路。ガイドさんは「北海道では地図を作ってから道を造るのでこうなる」と、つっこんでいいのかいけないか分らないような説明をしていました。



峠から十勝平野に下って行くところ。





阿寒湖の早朝。霧が出てますが、摩周湖ではありません。日が高くなるに連れてだんだん晴れて行きます。

摩周湖。霧はでておらず、凄く良い眺めでした。
Wikipediaによると、法的には湖ではなく、ただの水たまりという位置づけだそうですね。





知床五湖の駐車場から知床連山を望む。

旭山動物園へは開園すぐに入園するスケジュールになっていたので、新しくできたオオカミの森もぺんぎん館もほとんど並ばずに入れました。それでもあざらし館はあっという間に長蛇の列になっていて断念したのですが。


オオカミの森ではこのようなドームから頭を出して観察できます。一つ前の写真はそこから撮ったもの。


ぺんぎん館。鳥が飛ぶように泳いでいるところはみられず、この写真はわかりにくいですが水面にういているところ。

鳥が飛ぶように泳いでいるところは、せば教授のんちゃんの記事をご覧下さい。せば教授のところでは、ペンギンの行進も見られますよ。

2008/09/09

食品会社に売ること自体 ...

... 横流しするのは想定内だってことだよな。

追記: 「工業用糊に限り販売」 農水省の説明は大ウソだった (2008/9/11 J-CASTニュース)
「事故米」が工業用糊としては需要がないのでは、と指摘したところ、これまでの農水省の発表やJ-CASTニュースの取材に答えたこととニュアンスが一変した。

「台風で水に浸った事故米は食用としてすぐに出荷するように、事故米も臨機応変に、何でも工業用に回すというわけではありません」

という理解不能の説明だった。食用に転売される可能性にうすうす気が付いていた、といわれても仕方がないような対応だ。

2008/09/02

なんだよ大事な時に辞任て

毎日新聞 (魚拓)

感想としてはこの人のに近いかな。

東浩紀の渦状言論 「ぽかーん……」

追記: これ見逃してた。

bogusnews 2008/09/01 13:33 掲載 防災の日─今年は未曾有の人災に備えた訓練も・永田町
永田町・議事堂前広場。訓練は正午の時報に合わせ、防災ヘルメット姿の福田首相の宣言ではじまった。
「訓練。人災が発生しました。人望も能力もない人物が首相に就任しました」
宣言と同時に、広場に居合わせた参加者はいっせいに
「orz」
のポーズを取り、地面にうずくまった。

2008/08/28

太田農水相を問いつめても時間の無駄

最初から「血税を着服した」ことを前提に、福田首相に対処を問うことにしよう。

太田農水相の釈明は、予め時間を十分かけて (半日あれば十分でしょ)、福田首相に対してしてもらって、
福田首相の言葉として語ってもらう。

太田農水相の釈明は信用ならんとして、太田農水相をクビにして、自分も任命責任をとって辞めてもらってもよいし、
太田農水相の釈明を真に受けて、首相が責任をもって庇ってくれても良いし、
 (あとで矛盾が出た時に首相がその責任をとって辞める)

太田農水相から真実を聞いた上で、自民党公明党の公式見解として「血税の着服」は問題無し、今後も続ける、と宣言してもらっても良い。
 (次の選挙までは首相でいられる)

民主党も何かあるたびに無駄に時間を費やしていたら国民に愛想つかされるぞ。というか私はもう小沢には愛想つかしてるけどな。小沢だったら戦略的に動けるかもと最初はちらっと思ったのだけど完全に間違ってました。旧来の自民党政治家と同じ穴の狢。

Wikipedia 事故米不正転売事件

伊藤さんが殺害されたことに関して

激しく動揺している。

報道では、村同士の諍いみたいなことが言われていて、
それだったら解決も早いんじゃないの、と思っていた。

そっちばっかり指導してないで、こっちも指導して下せえ、とか。

能天気なことを考えていたのだ。

しかしタリバンか...

自国民や、支援する人々を犠牲にして、何を得たいのか。

赤旗 (2008.8.28) 伊藤さん 遺体で発見 / 日本外務省が確認 / アフガン拉致事件

過去記事

多神教礼賛 (アニミズム礼賛)

追記: 下記記事にはなるほどと思った。

finalventの日記:朝日社説 アフガン拉致―青年の志を無にしない : asahi.com(朝日新聞社):社説
それは単純にアフガンの「復興」が武装勢力にとって都合が悪いから。
...
善意の期待では、NGOの行動は実施できない段階にあった。

2008/08/26

大阪の地下鉄にもタヌキが ...

... いたポン。

先週大阪に出張に行って発見しました。これは狸田所長に報告せねばと思いながら忘れていましたが、ポンポコ研究所「副都心線でぶらり散歩(08年8月)」をみて思い出し、写真を発掘してきました (おおげさな)。

PiTaPaは関西のJR以外の鉄道の共通カードのようですが、このタヌキはOSAKA PiTaPa (大阪市交通局) 限定のキャラクターのようです。しかしOSAKA PiTaPaのサイトにもまともな紹介は載っていないし、検索して調べても、「名前はまだない」とか「"PiTaPaたぬき"という名前だ」(そんなぞんざいな名前のつけ方...) とかしか見つかりませんでした。

あ、アランジアロンゾのデザインだということは複数の人が言及しており、そこは間違いなさそう。

もう少し調べたら、グッズのコーナーにありましたよ。"ぴたポン!"でたぶん良いのだと思います。

大阪に行って確認してきましょう。ついでに奈良で鹿にも会ってきましょう。

2008/08/24

日本は法治国家なのだろうか?

「日本は法治国家なのだろうか?」... これは以前『「転び公妨」って言葉 ... 』で引用した森巣博さんの記事のタイトル。

『「転び公妨」って言葉 ... 』の最後に
高知バス白バイ衝突事件なんてのもあることを忘れてはいけないと思う。
と書いた。この件に関してはこれ以上の言及をしていなかったが、最高裁で上告が棄却されたそうだ。新聞には載っていないようだ。

きっこのブログ: 警察による大犯罪を見て見ぬふりの最高裁

バスに乗っていた生徒たちは、完全にバスが停まっていたと訴え続けてきた
→ 最高裁判断: 関係者の証言は信用できない

事故直前にたまたま現場を通りかかったまったく無関係なドライバーの目撃証言
→ 最高裁判断: 供述者が第三者というだけで、その供述が信用できるわけではない

新証言 (事故の翌朝に事故現場を見に来た人の証言)「スリップ痕などどこにもなかった」
→ 最高裁判断: 上告理由にあたらない (高知白バイ事故=冤罪事件進行中「判決でました 」)
-- 注: 通常上告は新証拠/証言がなければ認められない。この最高裁判断は新証言の存在を認めていない、提出を認めないという意志の表明といえる。

バイ隊員の仲間の証言 (事故現場を見えない位置からの目撃証言)
→ 最高裁判断: たとえ関係者であっても、警察官の場合は信用できる

...

「日本は法治国家なのだろうか?」という問いに、ただただ暗澹たる思いになる。

さて森巣さんのコラム、COURRiER Japon 9月号の第16回は「日本は法治国家なのだろうか?(後)」の矛先はマスコミと警察に向けられている。
じつはわたしは、不審人物や犯罪者たちがどこにかたまって存在するのか、知っている。おそらく、日本国民の大多数も、知っている。マスメディアも報道しないだけで、知っている。ところがそれを告発すると、警察に狙われるのは、逆に告発者の側となってしまうのである。
これは、警察のことを言っているのだ。

警察で行われてきた裏ガネ作り。これは横領した公金を返納した、ということですんでいるけれども、その中で様々な犯罪が行われてきたことは全く問われていない。下っ端は偽造領収書に署名捺印させられたが、これは虚偽有印私文書作成・同公使。その他それを強要した上司は強要罪、さらに脱税など8つの犯罪をあげている。それらが全く問われていないのだ。

きっこのブログの記事のタイトル「警察による大犯罪を見て見ぬふりの最高裁」も、それにつながる。

裁判員制度が始まったら、市民の目でこれらの警察の犯罪を抑えることができるのだろうか。裁判員は外部からの情報を遮断されるのだろう? 裁判所が証拠として出したものだけで判断しないといけないのでは監視のしようがないのではないか。

(すみません、この部分正確なところは理解していません。裁判が始まるまで情報をシャットアウトするなんてことが可能な訳はないと思うのですが、どのようにして裁判所提供の情報だけで判断することが可能なのでしょうか。)

マスコミの報道は知ることができるのだろうか。しかし...

森巣さんのもう一つの矛先はマスコミだった。このような法治主義下の不平等を放置するマスコミ。
海外、というか主に英語圏のマスコミと日本のそれとの決定的な相違は、日本のマスメディアは素朴な質問を発さない部分にある、と思う。権力に遠慮しているのか、それとも単に頭が悪いだけなのか。権力に媚びる。そして、権力のおこぼれにあずかろうとする。
今回の事故、というか事件でも同様だ。

「高知白バイ事故=冤罪事件進行中」ブログの記事「今日の記者会見」から引用する。
 誰も片岡さんのことを真剣に考えてくれてはいないようだ。(県内一社を除き)
なんで自分の頭で考えてくれないのだろうか?

...

記者会見の後、会見場を出た片岡さんに声を掛けたそうな若い記者が何人もいました。この事故や裁判の経緯を知らなくてもいいんです。

知らなきゃ『知らないんですけど教えてください』で聞けばいい。
追加トラックバック - 裁判員制度に疑問を抱いている人達がいます。

村野瀬玲奈の秘書課広報室: 冤罪の高知白バイ・スクールバス衝突事故 (裁判員制度、大丈夫とは言えない気がします... (6))

2008/08/23

グッドデザインエキスポ2008

こんにちは。佐藤卓です (ウソ)。

昨日仕事で東京ビッグサイトに行ってきたのですが、ちょうどその日の18時からグッドデザインエキスポ2008があるのが分って、行ってきましたよ。





写真を撮っても良いとということで撮ってきました。IT系の展示会と違って統一のとれた展示。ただ露出度の高いおねえさんがいないのが残...

18時オープンなんですが、18:30からはイベントがあるのであまりゆっくり見てられません。文房具を中心に見ていました。






大学のブースもあります。ここには女子大生のおねえさんが... 特に工芸繊維大学では浴衣で...



開会宣言。今年から (産業振興の視点から) 消費者の視点の審査にシフトしたということが語られていました。






デザイナー安積朋子さん、柴田文江さん、司会東海左由留さん (生活品評論家) によるトークセッション。

消費者の視点からということで、女性デザイナーをキャスティングしたのでしょうね。成功していると思います。以前東京デザイナーズウィークでのトークセッションでは、「着想が大事」とか、消費者が生活の中で使うシーンを想定した話がなくて不満だった (過去記事) ので、今回のはとてもしっくりくる話でした。これに関してはまた別に書こうと思います。

デザイナー仲間で構成されたボサノバグループPIPETTEによるライブ。

一番前の席に陣取って、フリードリンクのビールを飲みながら楽しみました。

今日23日は新しい電子楽器TENORI-ONのライブがあります。明日24日はdankogaiがアルファギークたちとウェブアプリケーションのネクストステージについて語る、そうです。ギークなおねえさんも来るのかな。

■ トラックバック

グッドデザイン賞公式ブログ「とうとう開幕!」

蜂の巣

こんにちは。ポケモンNo.015スピアーです (ウソ)。

最近奥さんが庭仕事をする度にスズメバチがでてくる、どこかに巣があるのかなあと言っていたのですが...

木の枝の密集している中に見つけたそうです。
分りにくいですね。



アップにしても輪郭は分りにくいと思いますが、スズメバチの巣に特有の模様は分ると思います。







自治体によっては無償で処理してくれるところもあるようですが、ここでは自分で業者を呼んで自分で負担しなければならないそうで、奥さんが比較的安くで安心できそうなところを選んで処理を依頼しました。

比較的小さいものでも2万円かかります。大きかったり高い位置にあったりすると値段も上がるそうですが、特に料金表がある訳でもなく、担当者が、んーこれくらいだったら2万円、とか言って値段が決まるそうです。当然明細書などもなく、領収書さえ出さないのが普通のようで、出すよう要求してやっとだしたそうです (なんでそういうことを要求されるかなと思いながらみたいですが)。

で、これがそのスズメバチの巣。あぶないので写真を撮るのも渋ったそうですが、奥さんが撮らせてくれと要求して撮ってくれました。ブログのネタ用 (笑)。

ん、なんか左上。
アップにすると...

まだハチがいますね。







2008/08/22

痩せたい+食べたい

おはようございます。松岡修造です (ウソ)。

CNETブログにこんな記事がありました。

検索エンジン窓にお願いする人たち
「痩せたい」というキーワードは、「ダイエット」に比べて明らかに検索数の少ないワードですが、「痩せたい」の周辺ワードを見ていると、事情や熱意まで見えて興味深かったりします。
ふむふむ。
「本気+痩せたい」「絶対痩せたい」「痩せたい+太もも」「どうしても痩せたい」「とにかく痩せたい」「もっと痩せたい」「早く痩せたい」など、本気、絶対、どうしても、とにかく、など、フツーではちょっと想像できないワードが打ち込まれていたりします。
なるほど。
「痩せたい+ 食べたい」「食べたい+痩せたい」など揺れる気持ちがそのまま打ち込まれていて
「揺れる気持ち」w

2008/08/16

対決−巨匠たちの日本美術

おはようございます。赤塚不二夫です (ウソ)。

「対決−巨匠たちの日本美術」展に行ってきたのだ。でも手塚治虫VS石ノ森章太郎はなかったのだ。

それはともかく、混雑するというので、先週休みをとって行ってきました。会期明日までなのに「込むから平日に行ってきた」って、挑戦ですか、ごめんなさい。

とはいえ、平日でも結構込んでいました。

通常だと同じ画家を並べるとか、同じ美術館のコレクションを持ってくるなどで、目玉があってその他のものが並ぶという感じになり、見る方もめりはりつけて見るのですが、今回は全部目玉と言って過言ではありません。

二人ずつ比較して見るし、解説で差を見ながら見るので、時間もかかり疲れました。作品的には好きになれないものもあるのですが、なぜ好きになれないのかとか考えながら見ているので、そういうのにも時間がとられます。

見応えがあったということです。

時代背景とか、使えるようになった技術、技法などもわかって面白かったです。

東京国立博物館は初めて行ったのですが、これが行われた平成館以外に、本館、東洋館で常設展もあり、こちらも充実しています。すいていますし。とはいえ、時間もあまりなく疲れてもいたので、ぞんざいな見方しかしていないのですが。

「対決−巨匠たちの日本美術」展に関しては、下記にミナさんの力の入ったレポートがあります。といって自分では手抜きをさせてもらってここで終りたいと思います。

footprint 「対決 巨匠達の日本美術」

MOON

おはようございます。夜中に目が覚めたのですが、結構明るいの。満月だったんだね。

iPodに入れた曲はシャッフルで聴いているのですが、新しい曲はそんなに増えないので、古い曲を繰り返し聴くことになります。

昨日レベッカの"Moon"が流れていました。
MOON あなたは知ってるの
MOON あなたは何もかも
初めて歩いた日のことも
ああ、そういえば、この曲、英語の歌詞のやつもあったな、と思っていたら、偶然次の曲がそれでした。
MOON you follow me where I go
MOON whatever I am you know me
My secrets are safe with you forevermore
英語の文法的にはどうかと思うけど、「どこにでもついてくる」って感じはいいですね。

この曲はお母さんと娘の話になっていて
こわしてしまうのは 一瞬でできるから
大切に生きてと 彼女は泣いた
という歌詞が出てきます。

ゆるいのも日本の文化だろ

おはようございます。伊能忠敬です (ウソ)。

【絵文録ことのは】松永英明さんの「グーグル・ストリートビューに儀礼的無関心を求めるのは筋違い」に対して、私は
エクステリアの「あるべき論」はわかるが、日本人の少なからずの人が「エクステリア」=「金持ちの道楽」と思っている。また、Webの世界の「あるべき論」を適用するのも間違い。

というコメントともにブックマークした。これに対して松永さんは次の記事「グーグル・ストリートビューは、やっぱり気持ち悪くないと思う」で、
ここで使った「エクステリア」という用語は、単に建築物の「内と外とさらに外」みたいな区別を厳密化させるために用いたものであって、たとえばアパートのベランダなども含めることは本文で書いたとおり。
つまり、外から見られる部分について、実際に(日本人であろうと何国人であろうと)「私的領域に属しながら、外から見られる」ことを(おぼろげながら)自覚しているはずだ、という話。

と書かれている。それは分って上で書いているのだけれど、ブクマコメントでは十分な説明になっておらず誤解を招く。ここではもうすこしまとめてみたい。

概要:良し悪しはともかくとして、私的領域と公共領域の境界をふくめて、ゆるいことは日本の文化だろう。グローバルスタンダードに合わせなければならないのだろうか。

ここで「文化」というのは、「芸術」とか、保護すべき「伝統」ではなくて、「共通の価値観」という意味。日本人の好みが変わって行けば変わって行くもの。多くの人が電車の中でケータイ通話が気にならなくなれば、車内放送での呼びかけもポスターもなくなるよ。

実は私も最初はストリートビューは単純に面白いと思った。今は大都市しかないし、大都市の中で知っているところは繁華街くらいなのでそういうところしか見ていなかったから。

それが、松永さんの記事でもとりあげられたhiguchi.com樋口さんの「Google の中の人への手紙 [日本のストリートビューが気持ち悪いと思うワケ]」という記事を読んで、なるほど単純に面白がってはいられない問題だなと思った。この樋口さんの記事は、単なる違和感ですませるところを、文化的背景から説明しており、良い記事だと思う。

松永さんの記事はそれを理解した上で否定している。「見て見ぬふりをしてほしい」というのに対して、「実際にもともと見えていたものなのに、それに無頓着過ぎたのだ」というのでは妥協点はないだろうな。

まず、「見える (see) 」と「見る (look at)」では違うと言うことをあげておこう。Googleストリートビューは「見える 」と「見る」に変える装置だ。

ここでやっと「エクステリア」の説明に入れる。もう一度松永さんの認識をあげる。
単に建築物の「内と外とさらに外」みたいな区別を厳密化させるために用いたものであって、たとえばアパートのベランダなども含める。

多くの人はこの意味での「エクステリア」は理解できるだろうし、「エクステリア」という言葉は使わなくても外から見られている空間であることは認識しているはずだ。そこを私は、
エクステリアの「あるべき論」はわかる

と書いた。

その上で私は、
日本人の少なからずの人が「エクステリア」=「金持ちの道楽」と思っている。

と書いた。見えるのは分るけど、それを写真に撮られて全世界に公開して恥ずかしくないというレベルまで持って行くだけの余裕は金銭的にも時間的にもない、勘弁してよ、ってことだ。

「恥ずかしくない」というところがポイントで、高級住宅街にぽつんと自分の家があったら恥ずかしいけど、周りもみんなそんな家だし、おっさんがステテコのまま歩き回っているようなところなんだから、「見て見ぬふりをしてほしい」ってことだ。

そんな「ゆるさ」を日本人はもっていると思う。それを一気にグローバルスタンダードに合わせることを強いるのがGoogleストリートビューだろう。

「Webの世界の「あるべき論」を適用するのも間違い」も同じ。これは無断リンクをいやがる人達と同一視したものだが、Webでの公開はもともとフラットで全世界に公開されていたものであって、自宅をそこに来る人に見られているのとは訳が違う。

「金銭的に余裕がない」と書いたが、家を持つ金があるんだったらそのくらいの余裕はあるだろ、エクステリアのメンテナンスまで配慮することを含めて家を持つとことだろ、という指摘はあるかもしれない。でもね、やっと買った家だってGoogleカー (高木浩光さんは「Googleカー」と書いていたw)から下手したら窓の中まで見えるくらいの敷地に建てていて、アメリカの住宅地や農村とは違う。借家だってアパートだって同じ。洗濯物をベランダに干さざるを得ない。それにやっぱり日本人はいくら貯金があっても余裕がないんですよ。まだ読んでいないけど、吉村 葉子 「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」に書いてある (はず)。

これからGoogleストリートビューはアジアの他の国やアフリカにも進出してくるんだろ。もちろん価値観も違うので抵抗もかえってすくないということはあり得るけど、日本以上に貧しいところが多い。アンカテessaさんは、「グーグルにNO!と言えるニッポン」
このエントリは、相手が違う文化、違う常識を持っていることを前提としていて、そういう相手に理解してもらえるように説明している所が素晴しいと思ったからです。

こういう形で異議をとなえることは、日本の重要な責任ではないかと私は考えています。
と書かれている。

Googleには全世界で同じサービスを提供するという方針とともに、それぞれの文化を尊重する姿勢はあると思う。また、"evil"にならないことを宣言しているし (これをGoogleは"evil"でない = Googleがやっていることは正しいと思っている人も多そうで心配だけど)。今回はそれに気づかなかっただけだと思うので、何らかの形で改善することを望みます。少なくともカメラの高さを人の目の高さにすることくらいはできるはず。

2008/08/13

スパムコメントがあったので...

... 見てみた。

こんばんは。沖縄でスパムおにぎりは売ってあったんだけど、怖くて買ってません。やっぱブロガーとしては食べてみるべきだったかな...

さて、昔の記事にスパムコメントが来ていました。URLがYouTubeのごく普通の形式("http://jp.youtube.com/watch?v=WkjTeN6jGTk")だったので、ウイルスはあり得ないだろと思い、どうせエッチな動画だろうなと期待してあてにしないで見てみました。

思わず吹いた。

New ! David Blaine Street Magic Part 4

Part 4なので、これ以外もあるということなんだけどこれらも別のおかしさがあります。

豪華中華

こんばんは。

開会式見た?断片しか見ていないのだけど、すごい仕掛けがたくさんあったようですね。CGとか...

GIZAZINE 2008年08月12日 北京オリンピック開会式の花火による「巨人の足跡」は本当にCGだったのかどうかを検証してみた

最初はリレハンメルくらいだったかな、自然に還る材料で作った食器を使ったり、選手村を開催後自然に戻せるようにしたり、環境に配慮した運営がトレンドになっていたと思うけど、今度の北京オリンピックでの取り組みはどうなんだろ。

2008/08/11

Songs for TIBET

おはようございます。

開会式見た?断片しか見ていないのだけど、すごい仕掛けがたくさんあったようですね。生放送で見た人は「なげーよ」って感じだったみたいなので、少なくともダイジェストくらいみたかったな。

福島香織さんが、「五輪開会式は見られなかったけれど雰囲気は味わった。」で伝えている会場外の雰囲気も良かったな。中国の民衆にとっては本当に何ものにも代え難い思いなんだと思う。
現場は鳥の巣から1㌔以上東の高架道路の上。道路から人が落ちても不思議でないくらいぎゅうぎゅうで、汗だくの体でべったりくっつきながら携帯で撮影会。はっきりいってほとんど何も見えない、聞こえない、警察は「さっさとかえれ!」とめっちゃえらそう。でも中国庶民は、このくらい虐げられるのは慣れっこなので、みんなものすごく興奮して楽しそうだった。

これらの人はまだここまで近づけたので良かったけど、そうでない人も多い。
高揚した気分で帰途について、ふと携帯電話をみると、友人の作家の余傑さんからメールが。「自宅のアパートの前に、アパートから派遣された保安要員(おそらく公安)が監視ステーションを作って、私たち一家が家から出ないように監視している。同じ家賃を払っているのに、どうしてこういう目にあうんだ!」。余傑さんは、中国非公認のキリスト教徒で、ブッシュ大統領に面会して中国の地下教会や非公認キリスト教の弾圧ぶりを訴えたりして、当局ににらまれている。五輪の安全を理由に事実上の自宅軟禁を強いられている。

COURRiER Japonの9月号にも次のような記事がある。

富坂聡、中国メディアの裏を読む!第7回OLYMPIC
「外出は控えよう!」はないだろう
いったい誰のためのオリンピックなのか?

「北京を訪れる外国の友人たちに快適で広い道を提供するため、できるだけ外出は控えよう!」という標語がだされているそうだ。中国人のためのオリンピックとは思わないけれど、中国人が楽しめなかったら意味がないよね。

これを伝える記事には
「北京を訪れる外国の友人たちに快適で広い道を提供するため、できるだけ外出は控えよう!」という言葉は、果たして何を連想させるだろうか。それは「中国人と犬、渡るべからず!」というあの屈辱的な文句にほかならない

これは上海の日本人租界に架かっていた橋の入り口に掲げられていたそうで、中国人にとって恥辱の象徴とされてきた文言だそうだ。

オリンピック会場とインフラの整備に関わってきた大量の出稼ぎ労働者もオリンピックが始まる前に郊外に出されたそうだ。その労働者は「オリンピック期間中は北京はテロの危険性が高まるので、政府は我々の安全に配慮してくれている」と語っていた。

外国人メディアも観光客も厳しいチェックを受けているようで、それは、中国にはそのような警戒が必要だ、そういう問題を抱えているということを全世界に伝えられて良いと思う。

全世界にとは書いたが、日本ではお祭りムードが先行し忘れられていることも多い。

アムネスティインターナショナル: 中国 : 中国政府が公約に反しオリンピックの遺産を危機に
「人権について訴える人びとを起訴し処罰し続けることによって、中国政府は、オリンピック招致が決まった7年前に自ら表明した多くの約束を反故にしてきた」と、アムネスティのアジア太平洋部副部長ロジーン・ライフは香港での記者会見で語った。

中国はオリンピック直前までアムネスティサイトへのアクセスを遮断していた (ソース1)。今はオリンピック関連施設と北京市内からはアクセス可能になっている(ソース2)。それ以外の場所からはアクセス遮断が続いているということだろう。

ところで、もうひとつの聖火リレーはどうなったのだろう。自分も含め、こういうのをすぐ忘れちゃうのが良くないところなんだよな。

さて、前置きが長くなりました。表題の"Songs for TIBET"はこれ。

AFPBBNews 7/23 スティングら有名歌手によるチベット支持アルバム、北京五輪直前に発売
iTunes Storeでも買えます。→ Songs for Tibet - The Art of Peace
お金の支援がどれだけ問題の解決に役に立つのか疑問ではあるけれど、微力ながら私にできることでお手伝いしようと思う。

グーグルで人間はバカになる!?

こんばんは。これでいいのだ。

COURRiER Japonの9月号に、「グーグルで人間はバカになる!?」という記事が出ていた。
かつては本に没頭したり、長い記事に読みふけったりすることは、日常の一部だった。展開されている議論にもすんなりと入っていけたし、長い文章を何時間も夢中になって目で追い続けたものだ。だが今では2〜3ページも読んだところで意識が移ろい始めることはしょっちゅう。落ち着きがなくなり、筋を見失い、気が散ってあたりを見回し始める。かつては自然に読書の世界に入っていけたのに、今では読み続けること自体がひどく難儀だ。
まあ、表題で「グーグル」を出しているのは実は釣りだな。筆者自身もインターネットを使うようになってからということは認めている。

ただ、グーグルが出てきたこと、そしてインターネットの情報量が増えてグーグルが必要になるくらいになってきたことは無縁ではないだろう。昔はYahoo!が整理してくれている情報で十分だった、というより、満足していたと言った方がいいか。

それ以外の要因もある。2ちゃんねると、はてブと、そしてブログもその原因だと思う。興味の対象が拡散しちゃったんですね。もちろんそれはいい面もある。というよりも、マスメディアに乗ってやってくる情報は、偏っていることが分ってきたのはこれらオルタナティブ・メディアのおかげであり、いまさら既存マスメディアに頼るわけにはいかないと思う。

この記事では、歴史をひもといて、いつの時代にも新しい技術がもたらす麩の側面があったことに言及していて、単なる感覚的な物言い、もっと言えばただの愚痴に堕する事のないよう配慮されていると思う。古くはプラトンの著書「ファイドロス」には、文字の発明を嘆くソクラテスが描かれているそうだ。人がものを覚えずに紙に書き付けることによって、記憶することを辞めてしまい、忘れっぽくなることをおそれていたという。今は「忘れられること」=「新しいことを考えらるのに集中できる」として肯定されているのにね。また印刷機の発明も同様に知的怠慢を招くことが懸念されていたそうだ。

しかしこの筆者がインターネットの影響を恐れるのは、また別の次元のことであるようだ。記憶ということではなく、考える能力が阻害されることを恐れている。
集中して活字の海に潜ることが尊いのは、著者の言葉から得る知識のためではない。著者の言葉が私達の意識に知的か共振を生じさせるためだ。
そしてそれはネットでは得られないと主張している。

確かに一連の主張は共感するところがおおいにある。しかし、流し読みするのはネットの情報だけであって、相変わらず印刷物はちゃんと読んでいるんじゃないかな。

それにはいくつか原因があると思う。

・ネットの情報は取捨選択しなければならない。「ウソをウソと判断できる人でなければ...」ってやつですね。
・ネットの情報自体が断片的。本を読めば体系的にある分野が俯瞰できた。今は自分で断片を組みあわせて体系づけないといけない。
・いつでも脱線できる、いつでも戻れる安心感。書籍の場合分らない部分があってもとりあえず先に進めないといけない。一方ネットだとその場で調べられる。
・[これはブロガーだけの話かもしれないが]、あまり読みすぎると自分の意見を書く時間がなくなる。さらには自分の(少数と思っていた)意見は既にネット上にあることが多く、そうすると自分の意見はユニークではないことになり、わざわざ書くモチベーションがなくなる。もちろん意識して読まないようにしているとは言えないだろうが、見てしまうと書けなくなるので積極的には他の情報を求めなくなる。

きっと文字が出来た後、記憶を外部化するという利点を捉えて利点を活用することが推奨されたように、ネット時代にはネット時代なりの使い方のベスト・プラクティスなんていうのが出て来るのであろう。

なお、考える力に関して言うと、ここにラリー・ペイジの発言が引用されていた。
昨年、ペイジは科学者を集めた会議で語った。グーグルは「本気で人工知能を構築しようとしている。しかも大規模に」と。
ここからHALにつながってくる。ターミネーターに出てくるスカイネットも同じような存在だろう。

先日聴講したパネルディスカッションで、原爆を開発した科学者の反省に基づき、「研究者は技術が社会に対する影響を考えなければならない」旨の発言があったのを思い出した。ストリートビューによってもたらされる違和感も、それらの考察がない無邪気な技術への信仰に対する警鐘なのだと思う。

2008/08/09

今年の原爆慰霊祭

こんにちは。

今年の原爆慰霊祭は自宅でテレビで見ていました。2004年2007年は長崎で参加してきたのですが。

この時期は毎年最高に暑いですね。長崎も暑そうだ。原爆慰霊祭では凍らせたおしぼりと冷たいお茶を配ってくれるのが嬉しいんですよね。

今年は北朝鮮、イランの問題もあって、被爆地は危機感を募らせているそうです。イラクは核兵器を持っていなかったから攻撃された、核兵器を持つことで自国の安全と独立を守ることができるという主張があるが、これが正しかったというメッセージを発信するような対応がなされており、暗澹たる気持ちになる。

平和宣言で、非核三原則の法制化を訴えているのに対し、福田首相は非核三原則の堅持の方針を示すにとどまっている。

先日NHK特集「見過ごされた被爆 〜残留放射線 63年後の真実〜」で知ったのだけど、原爆症の認定基準が今年になって緩和されたという。それでもまだ対応外の症状があって認められていない人がいる。

これもNHK特集なんだけど「解かれた封印 〜米軍カメラマンが見たNAGASAKI〜」も良かったね。ジョー・オダネル氏は原爆の効果を写真に撮ることを任務として長崎に入ったのだけれど、軍規に背いて被爆した人達の写真も撮って隠していた。隠していたけれども、晩年になって公開し悲惨さを訴える活動を始めるのだ。幸せな家庭を築いていたのだけれど、それによって離婚にまで至っている。そこまでの犠牲を払って悲惨さを訴えてきたオダネル氏のような人が米国人から出て来るところが、今後の希望のように思える。そういう父の姿を尊敬し、息子さんが遺志を継いでいる点も良かった。写真は人を動かす力があるんだね。

写真と言えば石原さとみが被爆地で撮られた写真の少女を捜すという番組をやっていた (これは民放) 。これも良かったけど、2時間番組のなか3つのトピックのひとつだったのでどうしても内容は浅かったな。

2008/08/04

脱コイズミ内閣

こんばんは。赤塚不二夫さんのご冥福をお祈りしますざんす。

上杉隆さんが、今回の改造内閣に対して、「脱コイズミ内閣」と特徴づけていました。

それはそうなんだけど、「痛みを伴う改革」の、国民に対する「痛み」は残して、もともと薄かった政・官に対しての「痛み」はしっかり取り除くような、そんな揺り戻し方というのがはっきりしたように思える。ガソリン税は残り、渡辺さんも梯子をはずされた。そして消費税増税の必要性が声高に叫ばれ、無駄使いを追求する声は埋もれて行くだろう。

これで人気が回復すると思っているのだろうか。

特に野田聖子。郵政民営化に反対するところは主張を持った政治家なのかと思ったが、復党を望む様の卑しさは、利権が欲しいだけだったということを強烈に印象づけた。

郵政民営化のときの動き、その後の苦労する様を回想して、「野田聖子入閣を祝す」などと言う訳にはいかないと思う。

2008/07/30

突撃ガダルカナル

こんばんは。ウソの自己紹介してくれるのに最適な (ベタな) 人が容易に想像つくのですがやめておきましょう。

今日の深夜、NHKでこんな番組がありますね。

証言記録 兵士たちの戦争「ガダルカナル 繰り返された白兵突撃」

ここには、
太平洋戦争で連戦連勝の日本陸軍はガダルカナル島で、陸海空一体の米軍と初めて戦闘を繰り広げる。先兵となった北海道・旭川の兵士の証言から「初の大敗」の深層を描く。
としか書いていないんですが、銃剣をもって敵の陣地にみんなで突っ込んで行くんですよね。銃剣で銃の先端に剣がついているものなんですが、銃としては使わなくて、結局敵の兵を刺すまでなにも攻撃にならないもの。敵は陣地から銃で掃射するので、全滅してしまう訳です。

で、なんでそうなったんだろう、もう一回チャレンジしてみようって別の部隊が同じことを繰り返す。確か3回くらいやったんじゃなかったかな。

これだと簡単すぎるので、詳しくはWikipediaを。

って記述量で差がありすぎて、自分でもどの部分の要約したのかわかりませんよ。

その前には、フィリピンでの戦いのことについて語られるようです。

証言記録 兵士たちの戦争「フィリピン 絶望の市街戦〜マニラ海軍防衛隊〜」

沖縄戦は明日、インパール作戦は明後日。録画はセットしたけれど、悲惨過ぎて見る気にならないかもしれません。

2008/07/28

新世代ギャル用語最前線

こんばんは。清水圭です (ウソ)。

今度は本家シブケイから。

【ティーンズラボ】2008-07-26 「あのかれぴ、もれてない?」−渋谷で探る新世代ギャル用語最前線

ここでも、
数カ月前に流行った言葉が全国規模で広がるころには、すでに友人グループやクラス単位の「内輪レベル」で新たな流行語が生まれているのが、この世代の特徴だ。
と書いてあるが、最前線のサンプルって、たまたまそのグループで使われているだけのものもあって、これをひとつひとつ覚えることは意味のあることではない。覚えて使うと「なにこのオジさん」って言われるのがおち。

じゃあなんでこういうのを取り上げているかというと、時代の雰囲気が分るような気がするから。「KY」って言葉は、多様性を許さない危険な兆候だと思うけど (過去記事)、そういう雰囲気があることをあぶり出させた功績があると思う。

この中で気になったのは、会話に対する適当な返事や面倒くさい時に使う「マジか」。
「マジか」を筆頭に、「面倒くさいから」「適当に会話したい」などの理由で、会話を円滑かつ穏便に「流す」風潮が目立っている。面と向かって言わない代わりに、表向きの相づちで会話をつなぎ、言われる側も空気を察してそれとなく会話を流す、そんなコミュニケーションが、さまざまな「適当」系言語を派生させる。
近頃の若いもんは、面倒くさいとか思いながら会話してるんだ、そりゃ問題だなー、なんて最初は思ったのですが、よく考えたらこれって若い人達に限らないような。

そういうえば、英語でしゃべらナイトで、英語における"How are you?"には意味なんてなくて、答なんか聞いちゃいない、マジで症状を語られたらかえって困る、なんか言ってたな。言葉を交わすこと自体が意味があるんだ。

やるな国会図書館

こんばんは。すまけいです (ウソ)。

シブケイ、ハマケイのシリーズってめちゃくちゃ増えてるのな。東京都内なんて16種類もある。

そのなかの最も新しいと思われる赤坂経済新聞から。


国立国会図書館の「国会丼」が話題に−「ねじれ国会」を表現
同メニューは、中央に温泉卵が乗った、半分が牛丼でもう半分がカレーライスの丼。甘辛い味付けのオーソドックスな牛丼が自民党を、ピリリと辛いスパイシーなカレーが民主党を、中央に乗った温泉卵が国民を表わしており、「ねじれ国会」の様子を丼の中で表現する。
で、共産党は紅生姜と。

牛丼とカレーを一緒にしたのは松屋にもあるけどね。
「牛丼とカレーだけを混ぜて食べるとお互い主張し合ってけんかしてしまうけど、温泉卵も加えるとけんかしなくなりおいしくなる」と土切さん。「お互い主張するばかりではなく、国民の意見を反映させて自民党と民主党の良い部分だけを取り上げてほしい」とのメッセージが込められているという。
温泉卵 = 国民をまんなかに入れ、けんかしないように、国民の意見を反映させてほしい、っていいことを言うなあ。

4月から出しててまだ生き残っているということは、国会議員センセたちも文句言ってないってことだよな。ユーモアを解する人達というのはとりあえず健全で良いと思います。できればこの「国民の意見を反映させて」ってところも聞いてほしい。

大盛りでも500円って、赤坂や溜池が近いところでこの値段はうれしいですね。何かの機会に行ってみたいです。

なに? 国会図書館だったらもっと別に言うべきことがあるだろうって? 先生すみませんすみません。

追記: 「国会」= "Diet" なので、国会丼はダイエット丼だね!

2008/07/24

通信簿ですか

こんばんは。私の地方では「通信簿」ではなく「通知表」と言っていました。
まみこさんが「通信簿!」でトライしていた、gooラボのブログ通信簿を私もやってみました。

結果は...


内容はともかく、ブログ名が2世代前のものでびっくりしました。きっと前からデータを集めていたんでしょうね。

元記事はこれ
ITmedia News 2008年07月23日 あなたの「ブログ通信簿」は? 年齢や影響度など推定 gooラボ
NTT(持ち株会社)が開発した技術を分析に活用。男性・女性にそれぞれ特有の表現や、20代のブログで多い「就職活動」といった表現から性別や年代を推定する技術、ブログへのリンク数や記事掲載数などからブロガーの影響度を数値化する「EigenRumor」などを利用している。
ちょうど今日たまたま持ち株会社の研究員の方と会話する機会があったのですが、この話は出ていませんでした。

2008/07/23

土用の丑の日には黒い食べ物

おはようございます。山口崇です (ウソ)。

「とみざわのマーケティングノート」とみざわさんが、「脱・平賀源内」で、
「土用の丑の日には××を食べよう!」という新たなプロモーションを、どこかの団体が打ち出してもいいと思うのですが。
と書かれていて思い出しました、この記事

高島屋:「土用の丑には黒ビールも」 日本橋店でフェア (毎日新聞 2008年7月16日)
「土用の丑(うし)」(今月24日)にはウナギのほか、厄よけのためシジミや黒豆など「黒いもの」を食べる風習にちなんだ。
ほんとかよっ!? こんな話は初めて知りました。

昔、ホワイトデーがマシュマロデーって呼ばれていたのを思い出しました。これはもともと3月14日にも意味がないし、マシュマロとも関係なかったので、他の業種も容易に参入できたのでしょうね。
とはいえ、とみざわさんが「平賀源内に日本国民はいまだに踊らされ続けている」と示唆されているように、土用の丑の日と鰻にも全く関係がなかった訳ですから、他業種が参入しようとするのはむしろ遅すぎると言っていいかもしれません。

追記: とみざわさんがさらに調査されています。

とみざわのマーケティングノート 「土用丑の日・平賀源内考」
土用の丑の日に「『う』のつくものを食べると、夏負けしないという民間伝承があったそうです。
平賀源内は、これをヒントに「土用丑の日」を考えたようです。
だじゃれかよ、って言いたくなりますね。

2008/07/18

考えない人間を作る教育

おはようございます。

森巣さんが、卒業式における国歌斉唱問題で、起立斉唱しない人は自分の考えを持ってそうしているのであり、その人達を処分するのは教育の場に相応しくないという主旨のことを書いていた。

[今ソースが確認できないのであとで追記 → 最後に追記しました。]

ここは森巣さんの認識は正しくないと思った。「愛国」教育の目的は盲信する人間を作ることだろう、もちろん教育する側はそういうことは言っていないけどね。

そしてそれはかなり成功していると思っていた。

内田樹先生のブログに「アメリカ人はどこまで」という記事があった。はは、アメリカ人はよその国のこと知らないんだよな、と思いながら読んでいたら、後の方は日本の若者の話になっていた。最後の方で、
今の日本社会では「知性的にならない」ことに若者たちは知的エネルギーを集中している。

無知は情報の欠如のことではなく、(放っておくと入ってきてしまう)情報を網羅的に排除する間断なき努力の成果である。

「知性的になってはならない」という努力を80年代から日本は国策として遂行してきたわけであるから、これはスペクタキュラーな「成功」なのである。

と書いてあった。

マスコミのこととか、死刑制度のこととか、裁判員制度とか、格差社会とか、左翼と右翼のこととか、最近いろいろなことがつながっていると感じます。

追記: 森巣博氏の記事はCOURRiER Japon 2008年5月号でした。前半は御自身の息子さんのお話。移民である森巣氏の息子さんは集団行動が出来ないのだが、オーストラリアの教育関係者は、息子さんの才能を発見し、環境を与え、15歳で大学、18歳で大学院に入学した。そのころオーストラリアには飛び級の制度がなかったので、既存の規則よりも子供の才能を伸ばすという信念を優先させたということになる。

これに対して日本の教育はどうなのかということが後半の主張になる。

・神奈川県教育委員会は君が代斉唱の際に不起立などの行動をとった職員は罰するとした。
・学校運営に大きな支障があるからという理由である。
・それがどのような支障というのであろうか。おそらく思想統制なのだと思う。
・不起立の職員は「愛国心」に欠けているということであろう。
・思想改造が必要と判断しているのであろう。東京都などは不起立の教職員を、北朝鮮のように「研修所 (= Re-education Camp)」に送り込んでいる。
・「愛」の反対は「憎悪」ではなく、「無関心」だ。[心理学者の共通認識]
・無関心な教職員は、命ぜられるまま起立することであろう。
・信念に従って不起立を貫く教職員たちは、(信念に従って起立する教職員と同様に) 「愛国者」だと思う。

不起立だけでは、「愛」と「憎悪」の区別はつかないだろう。しかし、国を「憎悪」しているならば、教職について次世代の日本人を育てることはしていないはずである。おそらく、思想統制を進める (= 自分で考えることをやめさせる) 日本の現状を憂いての行動だと思う。

私の「愛国心」も、そういう愛国心だ。

2008/07/16

パパ ママ バイバイ

おはようございます。

法律を守り、政府への批判も行わないという人でも、事件事故に巻き込まれることもある。そのときも政府のいいなりになることを容認できるのだろうか。

と考えていて、このことを思い出した。ブログを始めたころに他の人に教えてもらったもの。

Wikipedia 横浜米軍機墜落事件

パパママ・バイバイ - 横浜市緑区(現在の青葉区)の米軍機墜落事件<1977年>

救助に向かった自衛隊ヘリはは、被災者をおきざりにしてほとんど無傷の米兵を乗せて帰って行った。

全身火傷を負った母親は、抗議ができるくらいまで回復すると、精神科の病院に移され、そこで亡くなった。

Wikipediaによると、港の見える丘公園フランス山地区に母子像があったんだね。5月に行ったのに知らなかった。また、中田市長により、事件の概要を簡潔に記述した碑文が設置されたといことも知らなかった。つい最近のことだったんだ。

2008/07/15

iPod touch アップデート

こんばんは。和也です。達也です。三波春夫でございます。もうなにがなんだか。もちろん全部ウソ。

音楽とコーヒーと自転車の日々blue_koichiroさんが、「2.0のアップデートで快適に」という記事を書かれているので便乗です。

金曜日にiPod touch アップデートというか、名前は iPhone 2.0 だったかが出るというので、何回かアクセスしたのですが、結局できませんでしたね。

土曜日は終日外に出ていた、というか昼間から呑んでいたので、すっかり忘れていたのですが、blue_koichiroさんのその前の記事で、アップデートが出たというので、私もアップデートしました。

前回の有料のときよりも今回の方が1200円と安くて、内容も充実してしていたんじゃないでしょうか。アプリを買って行くとお金は使いそうだけど。で、記念にアプリ買っちゃいました。クロスワードとピンボール。クロスワード激ムズ。


アップデート途中に、ケーブルをiTunesにつなげっていう画像が出て、もちろんずっと繋ぎっぱなしなのですぐに消えちゃった。で、もう一度あるかと思って待ち構えていたら、撮れましたよ。でもアップロードするときにファイルのサイズが0だって言われて、ちゃんとアップロードできていません。

と書いて一旦出したのですが、今度はできた。

あ、アップデートの内容に関して何も書いていませんでしたね。まだあまり使い込んでいないので、特に報告する内容はありません。

これまでばんばんクラッシュしていたのがなくなるといいなあ。Safariが落ちるとログイン状態までなくなるんだもの。最近は普通に音楽聴いててもクラッシュするようになってて、もうだめぽなんて思ってた。そういうところはなおっているでしょうか、

2008/07/13

RSSフィード調査(2) Safari RSSの挙動

♪Will you still need me, will you still feed me, when I'm sixty-four.

どうも他の人と会話が噛み合ない。Safari 組み込みRSSリーダーの挙動が他と異なるのではないかという気がしてきた。

Safari 組み込みRSSリーダーにRSSを与えてみる。

Excite ATOM http://ryokan.exblog.jp/atom.xml を与える。
→ アドレス feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/ryokan/atom.xml (リダイレクト)



Feed Rinsed ATOM http://www.feedrinse.com/services/rinse/?rinsedurl=9700... を与える。
→ アドレス feed://ryokan.exblog.jp/atom.xml (リダイレクト)
→ アドレス feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/ryokan/atom.xml (リダイレクト)

で、結果は同じになる。広告は入っていない。

まだ広告の出稿量が少ないからということでなっとくしていたのだけれど、ばくさんのところでは広告が5つ入っているということで、ばくさんの広告付きのはずのRSSを与えてみたら、やっぱり広告はない。ついでにいうとリダイレクトもされていない。

もしかしたら私のRSSには実は広告入っているんじゃないの?と思い、今度はGoogle Readerに与えてみた。

Excite ATOM http://ryokan.exblog.jp/atom.xml を与える。
→ Google Reader 管理画面でみえるアドレス http://ryokan.exblog.jp/atom.xml



広告は4つ入っている。

Excite RSSAd ATOM http://rss.exblog.jp/rss/exblog/ryokan/atom.xml を与える。
→ Google Reader 管理画面でみえるアドレス http://rss.exblog.jp/rss/exblog/ryokan/atom.xml



広告が入っていない。

ああーっ! ここで大事なことに気がついた。Google Readerは過去のRSS配信を独自に管理しているのであった。最初のExcite ATOMを与えたものは、過去に一度登録したもので、過去に配信されたRSS広告がそのまま含まれているということ。

一方で、今初めて追加したRSSAd ATOMによるリストに広告が入っていないということは、たまたま今配信されているRSSには広告が全く入っていないということになる。

という訳で、はりーさんが言われていること「今は広告の出稿量が少ないので、広告がRSSに含まれないこともある」を図らずも証明する結果になってしまった。

いや、やっぱり違うな。Firefoxの組み込みRSSリーダー ライブブックマークに与えたら広告入っていた。うーん。

2008/07/12

きぅ

そういえば、「憂慮する」とか「懸念する」とか言うべきところで「杞憂する」って使う人いるよな。

あ、今特定の人を指して書いている訳じゃないので、気にしないで。

Google検索: 「杞憂すべき」 → 約 89,600 件
-- これはほとんど間違いだと思う。

Google検索: 「杞憂する」 → 約 486,000 件
-- 「杞憂する前に...」とか、「ひたすら杞憂するスレ」とか正しく使われているようだ。

Google検索: 「杞憂される」 → 約 253,000 件
-- 「いろいろ杞憂されるより...」など「尊敬」で使われていて間違いじゃないのが多い。[→ 追記]

Google検索: 「杞憂します」 → 約 287,000 件
-- これは自分のことを言っていて間違いの場合が多いんじゃないかな。

「用杞憂」っていうのもあった。なんだろうと思ったけど、「要求」の書きまちがいのようだ。

ところで、辞書をひくと(三省堂提供「大辞林 第二版」より「杞憂」)、用例に
「深く政府の為に?する処なり/新聞雑誌 54」
というのがあった。たぶんこの主語は一人称なので、上の「杞憂します」のところでは誤用だろうと書いたのですが、「取り越し苦労であってほしいけど私はこういう心配をしている」という複雑な心境を含んだ文なのかもしれない。ということは検索結果にもそういう心境を含めたものがあるのかもしれないね。

追記: コメント欄にも書いたが、私は「杞憂」を動詞として使ったことはないと思う。というか動詞として使われることを知らなかった。今回調べていて思ったのは、動詞として使う使い方はやっぱり自分には受入れ難いなということ。たとえ「杞憂される」として尊敬の助動詞をつけたとしても、「あなたの考え方は取り越し苦労に過ぎない」というニュアンスが含まれる。もっといえばそこには考え方の姿勢そのものを否定するニュアンスが感じられる。それだったら、「XXXというのは (YYYなので) 杞憂だ」というように具体的に杞憂である点を (理由を含めて) 指摘した方が良いと思う。

追記(2): 追記した内容に関して、お前今まで知らなかったのかよ、なんて指摘されたらどうしよう・・・

どこかで動詞として使ったことがあるのを単に忘れていたりしただけだったらどうしよう・・・

「きぅ」ってなんだよ、って言われたらどうしよう・・・

そして裁判員制度 - 転び公妨 [3]

「転び公妨」続き (2)。

裁判員制度は、国民が政治の一つの柱である司法に関与することで、民主主義をより良く実現する方策として打ち出されているものと思う。たぶん。

しかし、ディベートなどを教育されていないところに導入するというのは次期尚早だという意見があり、私もそれには同意する部分が大きい。まあショック療法としてはありかもねとも思うが。

ただ問題はディベートだけではないと思う。検察側が法律をちゃんと適用して立件したということに疑問をもたないことも問題となるだろう。

なにかの間違いで自分が被告席に立つかもしれないということを考えた方が良い。そこで裁く人達は、そういう疑いを持たない人達かもしれないのだ。

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)カナダのメディアリテラシーに学びたい〜ここまでやるか…
カナダの教育は、政府はあなたたちをだますかもしれませんよ、という教育、日本の教育は、政府は信用できますよ、という教育。どちらが、本当に市民にとって有利な政府をする意欲があるかは明白だろう。 
騙されるかもしれないという認識をもって、政治に接することで、政治に対する評価は厳しくなる。そのような厳しい評価に耐えた党が政権を取る…すばらしい。
追記: この記事は「カナダde日本語」(美爾依さん) の「植草一秀氏の痴漢冤罪事件」で知りました。植草一秀氏の事件に関しては、「転び公妨」の最初の記事で、「2回目はもうどうしようもないと思ったのだが...」と書きましたが、2回目を擁護する人達が存在するという事実、主張する内容から、既存メディアが伝える内容を鵜呑みにしてはいけないと思うのだ (もちろん擁護している人の主張も鵜呑みしている訳ではない)。

裁判員制度も権力を監視する仕組みとして捉えなければならないと思う。そのためにはカナダのような教育方針がなければならないと思うのだ。

冤罪に関しては、特に痴漢冤罪に関しては男性諸氏は不安を持っていると思う。植草一秀氏の事件とは別の日常のレベルで起こりうる話で、被害者の証言がそのまま証拠として受入れられる以上、疑いをはらす方法はないに等しい。ましてや裁判員から印象でエロオヤジ認定を受けたりしたらどうしようもないと思う。

そしてジャーナリズムの役割 - 転び公妨 [2]

「転び公妨」続き。

森巣博氏の「越境者的ニッポン」第15回「日本は法治国家なのだろうか?(前)」ではジャーナリズムに関しても問題提起している。
しかしこのドキュメンタリー・フィルムが提示した恐怖は、その点ではなかった。当時、オウム真理教の亀戸・新東京総本部前には、何人かのジャーナリストがつめていた。そのジャーナリスト達は、警察によるこの無法行為を、にやにや笑いながら眺めていたのである。
森巣氏は、三権分立の相互監視はそれだけでは機能せず、その相互監視が機能しているかどうかを監視するのがジャーナリズムだとしている。

マスコミを監視しなければ行けないのは市民であり、そこに市民ジャーナリズムの価値があるだろう。お上にたてついて逮捕される人たちを批判する人達は、大本営発表をそのまま流すマスコミからの情報に基づいて批判しているのだろう? 私には、お上にたてついて逮捕される人たちを批判する人達と、マスコミのことを「マスゴミ」と一批判する人達が同じに見えて仕方がないのだが。

これも九郎さんの「韓国での李政権批判デモについてメモ」で知ったのだけど、

ネットの「祭り」がリアルに炎上した韓国・抗議デモの事情 (IT-PLUS 7月1日)
 警察による鎮圧や、女子大生が機動隊に頭を踏みつけられ負傷したこと、ベビーカーにまで容赦なく放水する警察の姿が生中継されたことで、さらに集会は激化した。個人放送局の中継動画に触発されて、もう黙ってはいられないと集会に参加したという主婦もたくさんみかけた。集会は過激になりすぎ、一部暴徒化しているとの報道もあった。

ほとんどの携帯電話にカメラが付いていることから、警察が暴力を振るおうとすると一斉にカメラを向けて証拠写真を残したり、集会の参加者の顔写真を撮影する警察の顔写真を逆に撮影して「この人に気をつけろ」とブログに書き込んだり、ろうそく集会が始まった5月初めからポータルニュースもブログもコミュニティーも動画投稿サイトも個人放送局も、集会の様子を伝えるネットユーザーたちの写真、動画、書き込みで溢れかえっている。
いつもは韓国の民度の低さには批判的なのだが、こういう権力を監視する姿勢をもっているところは学ぶべき点だと思う。

「転び公妨」って言葉 ...

... 初めて知りました。

以前も取り上げた、COURRiER Japonの森巣博氏による連載「越境者的ニッポン」。8月号の第15回「日本は法治国家なのだろうか?(前)」で紹介されている。

定義の前に、オウム真理教の信者を題材にしたドキュメンタリー「A」の1シーンについて書かれた部分を引用する。
1996年8月7日、オウム真理教の亀戸・新東京総本部から山本靖春さんが出てくると、その行く手を公安の私服刑事が阻んで、職質 (職務質問) を始めた。警察官による職質はあくまで任意だ。されるのがいやなら、無視しても構わない。それは日本国の法律によって保障されている。

小一時間ほど続いた職質に業を煮やした山本さんは、刑事を振り切り駅の方向に歩みだす。すると私服刑事は、山本さんの首を押さえながらのしかかり、路上に押し倒した。山本さんは後頭部を舗道に激しく打ち、失神したのか動かなくなってしまった。

ここで山本さんにのしかかっていた私服刑事は、突然膝をかかえて悲鳴を上げる。駆けつけた制服警官2人の間で、

「公妨だね?」
「ええ、公務執行妨害」

という会話が交わされ、脳震盪状態の山本さんは現行犯逮捕された。パトカーに乗せられ、連れ去られる。これで山本さんは、娑婆とはしばしのお別れだ。いつ戻れるのかわからない。なぜなら、警察の拘置延長請求を裁判所は、ほとんど無制限に認めるからだ。
この手法は「転び公妨」と呼ばれ、60年代から使われてきた。
パクりたい相手に、私服の刑事がぶつかって、自ら転ぶ。ぶつかってくる者は私服なのだから、ぶつかられた人にとって、相手が「公務」を執行中なのか、まったく不明な状態だ。それでも「公務執行妨害罪」は成立して、現行犯逮捕されてしまう。これが通称「転び公妨」である。
Wikipediaにも記述がある(「『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります」という断り書きがあるが)。

Wikipedia: 転び公妨

YouTube: 転び公妨 オウム 公安調査庁 森 達也

オウムに関しては、カッターナイフを所持してたとして銃刀法違反で信者が逮捕されたことがあった。そのときは、多くの人が、カッターナイフを持っていて逮捕されるのかと同時に、サリン事件を起こしたオウムを調べるためだったら仕方ないかと思ったのではないか。

しかし最近になってこれが利用されたケースはどう思うだろうか。

痛いニュース(ノ∀`):デスノート作者の漫画家・小畑健(37)が銃刀法違反で逮捕 (2006年9月7日)
-- 最近って思っていたけどもう一昨年の話だったか...

痛いニュース(ノ∀`):秋葉原で十徳ナイフ(刃渡り5cm)所持のオタクが警察官10人以上に囲まれる (2008年6月15日)
-- 秋葉原連続殺傷事件の直後

警察に批判的な意見が多いのかと思ったら、後者はそうでもないのだね。みんな従順だなあ。相手が「オタク」だから?

そして最近はこれ。

▼CLick for Anti War 最新メモ (九郎政宗さん): 洞爺湖サミット批判デモを警察が不法弾圧/逮捕されたのは
トラックを包囲して窓ガラスを割り、怪我をさせながら逮捕・・・まるで「中国のチベット弾圧」のよう。
ここの記事自体では逮捕に利用した理由は分らないので、そこでリンクされている記事もあげておこう。

クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート): サウンドデモ&道路交通法に関する「真っ赤な嘘」

九郎さんの記事の
・・・なんと警察はロイターのカメラマンに襲いかかって拘束してしまいますたとさw
こいつはメ・ン・ド・ウ・な・こ・と・に・なるよっ
に対してコメントがついている。
たいしたことにならんでしょw
clawの先見のなさは異常だからなぁ。
「たいしたことにならん」というのはこわいことだと思うけどな。それを容認するところがこわい。

そしてリンク先のもう一つの記事

クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)もっとも「現行犯逮捕」に値するのは誰か?
であげられているブックマークコメントの引用
2008年07月08日 tyouaniki
デモ側の方々には申し訳ないですが、映像写真を見た印象ではデモ側がとても気持ち悪い・ウザいので個人的に警察GJって感じです。 見た目で判断するのは良くないんでしょうけれど…。
これも怖い。

自分が気に入らない者は逮捕されてしまえと考える人は、自分は大丈夫だと思っているのだろうか。お上にたてつくのがいけないと考えているのだろうか。

森巣さんの記事には、「立川反戦ビラ事件」のことにも言及されている。これにも警察の行為を是とする人が多かったのだよね。そして植草一秀氏の事件。これは2回目はもうどうしようもないと思ったのだが、ちゃんと追えていないのだが警察発表とかなり違う事実があるようだ。

明日は我が身... ということは確かにめったに起こらないかもしれないが、それを怯えながら過ごすのを皆さん容認できるだろうか。電車で痴漢に間違えられることは多くの人がおそれていると思うのだが、お上にたてつかなければ大丈夫だと思っているのだろうか。お上にたてついていなくても、高知バス白バイ衝突事件なんてのもあることを忘れてはいけないと思う。

2008/07/11

RSSフィード調査(1)

おはようございます。Feed Me! (って分る?)

エキサイトのブログのRSSに広告が入る話ですが、自分自身はエキサイトのブログはRSSリーダーに登録していないので、いつから始まったのかとかあまり気にしていませんでした。

でもRSSって読者のためにあるんですよね。自分では使わないからって忘れていると読者の皆さんに迷惑かけちゃう。ということも分っていたのですが、そんなに読者いないしと思って、ハリーさんをはじめ皆さんが苦労されているのを横目で見ながら放置しておりました。

で、実際どのくらい広告が入っているのかみるところからはじめましょう。

ハリーさんのブログのサイドバーにある"XML"
http://harryblog.exblog.jp/index.xml
をSafariに与えると、組み込みRSSリーダーが働いて、
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/harryblog/index.xml
に変換されて、広告がはいる。これ↓ね。
"PR: 12人の著名人が語る「日本の旅」"

最近酒の話題はなかったはずだけどブログ全体の匂いが分るんだね。優秀だね!

なんて脱線はいいからって言われそうだ。先に進みます。

一方、同じくサイドバーにある"ATOM"
http://harryblog.exblog.jp/atom.xml
を与えると、
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/harryblog/atom.xml
に変換されて、広告ははいらない。えー?なんで?

今度は、らふぃさんがFeed Rinseを使って作ったフィード
http://feedrinse.com/services/rinse/?rinsedurl=3586dcab4520723e3e01ec30047c4149
をSafariに与えてみます。すると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/index.xml
に変換されて、広告がはいっていない。え? この形式ってもしかしてエキサイトブログの"XML" = index.xmlとおなじじゃん。なんで広告はいってないの?

ブログのサイドバーにある"XML"
http://rosslynva.exblog.jp/index.xml
を与えると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/index.xml
に変換されて、やっぱり広告がはいらない。

ちなみにブログのサイドバーにある"ATOM"
http://rosslynva.exblog.jp/atom.xml
を与えると
feed://rss.exblog.jp/rss/exblog/rosslynva/atom.xml
に変換されて、広告がはいらない。これははりーさんと同じ。
:
:
:
うーん、謎だ。もしかしてSafari特有の問題なのか (困っている訳じゃないけど)。引き続き調査します。

追記: Google Readerでは...
世祓い XML → 広告1つ
世祓い ATOM → 広告3つ
Rosslyn Papers XML → 広告1つ
Rosslyn Papers ATOM → 広告1つ
... きっとこれらがもとにあって、Safariでなんかやっているんだと思います。

→ 私のRSSをSafariに入れたらXMLに広告が出ず、ATOMのほうに1個入っていました。はりーさんが指摘されるように広告の出稿量の問題でたまたまなのだと思います。

サイドバーに広告無しフィードを入れました。(エキサイトブログの時の話です)

2008/07/10

これあたったよ

おはようございます。

Amino Vitalであたりました。アスリートが選んだ応援ソングのコンピレーションです。

We Yell For You! ~ aminovital Body Refresh あなたにエール!Collection



ペットボトルに小さなシールがついてて、そこに書いてある番号を入力して登録するやつ。あまりあたらないので期待してなかったのですが、ばかばかしくて応募しない人が増えてるかな。私も一等がなんだったか忘れちゃってますし。

これで1年分の運を使っちゃいました、なんて言われたらやだな。



100万円トクする会社の辞め方

いや別に会社を辞めようと思っている訳じゃないんですが、辞めさせられそうって訳でもないぞ、言っとくけど。

表題の記事がm9 Vol. 2に載ってて、面白かったのでメモ。

■ 自己都合退職と会社都合退職でこれだけ差が出る
・失業保険の給付期間が違う (35歳勤続10年の人で会社都合の場合240日、自己都合120日)。
・会社都合の場合すぐに失業給付がでるが、自己都合だと4ヶ月先になる。
・会社都合で退職した人を採用した会社には国から補助金が出る可能性があるので、採用される可能性が高くなる。

■ 会社から解雇になる場合でなくても会社都合と認められる場合がある ← ココダイジナトコ

2001年に変わったそうです。

詳細は... 厚生労働省 特定受給資格者の範囲の概要 II のところ。

ポイントは...
(5) 離職の直前3か月間に連続して各月45時間を超える時間外労働が行われた
(4) 賃金が、 当該労働者に支払われていた賃金に比べて85%未満に低下した
(6) 事業主が労働者の職種転換等に際して、当該労働者の職業生活の継続のために必要な配慮を行っていない

厚生労働省HPに載っていないけれども、m9のこの記事であげている理由として
・10年以上同じ職種に就いていたのに十分な教育訓練もなく配点させられた
・事務所の移転で通勤時間が往復4時間以上になった
などが載っていますが、これがこの(6)に相当するのだと思います。

■ 注意点
・各地のハローワークによって判断基準が異なる場合があるので、自分の住む地域のハローワークに条件に当てはまるか確認しておこう
・タイムカードのコピーなど証拠を揃えておこう (必要な証拠はハローワークに確認しよう)
・退職届は自己都合の決定的な判断材料にならないので出せと言われれば拒絶しなくて良い (ここもハローワークに確認しておく)

ハローワークは事務的な手続きを行うための組織なので、法律に合っていればそのとおりに動くということです。サービス残業などで証拠が揃えられないかもしれませんね。その場合は次のような方法を使わないといけないかもしれません。

■ いざとなったら会社と戦う手もある
・全国の労働曲に総合労働センターが設けられている。
・「個別労働紛争解決制度」、「労働審判制度」がある。
・労働組合には加盟しておこう。個人加盟の労働組合もある。

この記事の執筆者は中村敏夫氏。こんな著書もあります。


新版 誰も教えてくれなかったおいしい退職マニュアル—50万円は絶対トクするポイントと手続きのしかた (KOU BUSINESS) 中村 敏夫

この本では50万円トクするって書いてあるのですが、m9の記事では100万円になっています。インフレだな。
[追記: 2009年に出た著書では100万円になっていました。→ 退職のとき100万円トクする本―3日で手続き完了!もらえるものは全部いただきましょう!!]

2008/07/09

ダビング10続き

おはようございます。ダブ、って言われるとドキッとするよね?

先日「必要な部分をDVD-RAMかに移動してそれをずっととっておく」なんて書いたんですが、DVD-RAMに移動しても「コピー禁止」のタイトルになることが分りました。結局、複数回コピーするためには最初に録画したHDDにずっとおいておくしかないようです。

それから、最初はDVD-Rへのコピーもできませんでした。え?なぜ?と思って調べた結果 (最後にリンクを載せます)、いろいろ制約があることが分りました。

・DVD-RにはVideoモードとVRモードがある。
・Videoモードは普通のDVDプレーヤで再生できる形式。
・VRモードは (対応する) HDD/DVDレコーダーで再生できる形式。
・デジタル放送がコピーできるのはVRモードに対してのみ。

結局、デジタル放送の番組は普通のDVDプレーヤで再生できない、ということになります。海外に住んでいる家族に日本の番組を見せるなど、アナログ放送の時代にできていたことができなくなるということですね。

参考資料をみると、みんなでVRモードのメリットをアピールしているようなんですが、こういうデジタル放送のデメリットはあまり伝わっていないと思います。

● 参考資料

Wikipedia DVD-VR
「DVD-RへのVRモード記録」が普及すると考える理由 (ITMedia 2004/09/29)
-- 4年前の記事なんだけど... まだ全然普及してないよね。

東芝 HDD DVD DVD-RのVRモード録画って ?

2008/07/07

Imagine


新しい雑誌 "Imagine"

買ってきました。

創刊号の内容は...

What do you think about it?
やさしさも贈りたい センスが光る手みやげ図鑑
中田英寿vs 中田宏 ふたりのテイクアクション
アルゴアという生き方
社会企業家がかっこいい
AIR DESIGN MRJ
音楽が地球を救う

ちょっとだけSOTOKOTOと同じ匂い (=「結局ただのファッション」) がします。SOTOKOTOほどあからさまじゃなく、環境を考える意味で役に立つ記事も載っていますけどね。伝えたいものを届けるために、中田英寿などファッショナブルなテーストをいれる必要があるのかもと思うので、それほど否定的にとらえている訳ではないです。

特に"What do you think about it?"は世界8カ所で起きている環境の変化を写真で伝えており、迫力があります。

また、勝間和代さんの記事は面白かった。勝間和代さんは話題の人だというのは知っていたのですが、その志の高さは初めて知りました。

追記:横浜市がかんでいるので、当時の中田市長が対談に出ているのですね。
ヨコハマ経済新聞 2008.06.26 環境テーマの季刊誌「イマジン」創刊-横浜市と出版社が協働で

2008/07/05

ダビング10

こんばんは。ナイトオブザダビングデッド、って怖いな。

HDD/DVDレコーダーがいつの間にか対応機種になっていました。いつの間にかって、朝の4時頃自動アップデートがなされるという話だったのですが。本当かなあ、最初から対応機種になっていて、今まで方法が対応してなかっただけなのじゃないかと疑っているのですよ。

これまではデジタル放送には「コピー禁止」マークがついていたのですが、新しく「ダビング+鍵」みたいなマークがついていました。タイトル情報をみると、コピー残9回って出ていました。

新たな問題が。これまで残しておく番組は、必要なチャプターを集めてコピーして、もとの番組を消していたのですが、そうするとコピーした段階で、もとの番組のコピー残が8回になって、新しくコピーで出来た方はコピー禁止になるんですね。いままでどおりすると元のまだコピー残がある方を消して、これ以上コピーできないものを残すことになっちゃう。

必要な部分をDVD-RAMかに移動してそれをずっととっておく必要があるのかもしれない。

うーむ悩むな。

台湾のハーゲンダッツには ...

... デコレーションアイスケーキがある!


リーフレットの表紙と新作のシート。

お値段は
5インチ4800円
7インチ5400円
10インチ8800円

右下のは、Soccer Boy 足球小子
チョコクッキー!

子供の誕生日とかに買っちゃうんだー。
なんかうらやましいぞ。

シズル感が上手く出てて、写真にもお金がかかってるんでしょうね。











フルラインナップw


ここにも「小王子 Little Prince」や「小公主 Little Princess」が!

ほかにも女子ブロガーのみなさんが喜びそうな名前が。
"Color of the Wind (風中彩舞)", "Joyful Castle", "Cheerful Love (愛的禮物)"
"Coffee Dreamland", "Strawberry Fever (熱戀草莓)", "Whirlwind Romance"

コメント

Commented by sprewell8_daisuki at 2008-07-09 10:14
うわあ、美味しそう~(^-^)

でもちょっとお高いですね。

Commented by yoshihiroueda at 2008-07-10 00:19
★ すぷりーさん、
日本でこういうの売り出したらいくらになるんでしょうね?それを考えると日本ではそう多くは売れないって判断してるんでしょうね。台湾の人はこういうところにはお金を惜しまないんでしょう。そういう生活を楽しむという意味では台湾の方が豊かなんだろうと思いました。

2008/07/04

やっぱりコアラじゃなくて小熊だった

こんばんは。「コアラのマーチ」をGoogle翻訳にかけたら「考拉的三月」って出たよ!

先日、台湾で買ってきたこれ。



コアラのマーチじゃないぞ。「小熊の森」です。
なんて書いたのですが、中身はこんなでした。















ん?

拡大すると...










本当にコアラじゃありませんでしたね。小熊とも言い難いですけど。右はまだプーさんみたいとも言えるけど、左は狸だポン。

それからこの形になんの意味があるんだ (笑)。

Google先生に聞いてみた

こんばんは。大事なことはみーんなGoogleに教わった(ウソ)。

ただいま絶賛ダイエット中nsudouさんのところのコメント欄に書いたのですが、埋もれるのももったいないのでここに再掲します。本人は不愉快かもしれないけど、太っ腹で許してくれるでしょう。

nsudouさんがその日食べたものの中に、鮨11貫というのがあって、104hitoさんが、
錦糸町の海幸寿司で11貫だと問題あるかもぉ〜^^;
なんて書かれています。

なんで問題なんだ?と思って、「人生、宇宙、すべての答え」にも答えられるGoogle先生に聞いてみました。

教えてGoogle先生!

2008/07/02

へたくそな落書きするなって

いや上手だったらいいって訳じゃないんだけど...

上越新幹線:車体側面に落書き…運休で500人影響 (毎日新聞 2008年7月1日)

これタギングだろ。サインの練習は、ちゃんとした作品が描けるようになってからしろって。

しかしタギングだったらその世界だったら誰がやったか特定できるんじゃないかな。そうか、タギングとしてもへたくそだから初心者なのか。そうかんがえると特定は難しいかもしれない。

グラフィティアートも迷惑をかけず作品が練習できて発表できる場が必要だよな。古い倉庫街なんかを開放すれば良いのにと思う。その中でも目立つ場所は上手い人に描かせる。その上手さというのは参加者の相互投票で決めると切磋琢磨になって良いんじゃないかと思う。

2008/07/01

ルパート王子の涙

おはようございます。いや〜、「××王子」なんて呼ばれると照れるな (← 誰も呼んでないって)。

Make: Japan 「爆発するガラス」で紹介されていて知りました。
冷たい水を張ったバケツの中に溶けたガラスを一滴垂らすと、17世紀のアマチュア科学者の名前にちなんだこのガラスの球は、圧力の塊となる。それはどんなに強く叩かれても平気だが、尻尾の先をちょっと切ると爆発する。
元記事はこちら (英語)。

Popular Science: Shattering the Strongest Glass

ガラスを冷やすと固まる時に縮小する。先に外が固まって、その後だんだん中が固まる。内側が固まる時には、外は既に固まっているので小さくなりようがなく、結果的に強い内向きの力が加わった涙状のガラス玉ができる。

これは凄く強いのだが、細い部分が壊れると一気に力が開放されて爆発する。

強化ガラスも同じ原理で作られているとこのとです。以前は車のフロントガラスが壊れるときは一気にこなごなになっていましたね。


2008/06/30

おしらせ:FolderIconFactory 1.1がMac Fanで紹介されました

こんばんは。

私の息子君が作成したMac用ツールFolderIconFactory 1.1がMac Fan 8月号で紹介されました。13ページに載ってますよ。

購入しない場合は下記オンラインソフト一覧のページからアクセスして下さい。

オンラインソフト一覧

以前ほかの雑誌に載ったときは何も連絡はなかったのですが、今回は事前に承認を求める連絡が来て、雑誌も送ってきました。毎日コミュニケーションズえらい!

Macユーザの皆さん、使ってみて下さい。感想等は、本人のページ (からすのサイト) にいただけるとありがたいです。

2008/06/29

「処分されるペットたち」から

DAYS Japan 2008年6月号の特集「処分されるペットたち」から冒頭部分を引用する。
日本全国に点在する動物愛護センター。ここでは、主に飼い主から放棄・息された犬猫や、迷い犬猫などを保護している。元の飼い主や新しい引き取り手が現れないかぎり、多くは「1週間」前後で殺処分となる。返還や譲渡がままならない場合の殺処分も管理業務のひとつなのだ。
「動物愛護センター」という名前なのに、その職員は動物を殺すことを強いられているのだ。

この記事に書かれている事実を箇条書きにする。
・全国で1年に犬14万頭、猫23万匹。
・うち35万頭(匹)が殺処分になる。
・殺処分には「ドリームボックス」という二酸化炭素処理装置が用いられる。
・犬が二酸化炭素で窒息死するまで3〜5分 (旧型の装置だと10分)。
・猫は呼吸が浅く犬よりも長く生き続け、意識がなくなる瞬間まで鳴き続ける。
・多い時には一度に20〜30頭の成犬が処理される。

特に印象に残ったのが次の2点。

持ち込まれる理由の多くは「噛み付く」、「子が生まれすぎた」、「(飼い主が) 病気のため」、「引っ越しのため」などだが、「家族で旅行に行きたいから」、「血統書付きの犬から生まれた子がボロ犬 (雑種) だったから」というのも少なくないという。

そして、動物愛護センターで働く人々を「犬殺し」と呼ぶ人間がいるそうだ。職員の子供も学校で「お前の親父、犬を殺してんだろう」と問いつめられると言うケースもあり、家族にすらその職業を隠している職員もいるという。

もちろん棄てる人と差別する人は同じではないだろうが、差別する人間には、なぜ動物愛護センターで働く人々が犬を殺さなければならないのか想像がつかないのか。

さて... 朝日新聞は動物愛護センター職員も「死神」と呼べるのだろうか。

発言において考えが足りないと思われる鳩山大臣だからといって、職務でやっている (まあそれだけではなさそうだが) という点では同じであろう。

そしてその職務を必要としているのは私達なのだ (私自身は死刑反対の立場だが、今の段階では代替がない以上ここは現在の法律・秩序を守るという意味で書いている)。

これらの話で思い出すのは、井沢元彦「言霊」に書かれている「穢れ」の概念だ。

戦争のリスク、犯罪など、世の中に不浄なものは存在し、それに対処することは必要であるにも関わらず、それを職業 (軍隊、警察官など) として一部の人におしつけることで不浄なものが自分の周りにないかのように振る舞う。さらには差別までする。井沢は「言霊」において、この病理を平安時代にさかのぼって分析している。

我々日本人に求められているのは、現実を直視し、どのような社会にしていくのかを議論して行くことだと思う。法務大臣や動物愛護センター職員を批判、差別するのではなく、自分達が彼等を必要とする社会にしていることを認識し、今後もその社会を受入れて行くのか彼等が不要になる社会を築いていくのかを選択して行くことだと思う。

玄倉川氏が、「死神」という言葉は、法務大臣の業務を適切に表現していると主張され、一連の記事をあげられている。特に「死神の仕事(2)」は、その説明としてよく整理されていると思うし、私もその部分の主張には同意する。

玄倉川氏は「死神の仕事」で、
法務大臣の仕事、つまり「誰にいつ死を与えるか決定する」のが死神の仕事そのままであることを知らない、あるいはそれを否定して死神という「言葉」に怒る姿が私にはグロテスクに見える。厳しい現実から目をそむけて「言葉」にアレルギーを起こすのは偽善的だ。
と述べている。

同じ立ち位置からの発言にも関わらず、私と玄倉川氏の批判の対象は異なっている (私は朝日新聞を、玄倉川氏は朝日新聞を批判する人を批判している)。

その一つの理由は、「死神」には非難のコノテーションが含まれているということにある。

私が批判しているのは、自分が当事者ではないからといって、自分が拠って立つたつ秩序、法律を遂行する人を非難する朝日新聞の姿勢だ。朝日新聞に限らず法務大臣を殺人者呼ばわりする人たちも同様だと思う。

それから、以下のように書かれている。
ネット世論も「死刑は当たり前、法相を死神よばわりするのはひどい」というのが一般的らしい。
私は先にも断り書きを入れたが、死刑反対の立場で朝日新聞を批判している。死刑制度の廃止は、制度に従って生きている人を非難することでは達成されないと思う。

追記: 呉智英氏も、この「死に神」発言の中に「穢れ」に根ざした差別意識があることを指摘しているそうですね。平成鸚鵡籠中記 土岐正造さんが「素粒子死に神コラムは差別意識に根差す」で伝えています。

中正

おはようございます。

「中正」というのは蒋介石の本名です。「蒋」が姓で、が「介石」、名が「中正」で、本来姓名で呼ぶ場合は蒋中正となるようですが、日本では「蒋介石」の呼び方が使われている (とWikipediaに載っています)。

台湾では、多くの場所にこの名前が使われていました。過去形にしているのは、民進党の陳水扁政権のときに、いくつか名前が変更されたためです。ここら辺りに関しては、地元のガイドさんの話が面白かったので、メモとして残しておきますね。

中正紀念堂は、昨年「台湾民主紀念館」と名前が変えられました (陳水扁は2000年から総統だったのに変更されたのは結構新しいんですね)。今年国民党馬政権になったので、また元の名前に戻るんじゃないかとガイドさんは言っていましたが、Wikipediaの記述では
2007年6月7日に立法院が台湾民主紀念館組織規程を否決し、再び中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)の正式名称に戻された。
とあります。

上記Wikipediaの記述では、『館内の案内板表記も「民主紀念館」のまま』とあって、地図にも「台湾民主紀念館」と載っています。地元の人の認識も「民主紀念館」なんですね。

中正国際空港も今は (2006年から)「台湾桃園国際空港」になっています。

ガイドさんから聞いたのはこの二つですが、Wikipediaの「台湾正名運動」の項にはいろいろ書かれています。蒋介石がどうというより、「中国とは別の台湾」という認識を内外に定着させる運動の一環のようです。

実際ガイドさんの話からも、「中国」と「台湾」は別のものと言う認識があることが伺えました。大陸側の人達に対しても「中国人」という言い方をしていました。我々から見ると、台湾にいる人達も (場合によっては原住民を除く)、全世界に散らばっている華僑も、「中国人」という認識なんですが。もちろん、チベットやウイグル、モンゴルなど、民族と行政単位のどちらを話しているのか注意は必要ですけど。

中国の食品は安全面で信用できないが国産 (台湾産) なら安心、とか言うのも面白かった。日本人からみるとあまりそこらあたりの区別はしていないんですけどね。


蒋介石にしても外から入ってきて、厳しい統治をした人というくらいの認識で特に尊敬しているようには見えませんでした。中正紀念堂の立派な建物も銅像も役人が (自分の出世のために) 作ったような言い方をしていました。

台湾は徴兵制 (期間は1年) で、忠烈祠の衛兵はその中から選抜されるエリートだそうです。夏の暑い盛りでも1時間直立不動で門に立っていて、1時間ごとに交替の儀式があります。この儀式も銃剣を上げ下げしたり回したりしながら行進するなど20分くらいかかるもの。失敗すると休暇がもらえなくなるそうで、夜に練習をしているそうです。ガイドさん(女性)は自分の息子は近視なのでこの衛兵に選ばれる可能性がなくて安心だと言っていました。名誉ではあるのだろうけど、母親としては自分の息子がつらい目にあわないほうがずっとよい、ということを口に出して言える社会は良いと思いました。

ツアーにすると、お土産屋などの時間が組み込まているのが邪魔だったりするのですが (故宮博物院のフリータイムよりお買い物時間のほうが長いってどうなの?)、そういう現地の人の肌感覚みたいなものが分ったのは良かったと思います。しかし今度は全部フリーにして故宮博物院の時間もたっぷり確保したいと考えています。

台湾で買ってきたもの

こんにちは。哈日杏子です (ウソ)。

旅行へ行ったらお土産屋もいいけどスーパーなど地元の人が利用しているところが楽しいですよね。子供達も品物を見てつっこみながら楽しんでいました。

以下買ってきたもの。



あじがこい。
変な日本語の部分拡大しました。



メントス 1kg (10g * 100)、文房具のおまけつき。



コアラのマーチじゃないぞ。「小熊の森」です。



これはスーパーじゃなくて書店の文房具コーナーにありました。このキャラクターは人気があるようですね。哈日杏子の絵もこんな感じだったので、若い女の子に受けるんでしょう。

ノートに作者のブログ"Wan Wan's Comic Blog"のURLが示してありました (右バナー)。日本旅行の記事なんか面白いですよ。
追記:リンク切れみたいですね。今は → Facebook




J-POPのコンピレーションCD。「哈日族必修音樂趨勢」だそうです。「哈日族」は日本大好きな人達のことね。

裏面の曲名、アーチスト名なんか誤植がいっぱいです。「いい感じゃな感じ」「スチャグラパー」、「遠くまて/稻葉浩志」とか。「太陽を抱きたい/高橋克典」の説明には、「TBS系"サラリーマン今太郎"插曲」なんて書いてあるし。

それから1曲まるごと消してあるところがあって (MISIAの曲のようだ)、
・実は入っていないのか、
・曲は入っているけど事情があって書けないのか、
まことにあやしい。これは空港のCDショップで買ったもので(処分品ワゴンセールで100円ちょっとだったけど)、変な路地裏で買ってきた訳じゃないのですが。

2008/06/28

賞味期限切れかっ?

こんばんは。いろいろ書く材料はあるのですが、まずは軽いところでご機嫌を伺いましょう。


デパートにあったので面白がって買ってみましたが、台湾では寒天飲料ってはやっているようです。

傾けても流れてこないの。振らないといけないのかなと思って裏をみると確かにそんなふうなことが中国語で書いてあります。

でもね、ぎっしり詰まった状態では振っても動かないような感じでした。なんとか少し飲んで振ってみたら、こんどはどっと口の中に入ります。

なかなか味はいけますよ。寒天というので健康にも良さそうですしね。


その裏側はこんなです。

ん?娘が気がついたのですが、この欄外に書かれた数字は...



97.07.30

97年ってどういうこと?

10年以上デパートの棚においてあるとも思えないし、飲んでも味的におかしくない。そもそもそんなだったら見た目にも分るだろ。とすると単なる印刷ミスか...

などと思うのですが、不安でその日はそれ以上飲むのは止めておくことにしました。次の日になってもどうにもなっていないので、まあ大丈夫かと。

単なる印刷ミスというのもよく考えたらそれも考えにくいですね。とすると台湾独自の年号というのが考えられます。日本で言うと「皇紀」みたいな (元号のように短い周期で変わるのではなく長く使われるという意味で)。

今日調べたら、ありました。→ 台湾基礎知識
 台湾の年号は「民国」です。
1912年(辛亥革命の翌年)の元旦が元年となり、西暦から11マイナスで民国の年数になります。(例:2001年なら民国90年)

ということだそうで、杞憂で良かったです。中華民国の成立からというのはまあ予想通りではあるのですが、「辛亥革命」って名前も忘れていましたよ。いかんいかん。

2008/06/24

野次馬と市民ジャーナリスト [1] 使命感と職業倫理

ずっと考えていることに関する記事があった。

東京・秋葉原殺傷:ネットにあふれた事件 目撃者ら情報発信、報道に新たな展開 (毎日新聞 2008年6月23日)

考えて始めた最初はこれ。

Nikkei Net IT-PLUS ガ島流ネット社会学 (2008/06/10) 秋葉原事件で融解した「野次馬」と「報道」の境界

多くの一般人がケータイで写真を撮っているのが問題になっていることを知らない段階で読んだ。

ここでは、映像を配信した人 (ジャーナリストでない一般市民) の「これはかなり楽しんでいたと思います」という正直な声が引用されている。また、ジャーナリスト側としての自分自身の「私も新聞社時代に何度も事件・事故現場を取材したが、ある種の興奮状態に陥ることは確かだ」という告白も載せている。この部分では差はないと言えるだろう。

DAYS Japan 2008.5月号では、ミャンマーで銃撃され亡くなった長井さんの写真でDAYS特別賞をとったラティーフ氏のインタビューが載っている。ラティーフ氏は長井氏の死に対して悲しみとジャーナリストとしての情熱に対する尊敬の念を示しながらも次のように語っている。
次の日に友人がホテルに来て『ニューヨークタイムズ』の一面の記事を見せてくれました。それから2日以内に、妻がインターネットから60以上の一面記事をダウンロードしました。掲載された写真を見て初めて、私はこの出来事が世界に報道されたことを光栄だと思いました。それは私が常に夢見ていたことだったからです。この日は私にとって特別な日になりました。
ここにも正直な高揚感の吐露がある。

また、この源泉には使命感もあると思うのだ。俺がこれを伝えないと誰が伝えるのだ、という。確かに秋葉原には多くの人がいたので、自分が伝えなくてもという側面はあるだろう。しかし多面的な報道があることは良いことだし、写真は多くの中からベストショットが選ばれ生き残るという点では、伝える人が多くいて悪いことではない。

9.11のときのことを思い出した。最初はどうなっているのか分らない状態だったのが、だんだん提供される写真が増えてきて、衝突の瞬間の写真やビデオまででてきたんだったね。

ここでは使命感は同じという前提で考えていたのだが、「◆木偶の妄言◆」仁さん (やはりジャーナリスト) の記事「気持ち悪い人々」では、目の前で2人の友人が殺された人の日記をとりあげ、写真を撮る野次馬に対する不快感を表明している。
トラックにはねられた友だちを介抱していて、ふと視線を上げると周りは「カメラ、携帯、カメラ、携帯…」。やめてくれと言うと「無視された。嫌な顔もされた」そうだ
これを見ると使命感があってやっている訳ではないとも思う。

そして、「about ・ぶん」ぶんさんの記事『「伝えること」の恍惚に潜むもの』で紹介されているこの記事

秋葉原無差別殺傷事件 “記念撮影”する傍観者たち (iza! 06/18)

では「記念撮影」という言葉が使われており、また最初の毎日新聞の記事では以下のような記述がある。
事件現場近くを歩いていた際に、ある男性が「犯人が捕まったぞ」と声を上げたという。周りには写真のコピーを求める人々が殺到。携帯電話の「赤外線送受信」を使うと、5秒程度で写真を自身の携帯に取り込むことができる。その場であっという間に容疑者の画像は不特定多数の通行人に広まったという。
ぶんさんは表題からわかるように、「伝える」という意識をもって、なおかつそこでの自分の内面の高揚感を予測し戒めているが、これらの記事を見るかぎり、ブログなどで事件を伝えることを目的としたとは考え難い。

まずは使命感を意識することは重要だと思う。

しかしそれでも十分ではない。ガ島さんの記事にもどる。ここにこういう記述があった。
はてなブックマークには『マスコミが伝えると「報道の責務を果たす」になって、個人が伝えると「野次馬」というのは軸としておかしい』『「撮っていい人」と「撮ってはいけない人」を分け隔てているのは何だろう。カメラの口径?職業意識?倫理観?「報道」の腕章?そもそもそんなものがあるのだろうか』というコメントがあった。
ここでコメントした人は疑問視しているが、私は「職業意識」と「倫理観」だと思う。

もしかしたらこのコメントを書いた人は「職業意識」=「使命感」として書いたかもしれないが、ここでは分けて考えたい。私がここで「職業意識」をあげるのは、プロとしてやるべきこととやってはいけないことをわきまえていることが重要だと思うからだ。「倫理観」とあわせて、「職業倫理」といったほうが良いかもしれない。たとえ使命感があったとしても、刑事が拷問で自白をひきだすことをやってはいけないのと同じことだ。

ジャーナリストとしての教育を受けていない市民が、ジャーナリストのまねごとをするなと言っている訳ではない。ジャーナリストだったらどう行動すべきなのかを考えながら行動することが重要なのだと思う。

その意味で毎日新聞の記事の以下の記述は肝に銘じる必要があると思う。
 水島教授は「中継した人のブログから自問自答している様子がうかがえた。中継した人だっていつかは撮影されて配信される側になるかもしれない。誰もが本人の意思とは無関係に参加せざるをえないネット社会を我々は選択したわけだ。大切なのは、このように自問自答しながらネット社会での振る舞いを身につけることではないか」と話している。
そしてそれは、今のマスコミのことを「マスゴミ」とよぶ批判精神を持った人ならば難しくないと思うのだ。他人には厳しく自分には甘いと言う姿勢で臨みさえしなければ難しくない。

次の記事はさらにいろいろな視点で書かれている。言及したかったが、ページ数が尽きた (そんなものないて)。また別項で、また宿題が... 汗。

CNET 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点: 2008/06/14
同じ空間を共有できていたのか−−秋葉原事件の撮影について

2008/06/23

台北に行ったら ...

... ここ行ってみたい。

台北之家

家族旅行にはあんまりあわないか。

旅行はやっぱり現地の生活というか息吹がわかるようなところだよな。スーパーマーケットとか。本当は市場なんかがいいんだろうけど、ちょっとハードルが高い。

観光地も地元の人達が気軽に集まれるようなところがいいと思う。淡水なんていうのはそんなところのような気がする。

追記: スーパーで買った大量の買い物を私がホテルにおいてくる間、ここの本屋で待ってもらうことにしたのですが、あまり大きいところではなく、品揃えも映画など文化活動関係が中心で、家族の待ち合わせには向いていなかったようです。今ちょうど映画祭が行われているようで、ポスターがありました(ここでやっているのかと思ったのですがそうではないようですね)。

納豆そのものです

こんばんは。納豆オンリー抜刀オルソー。すみません、意味はありません。

社会福祉法人皆の郷 第2川越いもの子作業所謹製
納豆おかき。

あけた瞬間に納豆の香り/匂い (お好みでどちらか選んで) が広がります。

口に入れた瞬間に納豆のねばねばが復活します。

いやー、お土産にと買って帰ったのですが、予想以上に受けました。

という訳で、この感動を皆さんに伝えるためにこの記事を書いています。

昨日はワタミの株主総会で、昨年最小単位株主になった私も勉強のため初めて株主総会と言うものに行ってきました。

そこではワタミが協力している全国の授産施設の製品を販売するブースがたくさんあり、私もいくつか買ってきました。その中のひとつです。

「そばうちの会」に持って行ったクッキーもそのうちの一部でした。

授産施設という言葉は初めて聞きました。→ Wikipedia: 授産所

ワタミの株主総会のお話はまた別稿で。食の安全や介護などビジネスを通じての社会貢献など、共感できるところが多くありました。

追記: 株主になるならここ↓が一番魅力的かも。

エイベックス株主限定ライブ (毎日新聞 2008年6月22日)